ジュニア強化を目指し活動を続ける仙台のバレーボールクラブチーム「TEAMi」。毎年恒例となっている全国大会(第10回ヤングバレーボールクラブ交流大会・9月15,16日、大阪なみはやドームで開催)に向け、懸命に練習に励んでいる。
大会にはトップチームのTEAMiと2年生中心のTEAMiSENDAIの2チームが出場し頂点を狙う。
今年は例年以上にきつい練習を行ってきた。「今までの子より、練習や遠征が多い。これまでと同じように、目先の目標ではなく、将来活躍できるようにというスタンスは変わらない。次の大会は、やってきた練習の力試しとして挑んで欲しい」と代表の板垣光則氏。
夏の合宿では一つ一つのプレーを大切にして、厳しい練習も積んだ。朝練から400本打つこともあったという。確かに練習を取材に行くと「おっ、なんかいつもと違う」というピリピリ?とした雰囲気が体育館に漂う。しかしながら、「集合写真を撮るよ」、と全員集合すると、いつも通り明るく、可愛らしい満面の笑みがメンバーからこぼれて、ほっと一安心。
トップチームTEAMiの柴小屋志織主将は「練習がきつい分だけチームが一層まとまった。意識が高まってミスも減った。練習はきつくても楽しい。自分自身も筋肉がついて、速攻に磨きがかかったかなと感じる。全国大会ではTEAMiらしいバレーをしたい。笑顔でプレーをしてく」と気合いを入れる。
TEAMiSENDAIの上野結主将は「アタッカーとセッターのコンビがよく、粘り強いチーム。全国大会では日本一を目指し、強豪チームの一つひとつのプレーをしっかりみて勉強していきたい」と意気込んでいる。
(アサヒスポーツボイス07.9.3掲載記事)
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