ー2005年ー
各務原市役所の観光課に務めるみのりは、にんじん農家のお父さんの作ったニンジンを持たされ出勤する途中、自転車通学の学生に驚いて転んでしまう。そこに通りかかった男性が「大丈夫ですか?」と手を差し出しながら言ってくれたため、その手につかまりみのりは立ち上がる。そして相手を見たとたん、あまりの格好良い男性につい見とれてしまう。お礼を言い別れたみのりは"めっちゃイケメンやった"と思う。この出会いが、この街とみのりを変える運命の始まりだった。
各務原市は、韓国春川(チュンチョン)市と姉妹都市提携を結んでいた。そのため冬ソナの写真展が開かれる。そして、みのりの務める市役所にも、春川市から交換職員としてイ・ウォンジュンがやってくる。紹介されるウォンジュンが、今朝、手を貸してくれた男性だったため、みのりは驚く。
皆で飲みに行き、ウォンジュンのためにマッコリを頼む。ウォンジュンがみのりにマッコリをすすめるが、みのりはお酒が弱くて一度は断ってしまう。でも、同僚が飲みやすい、と言うので飲んでみることに。すこしだけ…と思っていたみのりだが、いつの間にか大量に飲み酔ってしまう。
せっかく冬ソナで名前が売れたんだから、次の手はないのかと上司はみんなに言う。酔ったみのりは、つい勢いで「韓国と言えば、まずキムチでしょう。こうなったら各務原市をキムチ日本一の町にしてまうんですよ」と言い出す。うちらでオリジナルのキムチ作って町をとうがらし色に染めてまうんですよ、と。キムチを作れるのか聞かれたみのりは、さらに「キムチくらい誰でも作れますわ」と軽く言ってしまう。
翌日。キムチプロジェクトが動き出す。しかも、みのりがリーダーに…。上司に、昨日言っとったあれだぁ、と言われるけど、みのりは酔っててそんなのすっかり忘れちゃってる。
そして市長に「今度の岐阜うまいもの祭りまでに、各務原のオリジナルキムチを完成させてくれ」と言われてしまう。
市長が集めてくれた研究会のメンバーから、次々に無理じゃないかとみのりは言われる。今時キムチなんて日本全国にあると。そしてみんなは帰ってしまった…。
最後まで残っていたのはウォンジュンだけ。でも、そんなウォンジュンも「なぜキムチですか?」と言う。上司は、せっかく春川とのご縁で注目を浴びたんで、と言うが、ウォンジュンは「日本には日本のすばらしい文化があるでしょう。真似するなんて恥ずかしいです」と言ってくる。韓国のキムチは家庭の、母の味だと。みのりはムッとして「もうキムチを作ると決まっちゃったんです」と言う。それでもウォンジュンが「私は別のものがいいと思います。名物はその土地の物でしょ。それを使えばいい。それとも各務原には何もないですか」と言うので、みのりは「あるわよ、名物くらい」と言い返すが、それは何かと聞かれて答えることができない。
みのりは夕飯が"きんぎょ飯"で顔をしかめる。それはニンジンごはんだった。みのりは苦手だからと、従妹の春香に言い食べない。
翌日。みのりの作ったキムチを食べた同僚からマズイと言われてしまう。ウォンジュンも「これはキムチではありません」と言う。さらに「本気じゃないなら、辞めた方がいい」とまで言われてしまう。白菜の塩漬け、正しくやりましたか?と、その前に言ってくれたんだけど、みのりは気づいていなさそう…。
みのりが寝ていると、ホッケーのためにみのりの家から学校に通っている春香から電話がくる。春香は玄関に忘れたスパイクを持ってきて欲しいとみのりに頼む。
みのりが学校に来ると、ウォンジュンがみのりたちにホッケーを教えていた。もとホッケー選手だったウォンジュンに学校がコーチを頼んだみたい。みのりは"仲は良くないけど、カッコいいのは認める"とつぶやく。
