二人の王女 第40話

草原でアジェナスムと暮らしていた太平公主が吐蕃に拉致される。かつての盟約を盾にしている吐蕃にアジェナスムは援軍を出してもらおうと安公主に鳩を飛ばす。
裹児(安楽公主)を皇太女に立てたい韋蓮児は、李顕に則天武后が安公主に密詔を残していたことを話す。その密詔に別の者が皇位継承者になるよう書かれていれば、自分と裹児は行き場がないと。しかし、裹児は皇帝の器を持たないため苦労を背負わしたくないと李顕は認めない。
武攸曁が捕われてしまう。韋蓮児が挑発していると感じる安公主。
太平公主が拉致されたことを知った安公主は、李顕に全てを明かす決心をする。
李顕は婉児を昭容の位から退かせ自由にする。そして李重茂を新たな皇太子に。皇太女になりたかった裹児は気に入らないが、李顕は聞く耳を持たない。李旦はいまだに牢の中にいたが、李顕は自らが死んだ後に皇太子じきじきに迎えに行かせることを決め、今はそのまま牢の中へ入れておくこととする。「許してくれ」と李旦に伝えるよう婉児に言う李顕。
李顕は韋蓮児の野心を抑えるために李重茂を皇太子にしたと安公主に言う。そして自らが亡くなった後、密詔の中身を天下へ知らしめるように告げる。李顕は則天武后が事の次第を探った者からすでに安公主が太平公主ではないと聞いていた。安公主は参内したのは正体を明かすためだったと言い、本物の太平公主が吐蕃に拉致されたことを話す。李顕は話し合いで事をおさめようと考える。
吐蕃から使者がくる。かつてより力のついた吐蕃は強気だった。安公主は自分が本当の大平だと言い、偽者の太平公主を解放するように言う。真の私が改めて輿入れすると。安公主が輿入れをすれば、自分の持っている則天武后の残した密詔が唯一になるため、李旦が皇帝になれると思う婉児。
安公主が輿入れをすると知り、韋蓮児は天の助けだと大平公主符へ向かう。輿入れの前に則天武后の密詔を李顕に渡さなくていいのか聞く韋蓮児。もし、その密詔があっても、まだ開く折りではないと安公主は返す。そして離縁のことを話し合うため、武攸曁を解放してほしいと頼む。
釈放された武攸曁に吐蕃に輿入れをすることを安公主は話す。そして自分が大平ではないことを告げる。しかし武攸曁もすでにそのことは知っていた。反対する武攸曁に他に術がないと安公主は言い、武攸曁は涙を流しながら受け入れる。
安公主が吐蕃へ向かう日。石蛋は家族も一緒に安公主と吐蕃へ行くつもりだったが、韋蓮児は側近は誰も随行さず、お供する者は朝廷より使わすと言い出す。石蛋の妻は私だけでもと言い、許されなければ自害すると言う。仕方なく、忠義を尽くすということで認める韋蓮児。
李顕の病は悪化していく。


ーつづくー


韋蓮児が酷すぎる(;´д｀)ノ
嫁ぐだけでもひどいのに、使用人を連れていってはいけないなんて(；△；)
韋蓮児が嫁げばいいのにー。(おい)
でも、吐蕃が大平公主を諦めていなかったことにビックリ。
もう、すっかり終わったことだと思っていたのー。

李顕が婉児を自由にしてくれたのはよかったけど、できたらもっと早くに自由にしてほしかった(o´д`o)=３
それにしても病がどんどん悪くなっているみたい。
韋蓮児が力をつけてきたので心配。

スムが出て来てくれたのは、やっぱり嬉しかったなぁ。
カッコよかったのに少しだけで残念(；_；)

今回は武攸曁が可哀想でした"(ノ_・、)"
残りはあと5話?
ますます今後に目が離せませんね(*´∇｀*)




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