降った 大雪なのに また降った。
交通機関が止まっているようだ。
温度はさほど下がっていない。
除雪の音が4時ごろから聞こえている。
何より 大きな音が聞こえる。 窓枠に着いた雪が落ちていく音。
最初 なんの音がわからず 部屋を見て回ったものである。
雪はきれいだ。 それは仮の姿。
本当は 恐ろしい。
雪国に来てそう思った。
急こう配の屋根を滑り降りる雪、 機関車が動き出す音に、にている。
1度目は 吃驚した。
その物体が落ちた後は 大きな山になっていた。硬い雪に。
下敷きになれば、命を落としていただろう。
サラサラ雪にロマンを感じる、 もう 大人だ。