アルバム「演歌名曲コレクション19〜満天の瞳〜」の最後は、美空ひばりさん「港町十三番地」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=vrHtQkODRRk
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/158081/
1957年、ひばりさん20歳の時に発売されたマドロスものです。横浜生まれのひばりさんと当時所属されたのコロムビアの本社及びレコードプレス工場が川崎に(川崎市川崎君港町)あったことから、「港町」は横浜と川崎を示していると言われています。
オリジナル曲は第一声からひばりさん独特の歌い回しですね。
Kiinaの解説では「5年ほど前にカラオケを一度録っていて、レコーディングも済ませていたのですが、まだ年齢的に早いかな』というスタッフの意見で見送られました」とのことですが、私などにはこれの前にカバーした「柔」の方がずっと難しいように思えるのですが。
Kiinaは「今でも『ひばりさんの歌を歌わせていただくのは100年早い』と思いながら歌わせていただいている」とお話ししていますが、この歌も"ひばり節"にとらわれることなく、しっかりKiinaらしい「港町十三番地」になっていると思います。
ひばりさんはコロムビアの大貢献者であり、それを継ぐのはKiinaであるとの認識が関係者にもあって、「下手なものは出せない」とカバーすることにより慎重になっているのかもしれませんね。
今さらになりますが、このアルバムのジャケ写でKiinaと一緒に映っているのは、日本コロムビアが家電を販売していた頃の「Columbia」ブランドのカラーテレビです。