DATデッキ、カセットデッキの修理

DATデッキ、カセットデッキの修理の内容を紹介させていただきます。

SONY カセットデッキ修理

2019-01-14 00:54:51 | カセットデッキ修理

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緊急 悪魔の所業 カセットデッキの悪質修理・販売業者にご注意ください!

 

 

かつての貴重な名機 カセットデッキを破壊し続ける悪質修理・販売業者の情報は、こちらをポチっとクリックしてください。

 

戦慄 悪質な自称修理・破壊業者の詳細は、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

 

修理のお問い合わせは、こちらをポチっとクリックしてください。

 

 

当方、DATデッキの修理用部品(ピンチローラー)につきましても精度の高い部品を使用しております。

 

精度の高い部品(ピンチローラー)の使用例につきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

※カセットデッキ用のピンチローラーにつきましては、専用の部品の製造が間に合っておりません。 申し訳ございません。

 

 

 

カセットデッキの修理のお問い合わせは、こちらをポチっとクリックしてください。 

 

DATデッキの修理のお問い合わせは、こちらをポチっとクリックしてください。

 

 

 

 

あまりにも杜撰な業者ばかりで、現在、積極的にお奨めできる業者はありません。

現在、ネットオークションに出品している転売業者は、すべてクズです。

 

特に下記のIDで転売しているクソ転売ヤーにご注意ください。

こいつらは、貴重な名機を次々と破壊するカセットデッキの連続レ○プ犯です。

 

 

 

悪質業者の杜撰なイジリー処置

上記の写真は、悪質な自称修理業者が、いじったカセットデッキの写真です。

テープのエッジが、録音・再生ヘッドのテープガイドに当たっていることがわかると思います。

 

上記の写真は、自称修理業者が修理した(実際は修理ではなく破壊した)カセットデッキの写真です。

赤丸の箇所をご覧ください。

テープのエッジが、録音・再生ヘッドのテープガイドに接触していることがわかると思います。

この状態では、大切なテープのエッジを傷つけ、録音・再生ヘッドのトラック上をテープが正しく走行しませんので、互換性がとれなかったり、A面とB面とで、音質の差が生じてしまいます。

 

 

自称修理業者は、ことごとく破壊しています!
自称修理業者が弄ったTC-KA3ESの写真です。
テープパスが出鱈目です。 
自称修理業者にTC-KA3ESの修理を出された方、ご愁傷様です。
 
 
 
自称修理業者が弄ったTC-222ESAの写真です。
テープパスが出鱈目です。 
自称修理業者にTC-K222ESAの修理を出された方、ご愁傷様です。
 

 

 

 

 

高齢者を狙った悪質商法

かつての貴重な名機を破壊する カセットデッキの転売ヤーは、落札者の苦情に対して、仕様、テープのせいだと言って相手にしません。

また、加齢により、高い周波数の音が聞き取り難くなるのをご存知でしょうか。

 

年代別の聴力レベル

上記の図は20代を基準とした年代別の聴力レベルを示した図です。

上記の図をご覧になり吃驚されたのではないでしょうか。

20代を過ぎると聴力のレベルが徐々に低下しますので、聴力が低下していることに自覚することが困難です。

悪質業者の杜撰なイジリー処置により、まともな音質が得られていませんが、ご自身の聴力が低下しているため、杜撰な処置にお気づきになれないのです。

 

こちらのサイトで、ご自身のお耳の簡易的なチェック(どの程度の周波数まで聞こえるか)を行うことができますので、こちらをポチっとクリックしてください。

かく言う私も15000Hz(15kHz)くらいまでしか聞こえません。

 

 

 

 

 

SONY製カセットデッキ メカニズムTCM-200Dを採用した機種の修理の一部をご紹介させていただきます

 

 

デジカメのレンズに汚れが付いていたため、画像の一部がボケております。申し訳ございません。

下記の画像をクリックしていただきますと、詳しい情報がご覧いただけます。

 

修理前のヘッド、ピンチローラーの状態です。

 

 

 

ヘッドのクリーニング

ヘッドのクリーニングを行います。

錆が残っていますが、当方では研磨、研磨剤を使用したクリーニングは行いませんので、ここまでが限界です。

錆の箇所はテープと接触する箇所ではございませんので、ご容赦ください。

 

