イタズラな恋愛白書 ～In Time With You～ 第4話

【出演】
チェン・ヨウチン　役…アリエル・リン
リー・ダーレン　役…チェン・ボーリン


芝居を鑑賞したダーレンとダーレン母。芝居が終わると、出演していた男性が母親を送ることになり、ダーレンはまだ小道具の置いてある真っ暗になった舞台を見ながら「飯は残ってる?」とヨウチンに電話。

ヨウチンの家に行ったダーレンは食事する。ダーレンに恋愛を伝授するヨウチン父。女と付き合うにはタイミングが必要だと言うヨウチン父は「長引かせるとヨウチンとのように…」と言い、ヨウチンから「父さん!」と睨まれる。

食事が終わったダーレンは「今日の芝居は感動的だった」と話す。40年来友達だった男女の話で、昔から互いに手紙を書き心を通じ合わせてたと。「一生、友達と手紙を交わせるなんて、とても幸せなことね」と言うヨウチン。「手紙は書き続けたが、結ばれてはいない」と話すダーレン。ヨウチンとダーレンの関係は14年だった。

ダーレンのほうが賭けに勝つ気がしたヨウチンは「将来、私が孤独な老人になったら、あなたが不自由でも老人ホームに会いに来て」と言う。周りのシングルの男を全員分析してみたが、夢中になれる相手がいなかったと。条件を聞くダーレンに「ブサイクでなければいいし、給料は私と同じか少なくても構わない。向上心さえあればOKだわ。一番大切なのは、いろんな話しができることよ」とヨウチンは答える。「俺がピッタリだ」と言うダーレン。冗談を言われたと思ったヨウチンは「マジメに話してるの」と言う。
お互いに孤独な老人になったら「一緒に老人ホームへ」と話す2人。


会社に出勤したヨウチン。オフィスが綺麗に片付いていて驚く。ニックのしたことだった。完璧な整理に怒れなくなるヨウチン。今日、調達する靴の品番を見せたあと「白が似合う」とヨウチンの着ていたスーツを褒めるニック。戸惑うヨウチンに「そうだ、ヨウチン。僕も在庫確認に」とさりげなく呼び捨てにし、ニックはオフィスを出て行く。デスクの上には"気分転換に"とコーヒーも置かれていた。


ヨウチンと一緒に仕事をしていたニックは、高い場所に置いてあった在庫の靴も取ってくる。そして靴擦れをしたヨウチンに「休みましょう」と言ってくれるニック。2人はカフェへ。

靴擦れをしたヨウチンに「動きやすい靴を贈ります」とニックは言う。「能力があるのになぜアシスタントを?」とヨウチンが聞くと、ブランドを経営するために勉強をしたいと答えるニック。「それにチーフ(ヨウチン)がいろいろ指導を」と。向上心があることが分り"ダーレンの回し者じゃなきゃ、彼は神様のプレゼントね"と心の中で思うヨウチン。しかし、すぐに"目を覚ましなさい。彼はまだ25歳なのよ"とかき消してしまう。


体調が悪そうなマギーを心配するダーレン。マギーは生理だとダーレンに言う。ダーレンはつらそうなマギーに、食べると落になると聞いたチョコを渡す。「このチョコ、一番好きなの」と喜ぶマギー。

帰り。バスに乗ったダーレンは、まだつらそうなマギーの隣に座る。心配するダーレンに、1日中何も食べてなくて力がでないと言うマギー。「なら食事しようか」とダーレンは言う。2人きりの食事が嬉しいマギーは「先に肩を借りますね」とダーレンの肩にもたれる。そこにヨウチンから電話が。

マギーを気にしながら小声で話すダーレン。今、バスの中で同僚が眠っているとダーレンが話すと「大丈夫。寝てません」とマギーが言う。その声で、隣にいるのが"ダーレン兄さん"と呼ぶ子だと分るヨウチン。

ヨウチンはイケメンで向上心があって優しく、年下でも"姉さん"を付けずに名前で呼ぶニックの話しをし「どうするべき?」とダーレンに聞く。頑張るべきかと。「その価値があるならな」と答えるダーレン。問題は5歳年下なことだと話し「私どうかしてるよね」と言うヨウチンに「見る目ある奴だ。保証する」とダーレンは励ます。頑張ってみる、と言うヨウチン。

電話を切ると、相手が誰だったのか聞くマギー。友達だとダーレンが答えると、笑顔になったマギーは、本当なら当然嬉しいし、ウソをついてるならもっと喜ばないとと言う。「私のためにうそをつくわけだし」と。「最近の若い子って変だな」とダーレンが言うと、大人は悲観的だから太陽のような若い子の助けが必要なの、と言うマギー。そしてダーレンに「私に救ってもらいたい?」と言う。


ダーレンから食事を断られたヨウチンは、ニックを誘いたいが、どう誘っていいのか分らない。そんなヨウチンにニックのほうから話しかけてくる。ヨウチンに残業がないと分ったニックは、今日は残業に付き合えないから良かったと言う。


食事をしながら女性に詳しいダーレンがマギーは危険だと言う。「危険?」とダーレンが言うと「好きになりそうだから」と言うマギー。
「純粋で心配になる」とダーレンに言われ「だったらしっかり守って」とマギーは言う。


ニックを誘えなかったヨウチンは、ダーレンの話していたお芝居を観に行く。何かが始まれば失うことの始まりで「愛も…」というお芝居を見ているうちに、ヨウチンは主役の女性が自分に、相手の男性がダーレンに見えくる。「手に入れなければ失うこともない」と言う女性に「なら分るだろ。なぜ俺が君を愛さないか」と言う男性。「手に入れれば…」と女性が言うと「失うからだ」と男性は返す。芝居を見ながらヨウチンは涙を流す。

芝居が終わるとニックが声をかけてくる。ニックもこの芝居を見に来ていた。「誘えばよかったな」と言うニックに「偶然も悪くないわ」とヨウチンは言う。芝居を見て泣いたとヨウチンが話すと、自分も泣きそうだったが"手に入れたら失う"と言う言葉で冷静になったと返すニック。ニックは失い始めるとは限らないし、つらい結末になっても思い出は詰っていると言う。
ニックに飲みに誘われ「いいわよ」と答えたヨウチンだったが、泣いているララから話したいことがあると呼び出されてしまう。


ヨウチンの元彼ヘンリーとケンカをしたララ。ヘンリーと別れた理由をヨウチンは聞かれるが「ダメよ」と話さない。私と彼の問題だから参考にはならないと。「ヘンリーは真剣に付き合う価値があります?」と聞くララにヨウチンは真剣に向き合った恋なら、最後にサヨナラしても何か収穫はあると話す。


翌日。またヨウチンのデスクにコーヒーが置かれている。そして"偶然に会うのも悪くない"というニックのメッセージがメモに。嬉しいヨウチンに母親から電話が来る。

「ハンコはあった?」と言う母。忘れていたヨウチンは電話を切ると、自分のバッグをひっくり返す。そしてバッグの底が破れて物が入り込んでいることに気づくヨウチン。その中からは元彼の写真やヘンリーからもらったピアス、別の元彼の家の合い鍵などが出て来る。そしてハンコも。"私は受け入れる人を待つスーツケースではなく、多くの物語を詰めていたカバンだった"と思うヨウチン。


ヘンリーからララと仲直りをするためのバッグ選びを頼まれたヨウチン。ララに似合うバッグを見つけ、自分にも新しいバッグを選ぶ。レジに持って行くと、ヨウチンの分までお礼だと払おうとするヘンリー。ヨウチンは「自分の物語を入れるカバンは自分で買う」と断る。


忙しいヨウチンに高校の同級生、メイメイから電話がかかってくる。離婚したと話すメイメイとヨウチンは会う。暗い顔で「怒ってないし恨んでない」と話すメイメイ。本当はとても恨んでいると感じたヨウチンは、メイメイに鏡を向け「自分で見て。怒りもなく、恨んでもない。そんな顔してる?」と言う。「傷ついたと認めるのは恥じゃない」とヨウチンに言われ、メイメイは激しく泣き出す。そんなメイメイを抱きしめるヨウチン。


ダーレンは内勤に昇進することに。しかし、ダーレンは出世に興味がなかった。うかない顔のダーレンに、同僚はマギーのことが心残りだからだと言う。

「心残りか…」とつぶやいたダーレンはヨウチンに電話するが、靴のバーゲンですごく忙しいヨウチンは、話ている時間がなくすぐに電話を切ってしまう。


ーつづくー


ヨウチンはダーレンの嫌いなものをおかずから出してあげたりして、雰囲気がとってもいい感じなのにな。理想の相手もダーレンがピッタリなのにー。
やっぱり失うのが怖いのね…大切だからこそ。

ヨウチンが生理用品をダーレンの前で選ぶのも驚いたけど、マギーがダーレンに生理だと話したのはさらにビックリだったの。そ、それが普通なの?男性に言うの平気なの(;´д｀)ノ
あと、あまりマギーが好きじゃないかも…。

ヨウチンもお仕事だから仕方ないんだけど、話を聞いてもらえなかったダーレンが何だか可哀想でした"(ノ_・、)"




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