風の日記

2010.4.10にうちに嫁いできた保護犬だった風(ふう)ちゃん。次は飼い主てらこやが嫁ぐことに。

ホメオパシーレメディ使ってみた

2012-01-20 23:19:27 | 
風ちゃんのアレルギーの正体が
ハウスダストでほぼ間違いないことがわかりました。


友達の家におじゃまするイベントがあるときは
「ふ」のつく友達や「レ」のつく友達と
たいてい暴れて遊んでます(笑)
その時舞い上がった目に見えないチリに
反応しているのでしょう。
おともだちのパパママが暴れた直後に
痒がる風ちゃんに気づいて確信しました。

てらこや家では暴れるにも限度があるので
布団を使って遊んだ時や
カーテンの開け閉めの瞬間に痒がりやすい程度。



てらこやとしては風ちゃん自身が
ハウスダストに強くなって、
どこでも思い切り遊ばせてやりたい
という気持ちがあったので
サプリメントの類いを検索しました。
すると『ホメオパシーレメディ』
というものにたどり着きました。



一応てらこやは西洋医学の考えに基づいて
医療に従事しているつもりで
手放しにサプリやセラピーを信用しません。
レメディなんて説明に
「パワー」とか書いてあって非常に困りました(笑)
調べてみるとレメディは効果が
あるともないも証明し切れていないようで、
今のところの知見は「プラセボ効果程度」らしい。

けれどもレメディの成分を見ると、
ハーブと、ほとんどそれが存在するとはいえないほど
希釈された成分で(風ちゃんのはハウスダストの成分)、
ショック等のリスクはほぼないと考えました。

というわけで騙されたと思って
風ちゃんに与えてみる事に。
黒っぽい液体を1日3回、最長で5日与える。
さすが鼻センサー、フードに混ぜたら怪しんでました(笑)




5日間続けた結果、すごく痒がる様子はなくなった。
が、効いたかどうかもわからなかった(笑)
副作用はみられなかった。



レメディですが、賛否両論あるようで、
賛成立場の意見は、悪く言えば盲目的に
信用しているところがあり、
レメディによる一時的な症状の増悪を
「好転反応」とし、良くなる兆候であるとしています。
しかし、これは症状の悪化を知っていながら
見落とすことになりかねないと思いました。
実際に「HIV予防に効く」と信じて接種したレメディで
HIVにかかったなんて事例があるという噂もあります。
今回の風ちゃんへの使用に関しては
アレルギーの薬をあらかじめ用意した上で
いざ悪化を認めた場合には
ためらわずに与薬する計画でした。



否定的な意見も書きましたが、
実際に西洋医学者によって行われた
レメディを否定するための研究では
その有効性を否定できない結果が出たり、
害があるとは一概に言い切れないのも事実のようです。



結局何が言いたいかというと
西洋医学のように何でもかんでも
薬やらで“抑え”たり、
徹底的に“無くす”のではなく
自身の力で症状を楽にする方法があれば
それを選択肢に入れることも良いと思います。
(アレルギーに関しては「減感作療法」が
犬に奏功した論文もあります。)

ただ根拠の薄い方法は、
自己責任で、悪い影響も加味した上で
使うよう注意すべきだと思います。



皇潤は信じていないのに、
愛犬のためならレメディも試してみたい
てらこやでした(笑)