 

 

 

ピンチローラーのクリーニング

クリーニング前

 

 

 

テイクアップ側ピンチローラー 内部まで埃が入っていますので分解して清掃します。

 

 

テイクアップ側ピンチローラー 内部まで埃が入っていますので分解して清掃します。

 

 

 

清掃してきれいになりました。

尚、当方ではピンチローラーの寿命を短くする化学薬品等は一切使用しておりませんので、ご安心ください。

ましてや、研磨など行いませんので、ご安心ください。

 

 

 

サプライ側ピンチローラーは汚れと油分が付着しています。

 

 

テープガイドにも油分が付着していますので、分解して清掃します。

 

 

清掃してきれいにします。

 

 

テイクアップ側 サプライ側とも、きれいになりました。

左側(サプライ側)のピンチローラーは油分が付着して、劣化が進み、ひび割れたりします。
右側(テイクアップ側)よりも劣化していることが多いです。

劣化が著しい場合は中古部品、もしくは代替品と交換させていただきます。

 

 

 

フライホイールのクリーニング

テイクアップ側

 

 

清掃してきれいにします。

 

 

 

サプライ側

 

 

サプライ側

 

 

テイクアップ側 サプライ側とも、きれいになりました。

 

 

 

キャプスタン基板の処置

チップ電解コンデンサーが劣化していますので交換します。

 

 

回路基板を傷めないようにチップ電解コンデンサーを丁寧に取り外します。

コンデンサーの液漏れで、半田をはじいてしまいますので、半田の合金層を形成できるように下地の処理を丁寧に行います。

製造段階で発生した半田ボールが付着していますので、除去します。

 

 

製造段階で発生した半田ボールが付着していますので、除去します。

 

 

余分なフラックスも除去します。

チップ電解コンデンサーを取り付ける準備ができました。(半田の下地処理が完了しました。)

 

 

チップ電解コンデンサーを取り付けました。(チップ電解コンデンサーを半田づけしました。)

 

 

キャプスタンベルトにつきましては、ベルトを傷めないクリーナーで清掃させていただきます。

劣化が著しい場合は代替ベルトと交換させていただきます。

 

 

 

リールブロックの処置

MD基板に油分が付着していますので清掃します。

 

 

取付板に油分が付着していますので清掃します。

 

 

リーフスイッチの接点を清掃します。

 

 

ロリータエンコーダーの接点をクリーニングします。

 

 

リールモーター、アシストモーターの軸受けの処置を行います。

劣化が著しい場合は中古部品と交換させていただきます。

 

 

リールブロックの組み立てを行います。

 

 

レバーFRの清掃を行います。

 

 

レバーFRを清掃してきれいにします。

 

 

バックテンションレバーの剥離対策処置を行います。

 

 

バックテンションレバーを清掃して剥離対策処置を行います。

 

 

 

リール台を分解してクリーニングを行います。

 

 

モードカムギヤー、各種部品が汚れていますので、分解してクリーニングを行います。

 

 

メカデッキを清掃します。 分解・清掃前

 

 

メカデッキを清掃します。清掃後

 

 

裏面もていねいに清掃します。

 

 

経年変化でリフトレバーに錆が発生しています。

 

 

経年変化でリフトレバーに錆が発生しています。

 
 

経年変化でリフトレバーに錆が発生していますので錆を落とします。

 

 

 

 

リ-ルブロック、フライホイールブロック、レバーFR、その他部品を取り付け、メカデッキを組み上げていきます。

 

 

テープパスの調整を行います。

テイクアップ側のピンチローラーと録再ヘッドを取り付けてテープパスの調整を行います。

60分までのテープと60分を超えるテープは、テープの厚みが異なりますので、テープの走行の位置(高さ)が異なります。

どのテープでもヘッドのテープガイドに接触しないようにテープパスの調整を行うのが理想ですが、現実には上記の理由から、どのテープでも満足させるような調整は困難です。

修理をお申し付けの際は、どの長さのテープの調整を優先させるかを指示いただけましたら幸いです。

 

次に消去ヘッドを取り付けてテープパスの調整を行います。

 

サプライ側のピンチローラーを取り付けていないのは、取り付けるとテープパスの調整ができないからです。

サプライ側のピンチローラーの取り付けは最後に行います。

 

 

メカデッキをデッキに取り付けてから、自称テープパスの調整を行っている修理業者(破壊しているので修理とは言えないと思いますが)が存在しますが、テープパスのことを理解していないことを自ら晒していると言えます。

 

このような修理業者に大切なデッキを弄らせるべきではありません。

 

 

 

次回、テープパス、メカデッキの調整編に続きます。

 

 

テープパスの調整方法の一部をご紹介させていただきます。

 

緊急!

