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住宅ローンを借りる人にとって気になるのは、死亡や病気、けがで借金が返せなくなるリスク。それに備えるためにはどんな保険があるのか。利用する機会が多そうな三大メガバンク(三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行)について、調べてみた。
(中略)
各行ともほぼ共通なのが、病気や事故などで死亡した場合の保障だ。
死亡時に保険金で残高を事実上帳消しにする団体信用生命保険(団信)という保険を用意しており,普通は加入をローン利用の条件としている。
(中略)
次に病気やケガに備える保険。三タイプあり、各行ごとに扱う商品が違う。
第一のタイプは、重い病気にかかった時に借金を事実上帳消しにする商品。
第二は病気やケガになった場合に、一定期間ローン返済額に当たる保険金を支給し返済を事実上代行するタイプで、第三が両者を折衷した内容の保険だ。
(中略)
「謝金帳消し型」の代表が三井住友やみずほの「三大疾病保障付住宅ローン」。
日本人がかかることの多いがん(初期がんの一種である上皮内がんは対象外)、急性心筋梗塞、脳卒中の三大疾病が主な対象で、三井住友は糖尿病など五つの病気なども一定の保証をする。
(中略)
注意が必要なのは、がんは医師が診断確定をすれば対象になるが、残りの二つはすぐにはr対象にならない点。
急性心筋梗塞は労働制限が必要な状態、脳卒中は医師の診察などでわかる神経学的な後遺症(たとえば言語障害)が、いずれも六十日以上続くことが必要だ。
(中略)
三大疾病のうちがん以外はそう簡単に保障されそうにないなら「コストに見合わない」と感じる人もいそうだ。
(中略)
いずれにせよ、保険はあくまでも住宅ローンの付属品である。
「おまけ」の魅力に引かれて、金利面で大幅に不利になるローンを選んでしまったら本末転倒だ。
まず本体のローンについて、金利や総返済額が有利かを調べ、次に保険について検討してほしい。
参考:NIKKEI NET 知る・学ぶ住宅ローン成功術
http://sumai.nikkei.co.jp/know/success/back.cfm
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まずは目的を明確にして保障選びをしましょう。