みのりはまたキムチを作ってみるけど、やっぱり上手くいかない…。ウォンジュンに「もっと前向きなアドバイスがほしい」とみのりが言うと「キムチをつくる時に、誰のことを思っていましたか?料理は誰かのために作るから美味しくなると思います」とウォンジュンは言う。でも、その意味がよく分からないみのりは精神論じゃなくて…と言い出すが、ウォンジュンは「韓国のオモニはいつも家族に食べてもらいたくて料理を作ります。だからキムチは母の味なんです」と言う。それを聞いたみのりは、母が幼い頃に亡くなっていたため「母の味と言われても正直分からない。それとも母の味の知らない私には、あなたの言う本物のキムチは作れないと言うことですか」と言ってしまう。そういう意味ではないと謝るウォンジュンに、みのりは「韓国人男性はママボーイが多いって本に書いてあったけど、ほんとなんやね」と言って行ってしまう。
家でみのりはキムチ作りの本を見ながら、お母さんのごはんの味なんて覚えてないわぁ、とつぶやく。
今日もまたキムチを作ろうと準備するみのり。いつものように塩を上からバラバラっと振りかけて、それをゴシゴシ…それを見ていたウォンジュンが止める。そして「塩、もっと丁寧にしてください」と言う。ウォンジュンは自分も手を洗い、1枚ずつ丁寧に塩をつけはじめる。詳しいんですね、とみのりが言うと、ウォンジュンは母に教えてもらったと言う。僕、ママボーイですからね、と。そしてウォンジュンは微笑む。
みのりもウォンジュンの真似をして作り出す。そして、行こうとするウォンジュンに、できればヤンニョムの作り方も教えてほしいと頼む。
ヤンニョムができ、それを素手で白菜にぬりながら、ウォンジュンは「韓国のオモニたちは、家族の健康を祈って、手でヤンニョムをぬります。子供達はそれを見てお母さんの手の味だと言って、世界一おいしいキムチだって自慢します」と言う。それを聞いたみのりは、自分がつけていたゴム手袋をとって塗り始める。
近所の喫茶店、エルフで食事をしながら春香から「昔からきんぎょ飯が苦手なの?」とみのりは聞かれる。コクンと頷くみのりは、子供の頃を思い出す。みのりは男の子3人に「またきんぎょ飯だ」とよくからかわれていた。そのうちの1人がその時好きだった子で、みのりは傷ついてしまったのだ…。
出来上がったキムチを食べてもらおうとウォンジュンの職場に行くと、みのりは今日は休みだと言われる。家に帰ると春香からウォンジュンが風邪を引いたと聞かされ、外国で病気なんて心細いだろうなとつぶやく。そんなみのりに春香は、一緒にお見舞いにいこうと言う。
みのりはおかゆと、トッピングにいろいろ持ってきていた。ウォンジュンは「僕のお母さんは、松の実でした」と言うので、みのりは出たお母さん自慢、と笑ってしまう。
みのりの作ったキムチを食べた同僚は美味しいと言ってくれるようになるが、このままだとオリジナルでない。何かをたしてみたらと言われる。
みのりが 家に帰ると、家にウォンジュンがいる。驚くみのりに、お礼を渡したいって言うから連れてきた、と春香が言う。
そして、いっしょに夕飯を食べることになり、出てきたのは"きんぎょ飯"だった。それを食べたウォンジュンは「これは身土不ニですね」と言う。それは何かと皆が訪ねると、ウォンジュンは、身体と土は同じものと言う意味で、生まれた土地の物を食べるのが一番身体にいいそうですよ、と言う。
そして再び、きんぎょ飯を食べるウォンジュンが、本当に美味しいですね、と言うので、父が「こいつが小さい頃母親が亡くなったもんで、見様見まねで」と言う。ウォンジュンは「僕のお父さんも作れるといいですが、母が亡くなってからは何もしません」と言う。みのりは、ウォンジュンの母が亡くなっていると知り驚く。
帰るウォンジュンを追いかけてきたみのりは「ごめんなさい」と頭を下げる。ママボーイだなんて…と言うみのりに、ウォンジュンは「気にしないでください。久しぶりにママボーイと言われて懐かしかったです」と言う。
いくつか岐阜の名物の入ったキムチを作り、市長たちに試食してもらう。味は悪くないと言われるが、これを"各務原オリジナル"にはできないと言われる。そして、期限も近づいていることから、キムチプロジェクトは解散することに…。
