栩栩(小唯)が働き始めてから慧妍斎は大盛況となり、都尉府で祝いの宴が開かれる。栩栩に感謝した佩蓉は、招いた人たちに証人になってもらい、姉妹の契りを結ぶことに。「ここがあなたの家、これからは私が姉になる」と栩栩に言う佩蓉。王生は義兄だと。王生も賛成する。
高は祝いのついでに報告があると言い出す。「俺は王軍を離れるよ」と言う高。驚く王生に、いい仲間に恵まれ幸せだったが、もっと琳琳や子供の側にいてやりたいと。許してほしいと頭を下げる高に、移動先で頑張るように王生は言う。そこに隣家が火事だと小柔が知らせに。
王生と来ていた兵たちは隣家へ向かったが、炎を見た王生は父母が亡くなった時のことが蘇り意識を失ってしまう。
目が覚めた王生は、1人も救えなかった上、皆に心配をかけてしまい、情けなくて許せないと自分を責める。あなたは十分立派だと励ます佩蓉。琅玡村でのことを思い出すたび怖くてたまらなくなると佩蓉に話す王生を栩栩は見る。
火に囲まれる中、自分の名を呼びながら両親が現れては消える夢を見た王生は、うなされて目が覚める。
王生が外へ出て歩いていると、栩栩がいることに気づき声をかける。今日の火事で昔のことを思い出したと話す栩栩。「私もだ」と王生は返す。そして目を落とす栩栩に「話してごらん。きっと気が楽になる」と言う王生。栩栩は家が焼かれ、さらわれたと話し、日が暮れると恐怖を思い出して怖いと王生の手を両手でつかむ。
「忘れるんだ、心配いらない」と言う王生。「あなたの悩みは?」と栩栩が聞くと「別にないよ」と王生はごまかそうとする。しかし「あなたも言わないと不公平だわ」と栩栩に言われ、王生も火が怖いことを話す。野盗に焼き討ちにあった王生は、自分が家を飛び出さなければ村が簡単に陥落することも両親が死ぬこともなかったと思っていた。火を怖がる自分が情けないと言う王生に、両親はあなたを責めたりしない、あの世で見守ってくれている、と栩栩は話す。
再び両親の夢を見る王生。逆らったことを詫びる王生に、父親はお前が正しかった、許してほしいと言う。そして強く生きるように言い、消えてしまう両親。さらに炎に包まれる中、今度は栩栩が現れ「過去は忘れてやり直すのよ」と言う。
翌日。佩蓉が目を覚ますと、隣に寝ていたはずの王生の姿はなく、"琅玡村へ行く。すぐ戻るよ"という置き手紙が。
両親の墓前で「昨夜、訪ねて来た?」と話しかける王生。そこに栩栩が来る。栩栩がいることに王生が驚くと「ご両親もお許しになったのに、まだ自分を責めるの?」と言う栩栩。「あなたのせいじゃないわ。あなたは悪くない」と優しく言う栩栩を王生は泣きながら抱きしめる。
王生を追いかけて来た佩蓉は、そんな2人を見てしまう。
帰ってきた王生に、過去のことで苦しんでいたことに気づかず「ごめんなさい」と言い、涙を流す佩蓉。「忘れよう。実は小唯(栩栩)に救われた。諭してくれてね」と言う王生。佩蓉は商売にかまけて王生を疎かにしていたことも詫び、これからは隠さずに何でも話してほしいと言う。
慧妍斎に姿を消した小易が来る。早く帰るように言う栩栩。それを見かけ、不審に思う佩蓉。
できるだけ家にいたいと、佩蓉は琳琳や韻韻に話す。そして王生を励ますため、じきに誕生日がくる王生をみんなで祝おうということに。
王生の誕生日の祝いを佩蓉がすることを知った栩栩は「忘れられない誕生日にしてあげる」と小易に話す。
高に何も言われず連れてこられた王生は、突然みんなから誕生日を祝ってもらい喜ぶ。元気づけたかったの、と言う佩蓉は、誕生日の祝いに外套を渡す。栩栩はさびていたからと彫刻刀を。その時、もう1本、栩栩が彫刻刀を持っていることに同席していた者が気づく。自分に買ったと話し「今日は私の誕生日でもあるの」と言う栩栩。贈り物を用意していなかった王生は、いつも身につけていた玉を栩栩に。
誕生日が同じ日だということが偶然すぎると思った琳琳と韻韻は、佩蓉を助けるため早くいい人を見つけ、嫁ぐよう栩栩にすすめる。
片付けをしている最中、栩栩の彫った王生を見かける佩蓉。王生が来ることに気づき、慌ててもとの箱の中に戻す。
佩蓉は王生に小唯(栩栩)の嫁ぎ先を探そうと話す。
反対はしないが本人の考えも聞かないと、と王生に言われ、佩蓉は栩栩の気持ちを確かめる。2人に従うと返す栩栩。
栩栩の婿探しが始まり、花婿候補が街中から集まる。佩蓉は王生と一緒に面接をするが、なかなかいい人がいない。その中で佩蓉は、袁仁という隣県で薬材店の経営をしている男に目を留める。将来、役人になることも決まっている袁仁を王生も認める。
ーつづくー
王生はずっと傷を抱えていたんですね…(;_;)
亡くなった両親の夢はつらいと思う。
それを癒したのが栩栩だから、佩蓉も不安になっちゃうよね。
王生が栩栩を嫁がせたくない感じ。
妹としてなのかな?
袁仁てどんな人だろう?
もうすっかり忘れているんだけど…(;´д`)ノ
でも、栩栩なら嫁ぎたくないと思ったら何でもしちゃいそう。殺しちゃうとか、妖術で相手から断らせるとか(@_@;)
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王生は苦しんでいたと思うけど…両親のお墓の前で栩栩の慰めで救われたからって~あの抱き方は見たくなかった!
佩蓉が可哀想( ; ; )
王生と栩栩の誕生日が同じって~!私も琳琳達と同じで、疑っちゃったよ~
プレゼントもーーーーー少し王生の態度が(*`へ´*) 気になる回です。
栩栩を妹としてなのか…結婚も嫌がってるのかな?
ほんと、佩蓉が可哀想!!
うささん、私も袁仁ってどんな人だったかな?(≧∇≦)
それから、トカゲって水は苦手では無いみたいですよ~反対に水は好むみたいです。
善人ではなかった父親でも親は親だし、救えなかったって後悔が大きかったのでしょうか・・・
両親のお墓の前で栩栩を抱きしめたのは、私も救われたにしても見たくなかった。
栩栩が琅玡村のことを持ち出すのもなんだかなぁって思うし・・・
それを見てしまった佩蓉も心穏やかではいられないですよね(;△;)
王生が栩栩の結婚に乗り気でないように見えるのは、以前の自分や佩蓉のように望まない結婚はさせたくないって優しさじゃないかと・・・
いずれにしろ王生の思いが誤解を産まないかは心配ですが(;;)
袁仁、好青年のようだけどうささんの心配が心配(^^;)
Appleさん、そうそう、トカゲってそっちのイメージ(≧∇≦)
うささん、いつもありがとうございます(*^^*)
栩栩の策略が次から次へと展開されて。。。
みなさんが書かれているように、
誕生日のことは、事実ではないですよね。
袁仁さん、好青年ですね。
ついつい袁弘さんを思い出してしまいました(笑)