Kiina40歳のお誕生日前日の9月5日、「男の絶唱」のカップリング違い3タイプのシングルが発売されました。
・「坂場のひとりごと」のDタイプhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-17344.html
・「芝浜恋女房」のEタイプhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-17345.html
・「片恋のサルサ」のFタイプです。https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-17346.html
Dタイプのカップリング曲「酒場のひとりごと」のKiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=INrFI2v_vIc
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/235337/
かず翼先生、桧原さとし先生による、しみじみとした酒場唄です。
Kiinaは「主人公は1番でふるさとを、2番で恋人を、3番で亡くなった友達を思います。僕自身、若くして亡くなった友達がいるので、彼をしのぶ歌が歌いたかったんです。お酒を飲みながら、彼の隣にいるような気持ちになって、あの時楽しかったよねと言いながら。僕の友達は6年前に、32歳の若さで旅立ちました。人の命ってはかないなって思った時に、亡くなった人たちとの思い出を無駄にしたくない、歌にしたいと思いました」と心情を吐露しています。
Kiinaがご家族とワンちゃんたち以外に具体的にプライベートのお話をするのは珍しいことです。
とてもとても大切なお友達だったのでしょう。歌になったことで、そのお友達はKiinaの中で永遠に生き続けるのですね。
とは言っても、Kiinaは決して感傷に溺れず軽めにこの歌を歌っています。
「居酒屋さんで独りで飲む時には大声は出さないですよね。想い出をつぶやくように、語るように」を心がけたそうです。
でも、最後のロングトーンに、ふるさとを思い、恋人を思い、友人を思う心情が深く込められているように感じました。
静かだけれど、地味だけれど、しみじみとした大人の等身大の歌だと思います。
2017年後半も歌い続けることになった「男の絶唱」ですが、Kiinaは「この曲は一年かけて歌う作品だという思いは、最初からありました。何よりファンの皆さんもこの曲をすごく愛してくださっている。東京国際フォーラムで初披露した時の熱気は今でも忘れません」とお話ししています。私もあの時の興奮は忘れられません。
さらに「僕にとって『男の絶唱』は白雲の城』の延長線上にある歌。長く歌えば歌うほど、歌としての生命力を輝かせていくタイプの作品だと思う」。
熊本城で「白雲の城」を歌った時に、15年前の歌なのに、また新たな生命の誕生を「白雲の城」から感じたのだそうです。
「そうやって生き続けていく作品との出会いが歌手としての財産になると思います」と。