
いよいよ第14回全国ヤングバレーボールクラブ男女優勝大会が大阪で開催されます。クラブからは男子1チーム女子2チームが出場します。
今回、被災地である宮城は3位チームまで出場が認められました。子どもたちに夢を与えてくださった大会主催者に感謝いたします。
今年、女子は宮城県予選に初めて3チーム出場しました。ヤングバレーの理念であるすべての選手に出場機会を与えるといった趣旨を踏まえ、所属選手全員に出場機会を与えようと考えました。もともとクラブの中では3チームに分かれて活動しておりましたので、出場に関して問題はありませんでした。しかし、これまでのように1チームに絞らない今回の予選会出場は、すべてのチームが共倒れになり全国大会に出場できないリスクもありました。このことについては、何度もコーチングスタッフとミーティングを持ち、それでも大会を通して選手が成長することを考えれば、それは何事にも変えられないということになりました。
県予選では、TEAMiとTEAMiSENDAIが準決勝で対戦することになり、フルセットジュースで勝敗が決まるといった結果となりました。当初同一クラブでの対戦は、アイの中での選手・保護者・スタッフの人間関係の軋轢なども懸念されましたが、お互いの健闘を讃えあえるいい結果となりました。
欧米でのクラブチームの大会では、同一クラブから多数のチームが同じユニフォームを着て参加しています。これは選手育成を第一に考えているからです。プレーヤーズファーストであれば、出場機会を与えることは大切なことです。今後各県での予選会に同一クラブから複数チームが出て、貴重な試合の経験を積めるようにしていただけたらと思います。その中で県代表を決めればいいわけですから、それがもともとのヤングバレーの存在意義だと思います。
今回のチームアイの出場が、子どもたちの出場機会の拡大につながることを期待しています。
それでは大阪でお会いしましょう。
チームアイ代表 板垣
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