うまいもの祭りに別の物を出すということが決まったと話すみのりに、父が「もういっぺん市長に頼んでみるがええ」と言う。父に無理だと言うと、父はやってみないと分からないから、頑張ってみろと言ってくる。みのりは「無理って言ったら無理なの。無責任に頑張れなんて言わんといてよ。お父さんは人の気持ちがわからんのよ。きんぎょ飯のことだってそうや。昔っから何かあるとこればっかで、あたし子供のとき、みんなにさんざんからかわれたんやからね。自分の思い、勝手に押しつけんといてよ」と怒鳴るように言ってしまう。
みのりはエルフにくると、お父さんのことをグチる。あんなふうに頑張れって言われると責められてる気がして、息が詰まると。
しかし、家族よりもにんじんの方が大切なんやわ、とみのりが言うと、「たわけたことを言ったらあかん」とおばさんがみのりを叱る。そして、きんぎょ飯の話しをしてくれる。お母さんが生きているとき、きんぎょ飯にするとみのりがニンジンを食べてくれる、と言ってよく作っていたことを。そして、みのりの母が料理のレシピを亡くなる前に残していたと話す。それを見ながら、お父さんはお母さんの味をあんたに残してあげようと頑張っていたと言う。父親がどんな気持ちで作っていたかをみのりは知る。
家に帰ってきたみのりは、父に謝る。父は、唐突にニンジンの話しを始める。この辺りは水はけが良すぎて昔から何を作っても上手くいかなかった。だけどニンジンにとっては最高の土地だったと。そのニンジンを誇りを持って作ってきたと言う。そして、お前にニンジンを食べさせたくて、お母さんが一生懸命きんぎょ飯を作っていたと話してくれる。テーブルにお母さんの書いたレシピがあり、それを見たみのりは涙を流す。
みのりは市長のところに行くと、キムチプロジェクトを続けさせてほしいと頼む。地元の名物が欲しいと言うみのりは、自分達の手で自慢できる何かを作りたいと。そしてオリジナルキムチには各務原のニンジンを入れたいと言う。もともとキムチにはニンジンが入っている、と言う意見を言われるが、みのりは「よその土地の人にとっては当たり前でも、各務原の人にとってはニンジンは当たり前じゃありません」と言うのだった。ウォンジュンも一緒に名物を作りたいと言ってくれる。
市長は、それを認めてくれるが、ただし、うまいもの祭りでグランプリを取るということが条件だと言う。
みのりたちはいろんな人の力をかり、一生懸命キムチを作る。そして、みのりは春川の特産物の、松の実も入れませんか?と言う。キムチ作りのきっかけをくれた、韓国との友好のシンボルとして、と。みんなもそれに賛成する。
翌日にうまいもの祭りを控え、みのりはよその国の借り物だし、伝統もないただの思いつきで、うまいもの祭りでグランプリを取れるか心配する。ウォンジュンは、借り物じゃダメですか?と言う。誰かがどこかでスタートしないと伝統は始まりません、と。そして、今が新しい伝統を作るスタートなんじゃないですか、と言ってくれる。反対をしていたウォンジュンは、皆が頑張っているのをみて、心が入っていれば、みんながそれを守っていけば、いつかこの土地の物になります、と言う。
いよいようまいもの祭りが始まる。他のものには行列ができているのに、各務原キムチのところには誰も寄り付かない。ところが、課長がトウガラシの着ぐるみを来て子供達を呼び込むと、だんだんと売れるようになる。父も忙しそうなみのりを遠くから見て、微笑む。そして、各務原キムチは大盛況で完売となった。
みのりは市役所に出勤途中、また自転車通学の学生によって転びそうになる。でも、今度は後ろからウォンジュンが支えてくれた。お父さんがみんなにと送ってきてくれた韓国のりを1個もらったみのりが「近くに韓国料理屋さんができたんだって」と言う。すると、ウォンジュンは「じゃあ、今日2人で行きませんか?」と誘って来る。
うまいもの祭りの結果は……各務原キムチが見事グランプリに。
【出演者】
伴野みのり/貫池谷しほり
イ・ウォンジュン/超新星 ユナク
伴野一雄/北見敏之
加藤春香/小島藤子
~感想~
ね…眠い
これ載せたら寝ます~~~
徹夜の頭で書いたので
どこかおかしくないか心配…
ドラマは良かったです!!
