アルバムDISC2はカバー曲集。1曲めは岡晴夫さんの「憧れのハワイ航路」です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-34503-4.html
Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=vprsKG_bgiY&pp=ygUY5oan44KM44Gu44OP44Ov44Kk6Iiq6Lev
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/230992/
オリジナルは昭和23年の発表曲です。ハワイ航路自体は戦前からの日本郵船の花形航路だったそうですが、その後アメリカと戦って敗れて多くの国民が犠牲になって、まだ日本に戻れない兵士も多くいる中で、こんな底抜けにハワイ→アメリカに憧れる曲がヒットしたんだと思うと複雑なものがあります。
逆に言えば、この軽快なメロディーと岡晴夫さんの明るい歌声が平和の到来と開放感を実感させてくれたのでしょうね。
「演歌名曲コレクション7」のリリース直前、Kiinaは30歳の誕生日を迎えました。
「憧れのハワイ航路」を歌うKiinaの声には初期のアルバムの頃の少年ぽさは感じられませんが、持ち前の明るい声質はよりしっかりとしたものになったように思います。
「憧れのハワイ航路」のように明るい軽快なリズムの曲はKiinaの独擅場で、さまざまなステージで溌剌と伸びやかな歌声を披露してくれましたね。
Kiinaが歌うと自然に客席から拍手が起こり、観客はみな笑顔になりました。