現在、積極的にお奨めできるカセットデッキの修理業者は存在しません。

やはり、カセットデッキの修理は熟練が必要です。

素人の業者では厳密なテープパスの調整は困難です。

時間ができましたら、ソニーサービスでカセットデッキの修理を担当させていただいた私がカセットデッキの真の修理を再開させていただきます。

 

 

メカデッキを本体に組み込んだ状態ではテープパスの調整は絶対にできません!

メカデッキを本体に組み込んだ後では、いくらミラーカセットを使用してもテープパスの調整はできません。

メカデッキを本体に組み込んだ状態で、ミラーカセットを使用したり、アジマス調整を行う業者は、すべてクズ業者とお考えください。

 

 

テープパスの調整方法

工夫すれば、上記の写真のようにして、テープパスの調整を行うことができるようになります。

テープ走行の要となりのは、テイクアップ側のキャプスタンとテイクアップ側のピンチローラーです。

テイクアップ側のピンチローラーを交換するとテープの走行位置が微妙に変化します。

ましてや、メーカー純正の部品と異なるピンチローラーに交換すると、テープパス全体の再調整が必要になります。

テイクアップ側のピンチローラーと録音・再生ヘッドを取り付けて、録音・再生ヘッドのテープガイドに、テープの両端が触れない様に録音・再生ヘッドの高さ、あおり調整を行います。

 

ヘッドの高さ、あおり等、カセットデッキのテープパスの調整に欠かせない治具です。

テープパスの調整に欠かせない治具を所有しても調整を行う技量が伴わなければ意味がありません。

クズ業者は、テープパス調整用の治具の存在すら知らないでしょう。

 

テープパスの調整のために治具を使いますが、キャプスタンとメカシャーシが90度になっていない場合が多く、治具による調整のみでは不十分です。

最終的に録音・再生ヘッドが上昇した時に、録音・再生ヘッドとキャプスタンが平行になり、かつ録音・再生ヘッドのテープガイドに、テープの両端が触れない様にテープパスの調整を行います。

このような調整には熟練が必要です。

 

あまりにも杜撰な業者ばかりで、現在、積極的にお奨めできる業者はありません。

現在、ネットオークションに出品している転売業者は、すべてクズです。

このページで、実名を挙げたいくらいです。

 

その次に消去ヘッドを取り付け、消去ヘッドの高さ、あおり調整を行います。

この時、録音・再生ヘッドのテープガイドにテープの両端が触れずにテープが走行することを確認します。

最後にサプライ側のピンチローラーを取り付けて、高さ調整を行います。

サプライ側のピンチローラーを圧着、圧着を解除してもテープ走行に変化がないことを確認します。(録音・再生ヘッドのテープガイドにテープの両端が触れずにテープが走行することを確認します。)

サプライ側のピンチローラーはテープの走行を規制するのではなく、クローズド・ループ間の微弱なバックテンションを与えるものでなければなりません。

 

キャプスタン、録音・再生ヘッド、消去ヘッドが平行になるように、あおり調整を行います。

この調整は、長年、カセットデッキの修理に携わった者でしかできません。

メカデッキを本体に組み込んだ状態では、テープパスの調整は絶対にできません。

 

 

FWDトルク、バックテンショントルクの調整・確認を行います。

 

 

ミラーカセットを使用してテープの走行状態を確認します。

 

 

テープの厚みの異なるミラーカセットを使用して確認します。

録音・再生ヘッドのテープガイドにテープの両端が触れずにテープが走行することを確認します。

 

 

録音・再生ヘッドのテープガイドにテープの両端が触れずにテープが走行することを確認します。

 