ユナクくん、格好良かったし
スーツ姿が素敵でした
それに、すごく日本語を頑張ったと思う
もともと日本語は堪能かもしれないけど
セリフになると大変かなぁ…と
そういえば
きんぎょ飯は私…たぶん食べれないなぁ
ニンジンが………
言い回しとか方言とか
どこか間違いがあるかもしれません
あったらごめんなさい
↓励みにさせていただきます。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村
各務原市役所の観光課に務めるみのりは、にんじん農家のお父さんの作ったニンジンを持たされ出勤する途中、自転車通学の学生に驚いて転んでしまう。そこに通りかかった男性が「大丈夫ですか?」と手を差し出しながら言ってくれたため、その手につかまりみのりは立ち上がる。そして相手を見たとたん、あまりの格好良い男性につい見とれてしまう。お礼を言い別れたみのりは"めっちゃイケメンやった"と思う。この出会いが、この街とみのりを変える運命の始まりだった。
各務原市は、韓国春川(チュンチョン)市と姉妹都市提携を結んでいた。そのため冬ソナの写真展が開かれる。そして、みのりの務める市役所にも、春川市から交換職員としてイ・ウォンジュンがやってくる。紹介されるウォンジュンが、今朝、手を貸してくれた男性だったため、みのりは驚く。
皆で飲みに行き、ウォンジュンのためにマッコリを頼む。ウォンジュンがみのりにマッコリをすすめるが、みのりはお酒が弱くて一度は断ってしまう。でも、同僚が飲みやすい、と言うので飲んでみることに。すこしだけ…と思っていたみのりだが、いつの間にか大量に飲み酔ってしまう。
せっかく冬ソナで名前が売れたんだから、次の手はないのかと上司はみんなに言う。酔ったみのりは、つい勢いで「韓国と言えば、まずキムチでしょう。こうなったら各務原市をキムチ日本一の町にしてまうんですよ」と言い出す。うちらでオリジナルのキムチ作って町をとうがらし色に染めてまうんですよ、と。キムチを作れるのか聞かれたみのりは、さらに「キムチくらい誰でも作れますわ」と軽く言ってしまう。
翌日。キムチプロジェクトが動き出す。しかも、みのりがリーダーに…。上司に、昨日言っとったあれだぁ、と言われるけど、みのりは酔っててそんなのすっかり忘れちゃってる。
そして市長に「今度の岐阜うまいもの祭りまでに、各務原のオリジナルキムチを完成させてくれ」と言われてしまう。
市長が集めてくれた研究会のメンバーから、次々に無理じゃないかとみのりは言われる。今時キムチなんて日本全国にあると。そしてみんなは帰ってしまった…。
最後まで残っていたのはウォンジュンだけ。でも、そんなウォンジュンも「なぜキムチですか?」と言う。上司は、せっかく春川とのご縁で注目を浴びたんで、と言うが、ウォンジュンは「日本には日本のすばらしい文化があるでしょう。真似するなんて恥ずかしいです」と言ってくる。韓国のキムチは家庭の、母の味だと。みのりはムッとして「もうキムチを作ると決まっちゃったんです」と言う。それでもウォンジュンが「私は別のものがいいと思います。名物はその土地の物でしょ。それを使えばいい。それとも各務原には何もないですか」と言うので、みのりは「あるわよ、名物くらい」と言い返すが、それは何かと聞かれて答えることができない。
みのりは夕飯が"きんぎょ飯"で顔をしかめる。それはニンジンごはんだった。みのりは苦手だからと、従妹の春香に言い食べない。
翌日。みのりの作ったキムチを食べた同僚からマズイと言われてしまう。ウォンジュンも「これはキムチではありません」と言う。さらに「本気じゃないなら、辞めた方がいい」とまで言われてしまう。白菜の塩漬け、正しくやりましたか?と、その前に言ってくれたんだけど、みのりは気づいていなさそう…。
みのりが寝ていると、ホッケーのためにみのりの家から学校に通っている春香から電話がくる。春香は玄関に忘れたスパイクを持ってきて欲しいとみのりに頼む。
みのりが学校に来ると、ウォンジュンがみのりたちにホッケーを教えていた。もとホッケー選手だったウォンジュンに学校がコーチを頼んだみたい。みのりは"仲は良くないけど、カッコいいのは認める"とつぶやく。
