龐勇にとって妖怪か否かは興味なかった。推理ではなく、事実を知りたいと夏冰と夏俣向に言う龐勇。しかし夏冰の考えも一理あると夏俣向は言い、夏冰はやっと味方ができたと喜ぶ。あきれた龐勇は、うまい酒の匂いをかぎつけ行ってしまう。そんな龐勇の姿に「あの人、誰かに似てる」と夏冰はつぶやく。
女児紅という酒を買う龐勇。そんな龐勇を佩蓉は見つめる。
寝ていた龐勇を佩蓉が訪ねてくる。父の還暦の祝宴に龐勇を招待する佩蓉。
佩蓉は顔色が悪かった。それを龐勇が心配すると、賄いが殺されたことを佩蓉は話す。龐勇は外出は控え家にいるように言うが、佩蓉は「家にいたら気が変になる」と言う。すべて小唯(栩栩)の仕業と分かっているのに証明する方法がないと。証拠は見つけると龐勇は励ます。
夏俣向は仕事場に夏冰を連れて行く。「広いわね、間借りできそう」と夏冰が言うと「そうすれば?」と返す夏俣向。
夏冰が座ると、鞄からガマが飛び出す。ガマは夏俣向の飼っていたガマのところへ行き仲良しに。
夏俣向は夏冰が持っていた、いろんな降魔術の書いてある"降魔日誌"を読む。説明をしていた夏冰は、食べ物は同じでも妖怪と人間では排泄物が異なると書かれていたことであることを思い付く。
佩蓉、王生、栩栩が宴の準備をしていると佩蓉の父が来る。佩蓉と王生を指差し「この2人は誰だ?目も合わせず険悪な仲なんだな」と言う佩蓉父。夫婦は思いやりが大事だと言われ、王生は佩蓉の手を取る。その様子を栩栩は見つめていた。
王生は隠し部屋で休もうと佩蓉父を連れて行く。
変装をした夏冰と夏俣向は陳家へ忍び込む。夏冰の思い付いた策は、下剤を混ぜた料理を栩栩に食べさせることだった。
隠し部屋に来た王生は、家で見つけた下手人の遺留品を取り出し、佩蓉父の作った溶液で正体を突き止めようとする。そこに栩栩が入って来る。
溶液を入れて変色したところで表と付き合わせれば物質を特定できると栩栩に説明する王生。しかし溶液の分量を誤れば証拠は台無しになってしまうと。栩栩はこっそり妖術を使い、王生に溶液を多く入れさせてしまう。しまった、と思った王生だったが、佩蓉父がワザと倒した別の溶液が入り、証拠は変色する。
祝いに来た龐勇だったが、今の格好では陳家に入れないと思ってしまう。帰ろうとした時、佩蓉に呼び止められる龐勇。祝いの品だけ渡してくれ、と龐勇は言うが、佩蓉は自分で渡すように言い、屋敷の中へ連れて行く。
1人で庭にいた佩蓉父に声をかける栩栩。飴を与えた栩栩は「言うことを聞けばもっとあげる」と言う。そして目を見つめながら妖術をかけようとするが、佩蓉父がクシャミをしてしまい上手くいかない。
厨房に入ることが出来た夏冰と夏俣向は、料理ではバレてしまうと思い酒の中に薬を入れる。
宴が始まる前「好きな女が他の男と一緒にいるのはつらい?」と龐勇に聞く栩栩。「別に。好きな人が幸せなら、それで満足だ」と答える龐勇。君には分からないと。そして「俺より君の方がつらそうに見えるが?」と言う。栩栩は龐勇を睨むように見ると「私は違う。つらいのは今だけ」と言い返し行きそうに。そんな栩栩に「覚えておけ。俺はだまされん」と龐勇は言う。
佩蓉からもらった梨を食べていた龐勇は、酒が運ばれて行くのを目にする。誰もいない厨房へ行き、酒を飲んでしまう龐勇。
還暦を祝い、みんなで乾杯をする。その様子を陰から見守る夏冰と夏俣向。しかし皆が飲んだのは酒ではなく水だった。
酔った龐勇が連れて来られ、龐勇は随分前から病んでいた義父を放っておいたと、皆や側にいなかった自分を責め始める。そして一番の偽善者は王生だと言い出した龐勇は、毎日陰で泣いている佩蓉を思い「夫として失格じゃないのか?」と言う。
女狐に惑わされていると栩栩を指差しながら言う龐勇。王生が怒ると「見損なったぞ。譲らなきゃよかった」と龐勇は怒鳴り返す。そんな龐勇は突然お腹が痛くなり厠へ駆けていく。
下剤の入った酒を龐勇が飲んだと悟った夏冰も夏俣向と一緒に厠へ。龐勇を捕まえ「おかげで計画が台無しよ」と怒る夏冰。そこに王生と佩蓉も来る。佩蓉の姿を見た龐勇は急いで厠へ入り、閉じこもってしまう。
心配する佩蓉に謝る龐勇。酒すら断てないと龐勇が嘆くと、佩蓉は「いいのよ」と言う。しかし宴をぶち壊し、自分でも情けないと思う龐勇は、厠から飛び出るとそのまま駆けて行ってしまう。
夏俣向の仕事場で夏冰が妖怪捕獲器を作っていると、佩蓉が訪ねて来る。佩蓉のおかげで牢から出られたと礼を言う夏冰。佩蓉は小唯のことは諦め天命に任せると話し、勇兄さんの禁酒を手伝ってほしいと頼む。昔の兄さんに戻ってほしいと。
ーつづくー
遅れまくっているけど、ようやく続きが書けて嬉しいです(;_;)
ガマちゃんにお友達が!!
それとも恋人?(*´艸`*)
龐勇もつらそう…。
佩蓉を今も大事に思って守りたいと思っていると思うから、誰のためでもなく自分のために禁酒ができるといいよね(;_;)
夏冰のアイデアは…(@_@;)
計画が成功していたら、みんなが厠へ殺到して大変なことになっていたかも!?
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この回はPang勇が切なかったですね。
冰冰のアイディアの所為ですけれど、
成功したがPang勇だけでなくて
祝宴参加者全員がトイレへ
ガマ友ができましたね。
夏俣向は冰冰のいい理解者なので
似た者同士なのですが、このペアで
佩蓉の抱える悩みを解決してくれるといいのですが。。。