 

ワウ・フラッターの確認を行います。

ワウ・フラメーターも所有しないクズ業者が修理を請け負うなんて世も末です。

 

 

私が整備を行ったテープパス調整後の写真です。

これが、真のカセットデッキの修理です。

修理の一部を公開させていただきました。

 

 

 

 

クズ業者にご注意ください。

上記の写真は、北海道の破壊業者が自称修理したカセットデッキの写真です。

テープのエッジが、録音・再生ヘッドのテープガイドに当たっていることがわかると思います。

 

上記の写真は、北海道の破壊業者が自称修理したカセットデッキの写真です。

赤丸の箇所をご覧ください。

テープのエッジが、録音・再生ヘッドのテープガイドに接触していることがわかると思います。

この状態では、大切なテープのエッジを傷つけ、録音・再生ヘッドのトラック上をテープが正しく走行しませんので、互換性がとれなかったり、A面とB面とで、音質の差が生じてしまいます。

北海道の破壊業者に注意してください。

大切な愛機を破壊されないように、くれぐれもご用心ください。

 

北海道の破壊業者につきまして、詳細は、こちらをポチっとクリックしてください。

 

 

 

 

 

 

 

テープパス、メカデッキ調整編は時間がとれましたら公開させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


TC-K777ES修理

2019-01-07 21:07:30 | TC-K777ES

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SONYカセットデッキ TC-K777ES修理

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カセットデッキ修理  死ぬまでに、これからの皆様へ、お伝えしたいこと

2019-01-01 13:02:33 | 死ぬまでにお伝えしたいこと

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近年、カセットテープ、カセットデッキにご興味を持たれている方が多くなっているそうです。

失礼ですが、カセットテープ、カセットデッキの仕組みについて、誤った解釈をされている記事が多く、正しく記載されたページがないように思います。

長年、カセットデッキの修理に携わってきた経験・知識を若い、これからの皆様へ、お伝えしておきたいと思います。


アナログ磁器録音システムの仕組み

ノイズリダクションシステム

ブリージングとは?


時間がとれましたら、更新させていただく予定にしています。








SONY製 ESシリーズ3ヘッドカセットデッキ  ピンチローラークリーニング方法

2018-11-25 22:56:05 | ピンチローラークリーニング

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ナカミチカセットデッキ修理

パイオニアカセットデッキ修理

 

SONY製 ESシリーズ3ヘッドカセットデッキ  ピンチローラークリーニング方法

 

 

ソニーカセットデッキに装備された「お掃除モード」につきまして

 

①カセットデッキをアンプ等に接続している場合、アンプのボリュームを絞っておいてください。

②カセットデッキのOPEN/CLOSEボタンを押しながら電源スイッチをONにしてください。

上記の②の操作によって、カセット蓋(カセットホルダー)が自動的に開いて、ヘッド、およびピンチローラーが上昇します。

ピンチローラーがキャプスタンに圧着して、ピンチローラーが回転しますのでピンチローラーのクリーニングを行うことができます。

麺棒に、市販のカセットデッキ用のクリーニング液を適量浸して、ヘッド、キャプスタン、ピンチローラーをクリーニングしてください。

 

オーディオテクニカさんから、ヘッド、ピンチローラーのクリーニング液と麺棒がセットになった製品が販売されていますので、そちらをお求めください。

オーディオテクニカ audio-technica AT6037 [ヘッド&ピンチローラークリニカ]

 

決して化学薬品でクリーニングを行う愚行は、なさらないでください。

 

 

 

上記は以前、私が修理させていただいたカセットデッキの写真です。

カセットデッキの真の修理はテープパス等の調整に数日間の工数を要します。

わずか数時間のやっつけ仕事で修理を請け負う悪質業者が存在します。

くれぐれもご用心ください。

 

間違ったクリーニング方法を偉そうに紹介する業者がいます。

故障の原因になりますので、間違ったクリーニングは行わないでください。

間違ったピンチローラーのクリーニング方法につきましては、こちらをポチっとクリックして、ご覧ください。

 

カセットデッキの破壊行為につきましては、こちらをポチっとクリックしてください。

 

 

 

 

 