みのりはまたキムチを作ってみるけど、やっぱり上手くいかない…。ウォンジュンに「もっと前向きなアドバイスがほしい」とみのりが言うと「キムチをつくる時に、誰のことを思っていましたか?料理は誰かのために作るから美味しくなると思います」とウォンジュンは言う。でも、その意味がよく分からないみのりは精神論じゃなくて…と言い出すが、ウォンジュンは「韓国のオモニはいつも家族に食べてもらいたくて料理を作ります。だからキムチは母の味なんです」と言う。それを聞いたみのりは、母が幼い頃に亡くなっていたため「母の味と言われても正直分からない。それとも母の味の知らない私には、あなたの言う本物のキムチは作れないと言うことですか」と言ってしまう。そういう意味ではないと謝るウォンジュンに、みのりは「韓国人男性はママボーイが多いって本に書いてあったけど、ほんとなんやね」と言って行ってしまう。
家でみのりはキムチ作りの本を見ながら、お母さんのごはんの味なんて覚えてないわぁ、とつぶやく。
今日もまたキムチを作ろうと準備するみのり。いつものように塩を上からバラバラっと振りかけて、それをゴシゴシ…それを見ていたウォンジュンが止める。そして「塩、もっと丁寧にしてください」と言う。ウォンジュンは自分も手を洗い、1枚ずつ丁寧に塩をつけはじめる。詳しいんですね、とみのりが言うと、ウォンジュンは母に教えてもらったと言う。僕、ママボーイですからね、と。そしてウォンジュンは微笑む。
みのりもウォンジュンの真似をして作り出す。そして、行こうとするウォンジュンに、できればヤンニョムの作り方も教えてほしいと頼む。
ヤンニョムができ、それを素手で白菜にぬりながら、ウォンジュンは「韓国のオモニたちは、家族の健康を祈って、手でヤンニョムをぬります。子供達はそれを見てお母さんの手の味だと言って、世界一おいしいキムチだって自慢します」と言う。それを聞いたみのりは、自分がつけていたゴム手袋をとって塗り始める。
近所の喫茶店、エルフで食事をしながら春香から「昔からきんぎょ飯が苦手なの?」とみのりは聞かれる。コクンと頷くみのりは、子供の頃を思い出す。みのりは男の子3人に「またきんぎょ飯だ」とよくからかわれていた。そのうちの1人がその時好きだった子で、みのりは傷ついてしまったのだ…。
出来上がったキムチを食べてもらおうとウォンジュンの職場に行くと、みのりは今日は休みだと言われる。家に帰ると春香からウォンジュンが風邪を引いたと聞かされ、外国で病気なんて心細いだろうなとつぶやく。そんなみのりに春香は、一緒にお見舞いにいこうと言う。
みのりはおかゆと、トッピングにいろいろ持ってきていた。ウォンジュンは「僕のお母さんは、松の実でした」と言うので、みのりは出たお母さん自慢、と笑ってしまう。
みのりの作ったキムチを食べた同僚は美味しいと言ってくれるようになるが、このままだとオリジナルでない。何かをたしてみたらと言われる。
みのりが 家に帰ると、家にウォンジュンがいる。驚くみのりに、お礼を渡したいって言うから連れてきた、と春香が言う。
そして、いっしょに夕飯を食べることになり、出てきたのは"きんぎょ飯"だった。それを食べたウォンジュンは「これは身土不ニですね」と言う。それは何かと皆が訪ねると、ウォンジュンは、身体と土は同じものと言う意味で、生まれた土地の物を食べるのが一番身体にいいそうですよ、と言う。
そして再び、きんぎょ飯を食べるウォンジュンが、本当に美味しいですね、と言うので、父が「こいつが小さい頃母親が亡くなったもんで、見様見まねで」と言う。ウォンジュンは「僕のお父さんも作れるといいですが、母が亡くなってからは何もしません」と言う。みのりは、ウォンジュンの母が亡くなっていると知り驚く。
帰るウォンジュンを追いかけてきたみのりは「ごめんなさい」と頭を下げる。ママボーイだなんて…と言うみのりに、ウォンジュンは「気にしないでください。久しぶりにママボーイと言われて懐かしかったです」と言う。
いくつか岐阜の名物の入ったキムチを作り、市長たちに試食してもらう。味は悪くないと言われるが、これを"各務原オリジナル"にはできないと言われる。そして、期限も近づいていることから、キムチプロジェクトは解散することに…。
うまいもの祭りに別の物を出すということが決まったと話すみのりに、父が「もういっぺん市長に頼んでみるがええ」と言う。父に無理だと言うと、父はやってみないと分からないから、頑張ってみろと言ってくる。みのりは「無理って言ったら無理なの。無責任に頑張れなんて言わんといてよ。お父さんは人の気持ちがわからんのよ。きんぎょ飯のことだってそうや。昔っから何かあるとこればっかで、あたし子供のとき、みんなにさんざんからかわれたんやからね。自分の思い、勝手に押しつけんといてよ」と怒鳴るように言ってしまう。
