アルバム7曲めは「あれから」です。KIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
神龍に乗ったKIINA.が「限界突破×サバイバー」のパフォーマンスで話題をさらった2019年の紅白歌合戦で、同じく話題になったのがAIで再現した美空ひばりさんの「あれから」でした。
いち視聴者の目線で言うと色々思うところはありますが、KIINA.にとっては特別な感慨を持つ曲だったのでしょうね。
ご生前のひばりさんと親しくされていた長良会長から沢山お話しも聞かされていたでしょうし、アーティストとしても最大限の尊敬を抱いていたでしょう。歌一筋だった生き様にも共感していたでしょう。
「『あれから』を初めて聴いたときに、ひばりさんの声で、自分に語りかけてもらっているような感じがして、すごく涙が出て、ひばりさんが見ていてくれているから、また頑張ろうとっていう気持ちになりました」(雑誌インタビューより)
「あれから」をKIINA.はとても素直な澄んだ美しい声で歌っていますね。聴いているすべての人を優しさのベールで包みこんでくれるような歌声です。
「わたしの分まで、まだまだ頑張って」と、誰よりもKIINA.ご自身がひばりさんに言っていただきたかったのでしょうね。
この想いが2021年の紅白での「歌は我が命」の歌唱に繋がったのかな?という気がします。
この年の第25回AMDアワードで AI美空ひばりさんは大賞を、KIINA.は理事長賞を受賞。受賞式に同席されたひばりさんのご子息の加藤和也さんに「あれから」をカバーしたことをご報告して喜んでいただいたそうです。
書き忘れましたが、「あれから」は「カバー・セレクション」の最終曲として収録されています。