カセットデッキのバイアス調整

2017-10-02 23:37:31 | バイアス調整について

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カセットデッキのバイアス調整につきまして

この記事は文献を見ながら書いたものではございません。

私の若い頃に得た記憶をたよりに書いておりますので、誤った記述がございます。 

後日、加筆、修正させていただきます。

 

近年、カセットテープの音は、デジタルにない暖かい音がする等、意味不明のことを平気で書いている雑誌、頭のおかしなライターの記事を目にして、また、カセットテープを使用して録音するカセットデッキについても、誤った解釈をしておられる方が多すぎてビックリします。

このままでは、「カセットの音って、もしかしたらいい音なのかも」等、幻想を懐く方、誤った知識を持たれる方が増殖してしまうのではなかと思います。

そのような方に一言申し上げたく、どうしても黙っていられなくなり、この記事を書かせていただきます。

 

理想の録音機

実際には存在しませんが、理想の録音機があるとすれば、それはインプットされた音とアウトプットされた音がイコールになることだと思います。

ソースとテープを切り替えて、同じ音がするということではなく、あくまでもライン入力とラインアウトが同じになるということです。

 

カセットテープ

正式にはコンパクトカセットテープと呼ぶそうです。

余談ですが、「カセット」という言葉の意味はフランス語で小さな箱を意味しますので、

コンパクトカセットという表記は、二重に形容していますので、おかしなネーミングではないかと思います。

コンパクトカセットテープは、ご存知のようにオランダの多国籍企業フィリップスが、メモ録音用に開発したシステムですので、音楽の録音・再生を想定して開発したものではございません。

余談ですが、オランダは風車とチューリップの優しい国なんてイメージを持たれているお花畑に住んでいる方もいらっしゃるかと思いますが、とんでもないことです。

オランダは、かつて、覇権国家として世界に多くの植民地を持ち、支配して奴隷として働かせ、収奪していた悪魔の国だったことを知るべきです。

そんな国の多国籍企業がつくったクソ規格のカセットテープですので、ハイファイ用途には使えず、理想の録音機とは、ほど遠い存在です。

 

カセットテープの音の限界

カセットテープには、さまざまな弱点があります。

回転ムラ、ヒスノイズは、一般的に知られていますが、その他にも下記が問題です。

①高音域の音が大きな音で録音できない

高い周波数の音を録音レベルを上げて録音することができません。

②変調ノイズ

走行中にテープが細かく揺さぶられ、主に高い周波数の音にノイズが付帯されます。

③テープによって音が変わる

これがおもしろい、カセットテープの楽しみだなんて言う方もいらっしゃいますが、私は録音機として欠陥であると思います。

 

私は、何故、今更、こんな欠陥システムで録音をするのか不思議でなりません。

カセットテープを使用しての録音・再生には限界があり、デジタル録音機(DAT)の登場を心待ちにしていました。

DATの長所は、カセットテープの弱点をすべて克服したものになります。

 

前置きが長くなりましたが、上記③の「テープによって音が変わる」

この欠点を、ある程度、解消するため、カセットデッキによっては「バイアス調整」できる機種があります。

 

バイアスとは

バイアスは、テープに歪みの無いように録音・再生するために重畳する高周波

本来であれば、磁気記録再生の原理から、ご説明しないといけませんが、時間がとれないため、結論だけ、書かせていただきます。

カセットテープを使った磁気記録には「交流バイアス法」が用いられています。

これは、音声信号に高周波を重畳(バイアス)して記録する方法です。

具体的には60~70kHzの高周波を音声信号に重畳します。

後年に発売されたカセットデッキはS/N比の向上のため、105kHz、210kHzの高周波を重畳しています。

上記は磁化曲線の図になります。

頭の良い方は、上記の図をご覧いただいただけで、理解していただけると思いますが、

磁界0の付近は曲線になっていますので、この付近のみ(バイアス無し)で録音・再生しますと、(録音できますが)音が歪んでしまいます。(音も小さくなります。)

磁化曲線の直線部分を使用して録音・再生するため、バイアスをかけます。

(磁化曲線の非直線領域をバイアスで埋めて、直線領域だけを使って、歪みの無い録音・再生を行うようにしています。)