みのりはエルフにくると、お父さんのことをグチる。あんなふうに頑張れって言われると責められてる気がして、息が詰まると。
しかし、家族よりもにんじんの方が大切なんやわ、とみのりが言うと、「たわけたことを言ったらあかん」とおばさんがみのりを叱る。そして、きんぎょ飯の話しをしてくれる。お母さんが生きているとき、きんぎょ飯にするとみのりがニンジンを食べてくれる、と言ってよく作っていたことを。そして、みのりの母が料理のレシピを亡くなる前に残していたと話す。それを見ながら、お父さんはお母さんの味をあんたに残してあげようと頑張っていたと言う。父親がどんな気持ちで作っていたかをみのりは知る。
家に帰ってきたみのりは、父に謝る。父は、唐突にニンジンの話しを始める。この辺りは水はけが良すぎて昔から何を作っても上手くいかなかった。だけどニンジンにとっては最高の土地だったと。そのニンジンを誇りを持って作ってきたと言う。そして、お前にニンジンを食べさせたくて、お母さんが一生懸命きんぎょ飯を作っていたと話してくれる。テーブルにお母さんの書いたレシピがあり、それを見たみのりは涙を流す。
みのりは市長のところに行くと、キムチプロジェクトを続けさせてほしいと頼む。地元の名物が欲しいと言うみのりは、自分達の手で自慢できる何かを作りたいと。そしてオリジナルキムチには各務原のニンジンを入れたいと言う。もともとキムチにはニンジンが入っている、と言う意見を言われるが、みのりは「よその土地の人にとっては当たり前でも、各務原の人にとってはニンジンは当たり前じゃありません」と言うのだった。ウォンジュンも一緒に名物を作りたいと言ってくれる。
市長は、それを認めてくれるが、ただし、うまいもの祭りでグランプリを取るということが条件だと言う。
みのりたちはいろんな人の力をかり、一生懸命キムチを作る。そして、みのりは春川の特産物の、松の実も入れませんか?と言う。キムチ作りのきっかけをくれた、韓国との友好のシンボルとして、と。みんなもそれに賛成する。
翌日にうまいもの祭りを控え、みのりはよその国の借り物だし、伝統もないただの思いつきで、うまいもの祭りでグランプリを取れるか心配する。ウォンジュンは、借り物じゃダメですか?と言う。誰かがどこかでスタートしないと伝統は始まりません、と。そして、今が新しい伝統を作るスタートなんじゃないですか、と言ってくれる。反対をしていたウォンジュンは、皆が頑張っているのをみて、心が入っていれば、みんながそれを守っていけば、いつかこの土地の物になります、と言う。
いよいようまいもの祭りが始まる。他のものには行列ができているのに、各務原キムチのところには誰も寄り付かない。ところが、課長がトウガラシの着ぐるみを来て子供達を呼び込むと、だんだんと売れるようになる。父も忙しそうなみのりを遠くから見て、微笑む。そして、各務原キムチは大盛況で完売となった。
みのりは市役所に出勤途中、また自転車通学の学生によって転びそうになる。でも、今度は後ろからウォンジュンが支えてくれた。お父さんがみんなにと送ってきてくれた韓国のりを1個もらったみのりが「近くに韓国料理屋さんができたんだって」と言う。すると、ウォンジュンは「じゃあ、今日2人で行きませんか?」と誘って来る。
うまいもの祭りの結果は……各務原キムチが見事グランプリに。
【出演者】
伴野みのり/貫池谷しほり
イ・ウォンジュン/超新星 ユナク
伴野一雄/北見敏之
加藤春香/小島藤子
~感想~
ね…眠い
これ載せたら寝ます~~~
徹夜の頭で書いたので
どこかおかしくないか心配…
ドラマは良かったです!!
ユナクくん、格好良かったし
スーツ姿が素敵でした
それに、すごく日本語を頑張ったと思う
もともと日本語は堪能かもしれないけど
セリフになると大変かなぁ…と
そういえば
きんぎょ飯は私…たぶん食べれないなぁ
ニンジンが………
言い回しとか方言とか
どこか間違いがあるかもしれません
あったらごめんなさい
↓励みにさせていただきます。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます