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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第32話 あらすじ

2019年10月11日 20時52分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
長孫無極(ちょうそんむきょく)/軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  
宗越(そうえつ)…ライ・イー
長孫迥(ちょうそんけい)…ワン・ジンソン



「五州の危機」


宗越は「皇太子が12歳の時、南疆で南戎と北戎が領土を巡って争い、周辺の民が苦しんだ。皇太子は1人で赴き死ぬと思われたが、わずか3日で憎み合う南王と北王を親友に変えた」と話す。さらに「14歳の時には臨江王の謀反。臨江王は皇太子を宴に招き殺そうとした。献杯する際に皇太子を殺すはずが、杯を置いた時、死んだのは臨江王だった。酒は毒入りで最後は臨江王に浴びせられた。また1人、謀反人が死んだが、終始、無血だった」と言う宗越。扶揺が「無極皇太子は冷酷ね」と言い、宗越は「1人でどう、やってのけたと思う?」と聞く。「元昭詡が手引きを?」と言う扶揺。 宗越は笑みを浮かべるだけで答えない。


「息子がやっと戻ったわ」と長孫無極に言う皇后。無極は「父上は政務がお忙しく来られません」と伝える。無極の手をつかんだ皇后は「お前がいればいい」と言う。
皇后が「さっき叔父上に会った?」と尋ねる。顔を曇らせ首を横に振ると「いいえ」と答える無極。皇后は「久しぶりでもその表情は変わらぬのね。眉をひそめたり、つり上げたり。お前の心の荷は重みを増したようね」と言う。

「お前も妻を娶るべき年頃ね。即位前に後継ぎがいた方が民も安心もするわ。今、朝廷は波乱に満ちている。翊王は大きな兵力を持ち、勢いを増した。お前の皇太子の座は安泰ではない。もし謀反が起きたら、お前は抑えられる?」と言う皇后。無極は「朝廷のことは心配ご無用です」と言う。皇后が「心配なのは私ではなくお前のこと」と言い「お気持ちは分かります。朝廷のことは私に任せ、母上はお体を大切に」と返す無極。

「お前には璇璣国の次女・仏蓮を娶ってもらいたい。璇璣と姻戚になれば、お前の皇太子の地位も安泰よ。仏蓮姫は都に来ているとか。2人とも成婚に適した年齢だし、もうこれ以上遅らせることはないわ」と皇后は話す。無極は「私は遅らせたい」と言う。「もしや意中の娘でもいるの?その娘は後宮に入れればいい。でも天権国の皇太子妃は仏蓮姫でないとだめ」と話す皇后。


女子たちと戯れていた長孫平戎に、徐来が「ご報告が」と言う。女たちを下がらせる平戎。
徐来は「あの日、皇太子と出かけたのは仏蓮姫でした」と伝える。そして「仏蓮姫と皇太子の婚約は口約束ですし、姫は皇帝に嫁ぎたいだけ。皇帝が誰になるかは未定です。皇太子が行動を起こしたなら、殿下もこれ以上、待つ必要はないかと」と言う徐来。平戎は「街での一件は普通ならとっくに一家皆越しだ。だが、あれは私に仏蓮を引き合わせる神の采配。そういうことなら仏蓮は私がもらう」と笑う。


軒轅旻と再会した時のことを思い返す扶揺。そこに通りかかった宗越が「今日は仕事はない。そこで何を?」と声をかけてくる。扶揺は「日光浴とあなたの邪魔よ」と言う。
「数日、部屋にこもってたな」と言う宗越。扶揺が「悪い?」と返すと、宗越は「やつを避けて?」と聞く。「何のこと?」と扶揺はごまかそうとする。そんな扶揺に宗越は「人に言えぬようなことでもしたか?」と聞く。扶揺は「何よ、してないわ。でたらめはよして」と慌てる。「では、なぜ顔が赤い?」と宗越が言う。扶揺は「赤くないわ。元気だからじゃない?じゃあね」と逃げるように行ってしまう。


「無極のいない間、皇族の仕事は私が担った。なのに民の態度は何だ。無極の顔も知らぬのにもてはやして」と徐来に言う平戎。徐来は「ええ。常に皇太子が名声を独り占めし、陛下も重視を。でも長い間、穹蒼で何を学んだのか誰も知らない」と言う。
平戎は「私の母上の出自が卑しいため、五州一の美女だった元皇后に負けた。だが私は諦めぬぞ」と話す。座って死を待つより、こちらから打って出ると。


扶揺が歩いていると軒轅旻が来る。「なぜ緑珠山に来た?ここの細鱗魚を食べに?」と聞く軒轅旻。軒轅旻は「緑珠泉の細鱗魚は今が旬だ。あとで食わせてやる」と言う。「魚は嫌い」と歩き出す扶揺。軒轅旻は追いかける。