バイアスは、テープに歪みの無いように録音・再生するために重畳する高周波です。

 

 

バイアス調整による音の変化(バイアス調整の目的)

バイアス調整を行って、主に周波数特性をフラットにします。

結論だけ書かせていただきます。

 

バイアス調整つまみを右側に回すと(バイアス電流を増やすと)

①高音域が低下します。

②MOL(主に中低域の実用最大出力レベル)が上昇します。

中低域中心の音楽は録音レベルを上げて録音することができます。

③SOL(主に高音域の実用最大出力レベル)が低下します。

高音域が多く含まれる音楽は(バイアス電流が少ないときと比べて)録音レベルを下げて録音しないと音が歪んでしまいます。

④高調波の歪が減少します。

 

バイアス調整つまみを左側に回すと(バイアス電流を減らすと)

①高音域が上昇します。

②MOL(主に中低域の実用最大出力レベル)が低下します。

中低域が多く含まれる音楽は録音レベルを下げて録音しないと音が歪んでしまいます。

③SOL(主に高音域の実用最大出力レベル)が上昇します。

高音域が多く含まれる音楽を(バイアス電流が多いときと比べて)録音レベルを上げて録音することができます。

④高調波の歪が増加します。 

 

実用最大出力レベルとは、どこまで録音レベルを上げて録音できるかということです。

アナログのカセットテープシステムは、録音レベルを上げていくと徐々に歪が増加します。

録音レベルを上げていって、3%の歪みになったレベルを実用最大出力レベルとしています。

バイアス調整つまみを回すと周波数特性が変化するだけでなく、録音できる最大レベルも変化することを考慮しなければなりません。

今更、こんな面倒なシステムで録音なさいますか?

 

 

バイアスを増やすと、どうして中低域のMOLが上昇し、高音域のレベルが低下するの?

 

正確さに欠け、また、ボキャブラリーが貧困で上手くご説明できず申し訳ございませんが、中低域はテープの磁性層の深層部に、そして高音域はテープの磁性層の表層部に記録されることに関係しています。

 

アナログのカセットデッキでは、音声信号を、そのまま磁気の変化に変えて磁気テープに記録していますので、中低域は波長が長く、磁気テープの深層部に記録されます。

高音域は波長が短いため、磁気テープの表層部に記録されます。

 

中低域は磁気テープの深層部に記録されるため、バイアス電流を増やすとテープの深層部まで、たっぷりと磁界が届き、より、強く記録されます。

余談ですが、3ヘッドカセットデッキのように録音ヘッドと再生ヘッドが独立している構成の場合、録音ヘッドのギャップ(磁気の出入りする隙間)が、再生ヘッドに比べ、少し広く設計しているのは、磁界をより多く放出するためです。

 

結果、バイアス電流を増やすと中低域のMOLが上昇します。

 

高音域は磁気テープの表層部に記録されるため、バイアス電流を増やすと、より大きくなった磁界により、(磁気テープの表層部に記録される高音域は)消されてしまい減衰してしまいます。

メタルテープの高音域の再現性が良いのは保磁力が高く、消え難いためです。

 

以上、上手く、ご説明できず申し訳ございません。

 

 

 

余談ですが、ソニーの高級カセットデッキTC-K777ESは、高級テープを使用したときに、ずば抜けたS/Nと、中低域主体の音楽を可能な限り録音レベルを上げて録音できるような設計(音作り)がされています。

これは、ほとんどの音楽が中低域中心だからです。

反面、高音域は倍音が録音できる程度で良いと、割り切った設計ですので、高音域が多く含まれた音楽を録音レベルを上げて録音する用途には向きません。

カセットテープを使用するシステムでは、原理上、妥協せざるをえず、万能な録音機を作ることはできないということです。

 

高級テープについて

一般的に高級テープは高音域の再現性が高いため、ハイ上がりの音になります。

録音レベルの飽和点も高いため、この特性をさらに活かすために、

バイアス電流を多くして、中低域の録音レベルを上げて録音することができます。

 

 

以上、下手な説明で申し訳ございません。

長文を最期まで、お読みいただきまして誠に有難うございました。

 

次回、録音イコライザーの使い方について解説できたらと思います。