緑珠泉の近くで焚き火をし、魚を食べた扶揺。軒轅旻が「うまいか?」と聞く。扶揺が「まあね」と返すと「だったらお返しをしてもらわねば」と言う軒轅旻。扶揺は「いいわ。じゃ、魚の骨を返す」と言う。魚の骨を手に持ち「これはまた、きれいに食べたもんだ。情け容赦ない。すごい技だ」と軒轅旻が言う。そして、その骨を「私たちの気持ちの証としよう」と言って、軒轅旻は手巾に包む。その時、鳴き声が聞こえる。

「来たぞ」と言った軒轅旻は、扶揺の手を引き長孫後続の祭祀場へ連れて行く。
軒轅旻が「あそこを、ほら」と指を差す。そこから牧霊の王・五州の農耕神が現れ、扶揺のそばに来る。「長孫一族も敬愛している。皇族でもめったに会えない」と言う軒轅旻。牧霊の王はしばらくして行ってしまう。
扶揺は「特別な意味が?」と尋ねる。

軒轅旻は「こう言われている。牧霊の王に会った2人は、純粋、勇敢、無私の愛を育む」と話す。「自分で作った?」と言う扶揺。軒轅旻は「いくら私でも牧霊の王は呼べぬ。そうだろ?」と返す。扶揺が「玄元山を出て何度も危ない目に遭い人の色んな面も見た。善も悪も。でも私と純粋な愛を育む相手はどこにいるの?」と言う。「分からぬと?」と聞く軒轅旻。

扶揺が「そうよ」言い、軒轅旻は「玄元山で会って以来、共に歩んだ。太淵では私の妃に。つまり私の妻だ」と話す。「誰が妻よ。偽者の王のくせして。私も偽の王妃よ」と言う扶揺。軒轅旻は「どう思う。これは天意か?この再会は」と扶揺に顔を近づける。扶揺は軒轅旻の口を手で押さえて止め「何が天意よ」と言って、その場を離れる。


「天権国の秘密も、もう守れぬな」と言う皇帝。五州各国の使節も皆集まっていた。


太淵と天煞の使者は到着後、すぐに皇宮に来ていた。しかし仏蓮聖女の到着は誰もが知っていたが、皇宮へ来ようとしない。まさか璇璣に何か考えが?と思う皇后。
大皇子が仏蓮姫を迎えに行ったと報告を受けた皇后は「翊王め、勝手なまねを」と言う。


「天煞と太淵の使者が着きました。天煞の使者は恒王、太淵は徳夫人です」と伝える江楓。無極は「私が行かぬ訳を知りたいか」と言う。江楓は「分からぬのは、なぜ陛下が今、使節を呼んだのか。どこか引っかかる」と話す。「そうだな。ただの納采の儀だ。使節を呼ぶことはない」と言う無極。江楓は「何を言われます。殿下の納采は大事です。気が進まぬとはいえ、そろそろ行かれた方が」と言う。

無極は「人前に出るのが好きな者にやらせておけ」と言って動こうとしない。「仏蓮姫はもう天権に来ています。大臣らも“なぜ殿下が迎えに行かぬのか”と」と言う江楓。無極は「私も仏蓮も生まれた時から強いられてきた。己の望みではなく、人の意に沿うことをな」と話す。江楓は「民は天権皇族と璇璣王家の縁組を喜び、心待ちにしています。なのに殿下は逃げるのですか?」と言う。「心配なのは私か、仏蓮か?」と言う無極。

江楓は「翊王がこの婚儀をひどく気にかけてますね。目的は何かな」と言う。無極は「目的?人の目的達成のために私はいるのか?」と聞く。私の婚儀だというのに誰も私の意を問わぬ、母は仏蓮を推し、それを平戎がにらむ、2人には璇璣の金脈しか見えていない、と。そして江楓に「私が避けるべきは仏蓮か、2人の思惑か?」と言うと、無極は歩き出す。「どちらへ?」と江楓が尋ねる。無極は「今日は何の日だ?」と言う。考えた江楓が「宗先生か」と気づく。


宗越の屋敷に平戎が来る。お迎えにあがったと扶揺(仏蓮)に言う平戎。「宗先生が外へ出るなと」と小七が言うと、平戎は「私に悪意はありません。宮中の噂を鎮めるためと、明日の式典の準備のためです」と話す。「式典?」と扶揺が聞く。平戎は「璇璣の使節として出席するのをお忘れで?」と答える。扶揺が「覚えています。参りましょう」と言ったところに巧霊が来る。


平戎と一緒に皇宮へ向かった扶揺。しかし門前で皇后の迎えが待っていた。


天煞と太淵の使者を急詔で呼んだ天権。急詔は天災や戦など、国の存亡の機に使うものだった。徳王は「天権の禍福は五州の禍福、常にそうだった。だが噂では、近年、各国で異変が起きておるとか」と使者に話す。「そのとおりです。太淵は豪雨で堤防が決壊。過去100年、なかったこと」と言う徳夫人。天煞の恒王は「磐都は何事もないが、報告によると葛雅砂漠で“あれ”が集まって何か準備をしているとか。さらに毒蜂を見たと言う者も。五州の分立以降、毒蜂は消えたのに。また葛雅では地震が頻発、何かが動いているのか。毒蜂は地底墓の看守。生きた者が見ると死ぬ。幾千もの毒蜂が飛び交えば大惨事。死体の山となる」と言う。

「璇璣にも異変がある。火山が突然噴火し、溶岩が流れ出て金庫の金子が溶かされたとか」と言う徳王。恒王が「急詔で我らを招集したのに、なぜ璇璣の仏蓮が姿を現さぬのだ」と尋ねる。徳王は「姫のこたびの目的は政務と納采。姫は明日の式典の準備で忙しくしておられる。ここでの話は、後でお知らせする。この数々の異変について、お二人の意見は?」と言う。「天権と各国が禍福を共にするなら、各国に異変のある今、天権はどうなのです」と徳夫人が聞く。

徳王は「天権が統率できたのは羽木がまとめ、つないでいたため。だが今、羽木は枯れようとしており、天権は滅亡の危機にある」と言う。「まさか皇帝陛下のお体に…」と言う恒王。徳王は「お元気だ。陛下の善行と天権の危機は関係ない。この非常時には非常策を取らねば」と話す。


「皇后陛下」と言った扶揺に「私が分かるとは聡明ね」と言う皇后。扶揺は「あなた様のような非凡な風格は、宮中の誰もお持ちでない。初めて拝謁いたしますが、お目元を懐かしく感じます。この親近感は五州の母ならでは。それで皇后陛下だと推測しました」と話す。皇后は「聖女・仏蓮は天下をあまねく済度し、民思いだと聞いている。利口ではっきりものの言える、かわいい娘さんだとは。自ら救済に当たり、多くの苦しむ民を救ってきたとか。それは誠?」と尋ねる。

「はい。疫病が蔓延しましたが、貧しい民を受け入れて手当てする医館はなく、それで私が手助けを」と答える扶揺。皇后は「この数年、そなたは多くの炊き出し場や医館、私塾を建てた。誰もが無料で使えるとか。貧しい民ならともかく、そうでない者も無料だと聞く。いくら璇璣が豊かでも財は使えばなくなる。なぜ、そこまで?」と聞く。扶揺は「皇后様は貧しい民とそうでない民を区別して財を使えと仰せですか?」と言う。「もちろん違う」と言う皇后。


徳王は「羽木がなければ天権は天権でなくなり、五州の天地も崩壊する」と徳夫人と恒王に話す。「では、どうすれば?」と徳夫人が聞く。


皇后は「まだ夫婦ではないが、仏蓮は無極に嫁ぐと皆がが知っている。先にそなたに言っておくことがある。そなたを無極に娶らせ皇太子妃とするなら、天権の体面を与えたも同じ。今後はそなたの所業はそなただけでなく、天権皇族の所業となる。そなたにとって男は無極ただ一人。今後は独身の男と同室にならぬように。済度や薬の勉強のためでも、一切禁ずる」と扶揺に告げる。


「五州四国はいわば穹蒼の神殿。金・木・水・火・土の五行の力を持つ。今は各国が力を合わせ心を1つにすれば当面の危機は回避できる」と徳夫人と恒王に言う徳王。徳夫人が「それで冊封国地図符を持参せよと?」と聞く。うなずいた徳王が「いかにも。皇帝陛下が穹蒼に助力を求めた。天権・太淵・天煞など、各国の地図符を献上する。そして最も大事なのは仏蓮姫が献上する璇璣溶岩なのだ」と言う。


不満そうな扶揺に「従いたくないか?」と皇后が言う。「女子は悲しいと思って。男は何人でも妻や側女を持て、それがよしとされる。でも女子は少し異性と関わるだけで身持ちが悪いと蔑まれる。同じ人間なのに、なぜこうも違いが?」と言う扶揺。皇后は「天権は至高の名声を持ち、璇璣は豊かな財を持つ。この縁組で両国が姻戚となれば名も財もそろうことになる」と話す。扶揺は「皇后様は無極の婚儀を取引とお思いですか?娶る相手を無極が好きかどうかはどうでもいいと?」と聞く。

「縁組に反対なのか?五州聖女と呼ばれ、思い上がったか。無極に嫁ぎたい女子は数えきれぬほどおる。皇太子ゆえ妃選びは慎重にせねばならぬ。あの時、璇璣で2人が出会ったのは予想外だった。そなたが5日ごとに文を、10日ごとに物を送りつけ、無極に思慕を。そなたが五州聖女だろうと璇璣の王族だろうと、家柄と資質から言って嫁はそなたでなくともよい」と言う皇后。扶揺は「ご教示に感謝を。覚えておきます」と言う。皇后は「今後、この天権皇宮では五州聖女も何もない。そなたは、ただ無極の皇太子妃だ」と告げる。


洞窟に入った無極は、苦しんでいる宗越を見つけ助ける。宗越に毒術がかけられていると分かる無極。


恒王と徳夫人が休み、仏蓮と皇后がかなり長く話をしていたと報告を受ける徳王。姫は翊王が迎えに行きましたが、途中で皇后に引き渡されたと。皇后が重視するのは権力や財産ではないと分かっている徳王は「今日、皇后が仏蓮を連れて行かねば、仏蓮の嫁ぐ相手は変わっていたやも」と言う。
平戎は以前より璇璣との縁組を望んでいた。勢いを増している平戎に比べ、無極には朝廷に基盤がない。「どちらにつかれます?」と聞かれ、徳王は笑う。


「翊王の思惑は分かったであろう?翊王は無極のものを何でも欲しがる。そなたもだ。今後、必要なければ翊王には会わぬように」と扶揺に言う皇后。扶揺は「私を見張っているのですか?」と尋ねる。皇后は「天権皇族は何より高貴。人を持ち上げることも落とすこともできる。そなたが無極の皇太子妃となり人の上に立つのなら、それなりの代償を払わねば」と話す。今後、そなたの発言も一挙一動も一切間違いのないように、そなたは常に監視されておる、昼も夜も、と。
扶揺は今夜、皇后の屋敷に泊まることになる。


宗越が目覚める。「その修行は危険すぎる。人には操れぬほどの術だ。そのうち永遠に眠ったままに」と言う無極。宗越が「お前がうるさくて眠れぬ」と返し、2人は笑う。
宗越は「これは後戻りのできぬ修行だ。始めると、もう戻ってこられぬ」と話す。無極は「では常に私から離れるな」と言う。
無極の手を見て「非煙が来た?」と宗越が聞く。


平戎に賓客が。「会わぬ」と平戎は言うが、賓客と言われた相手は「私であっても?」と言う。笑みを浮かべる平戎。


「仏蓮と無極皇太子は相思相愛のようね。でも会ってすぐ離れ離れ。しかも何年もよ。普通は耐えられない」と言う扶揺。巧霊は「そうですとも。仏蓮様はずっと想い続けられ、皇太子も仏蓮様を裏切りませんでした。“障害を乗り越え、恋は成就する”と言います」と話す。


無極が「非煙?あの非煙か?」と聞く。うなずく宗越。無極は「穹蒼仙女・非煙。強い妖術を使うが邪悪ではない。そんな毒術をお前に?」と言う。宗越は「毒術でなければ私は死ぬ。世子府が襲われ、死人の山から這い出た私は虫の息だった。非煙が私を救い、育てたのだ。気功や医術も教えてくれた」と話す。無極は「非煙はただでは応じぬ。それと引き換えに、お前は非煙に何を渡した?」と言う。宗越は「40年の寿命」と答える。無極の表情を見て「計算などするな。お前は関係ないし、何もできぬ」と宗越が言う。「生き延びたのは復讐のためか」と言う無極。


ーつづくー


江楓が生きてた!!(*´◡`*)
よかったよかった。
そうだよね…
いくら臣下とはいえ、これだけ仲がいいのに亡くなってたら、何も言わないなんてことないよね。
2人の会話は好きなので嬉しい(⁎˃ᴗ˂⁎)

軒轅旻(無極)と一緒に牧霊の王と会った扶揺。
扶揺は牧霊の王に気に入られたみたいだけど…。
あの話は本当なのかな?

無極は非煙が邪悪ではないと言ったけど、扶揺も軒轅旻も襲われたことがあったよね( ̄▼ ̄|||)
自らの意思で悪い事をするわけではなく、交換条件でやっているから邪悪じゃないということなの?

宗越は生きるために40年の寿命を(✽ ゚д゚ ✽)
そんなそんなそんなぁぁぁぁぁぁ。
それではやっと兄と会うことができた雲痕もかわいそう(;д;)



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