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中国武侠ドラマ「四大名捕~都に舞う侠の花~」第15話 あらすじ

2017年09月17日 10時51分17秒 | 四大名捕(中)

「娘たちを狙う影」


冷血たち四大名捕が諸葛正我の元へ行くと、そばに姫瑶花がいた。「また何か重大事件ですか?」と聞く冷血。諸葛の指示で瑶花が「若い娘の連続殺人事件よ。現場はすべて寝室。検視の結果、3名は死ぬ前に陵辱させられていた」と答える。他の被害者には、いずれものどに小さな傷が、細長い凶器で刺し殺された模様、と。冷血が「もしや、この事件、温無常が?」と言う。「可能性は高い。温如玉親子にしか、できぬ芸当だ。一刻も早く犯人を捕縛せよ」と言う諸葛。そして諸葛は瑶花に「今回の被害者は、皆、若い娘だ。仙鶴司の女捕吏と共に、捜査に協力を」と告げる。

冷血だけその場に残した諸葛は、昨日、朱殿下が襲われたことを伝える。


冷血はすぐに朱王府へ向かう。
朱殿下に「義父上、おケガは?」と言い、心配する冷血。朱殿下が大丈夫だと答えると、そばにいた馬雄に冷血は「刺客の顔は?」と聞く。「狼族の女です」と馬雄が答え、朱殿下が「余計なことを言うな。下がれ」と言う。

2人だけになり、冷血が「狼族の女?生存者がいるのですか?」と尋ねる。それには答えず「私の見舞いに来てくれたのだろう?」と言う朱殿下。冷血は「刺客は必ず捕らえます。ゆっくりお休みください」と言って出て行く。
“なぜ狼族の女が義父を襲うのだ?やはり義父が狼族の仇なのか?”と思う冷血。


娘が襲われた屋敷へ追命が向かう。
庭を調べていた追命は、何者かが地中を掘り進んで逃げていくことに気づき追いかける。しかし、後一歩のところで逃げられてしまう。
一方、娘がいなくなったという張家へ向かった鉄手は、庭でその娘の幻影を見る。


神侯府。追命は鉄手に「捜査中に土遁術を使う者に遭遇した」と話す。すごい速さで地下を掘り進み、逃げられたと。「土遁術を使える者は少ない。捜査対象を絞り込める」と言う鉄手。「そっちは?」と追命から聞かれ、鉄手は「女が幻影となって目の前に現れた。攻撃したら突然、風が吹いて、その瞬間、幻影も消えた」と答える。


鉄手と追命が町へ行くと「どこ行くの?」と依依が現れる。捜査へ行くと知り「女の子を狙った事件?」と言う依依。依依は自分がおとりになって捜査を手伝うと言うが、鉄手は「部外者の協力は危険ゆえ、規則で禁じられてる」と断り、行ってしまう。


瑶花は仙鶴司の女捕吏たちに、若い娘を狙った事件の捜査に、仙鶴司も加わることになったと話す。「ただ待っているだけでは捕まえられません」と海棠が言い「では、おとりを使って、おびき出しましょう」と言う瑶花。蝴蝶は「この件は楚離陌が適任です」と言う。「私が?」と離陌が驚き、瑶花も「武芸ができない」と言う。「だからこそ怪しまれないのでは?」と言う蝴蝶。海棠も「捕吏になって日も浅いので、絶対に見破られません」と言う。

「楚離陌、やるわね?」と蝴蝶に言われ「はい、事件の解決の力になれるなら喜んで」と返す離陌。「新人なのに危険すぎる」と瑶花は言う。今回の犯人は残虐だと。それでも蝴蝶が全力で守ると話し、離陌も「私にやらせてください」と言ったため、瑶花は離陌をおとりにすることを決める。瑶花が命じて、海棠が瑶花の匕首を離陌に渡す。
その様子を冷血が見ていた。


おとりとなった離陌のいる寝台には、紐を引けば外の鐘が鳴る仕掛けが。
瑶花は外で見張りをしていたが、城南で事件が発生し、呉からの協力要請でその場を離れることに。

夜。離陌に夕食が運ばれる。その夕食を運んできた男が賊だった。すぐに「私は神侯府の女捕吏、楚離陌よ」と匕首を鞘から抜く離陌。しかし匕首は使い物にならないよう、細工がされていた。叫ぼうとした離陌は、口を手で塞がれてしまう。
「君に口づけできたら、この猿不邪は果報者だ。共に一夜を過ごせれば、極楽気分になれそうだ」と言う男。離陌はようやく手探りで紐を探し、引っ張ることができる。

鐘が鳴るが、状況が分からない、とすぐに部屋へ入ろうとしない蝴蝶。しばらくしてから、ようやく突入する。しかし蝴蝶たち4人の女捕吏は、あっという間に帳でまとめられ、身動きが取れなくなってしまう。その時、冷血が部屋に入ってくる。
賊は冷血と戦うが、冷血の強さに逃げていく。

離陌の手を取り「来い」と言う冷血。そこに瑶花が戻ってくる。状況の分からない瑶花に「部下を危険な目に」とだけ言い、冷血は離陌を連れて出て行く。
床に落ちていた匕首を持った瑶花は「匕首を細工したのね」と蝴蝶と海棠に言う。「楚離陌が冷統領に付きまとうので、懲らしめようと思ったんです」と言う海棠。瑶花は「捕吏としての自覚がないの?仲間である離陌の命を、わざと危険にさらすなんて。反省しなさい」と叱りつけると行ってしまう。


屋敷に戻った冷血は「捕吏は危険な仕事だと分かったはずだ」と離陌に怒り、諸葛に報告しに行こうとする。「いいえ、ちゃんとできる。下働きで終わりたくないの」と止める離陌。冷血が「万一のことがあったら?」と言うと、離陌は「他の捕吏がすることは、私にだってできるわ。今はまだ未熟だけど。でも、私は読心術ができる」と言い返す。さらに離陌が「辞めないわ。それに…」と言いかけてやめ、冷血は何か自分に隠していると感じる。

「あなたは人に厳しすぎる。特に姫統領に」と言う離陌。冷血は「部下を守れなかった」と言う。離陌は「私をおとりに推薦したのは蝴蝶よ」と瑶花をかばうが「統領として無責任だ」と言う冷血。それを屋敷の入り口まで来ていた瑶花が聞いてしまう。
“冷兄さん、離陌でさえかばってくれた。でも、あなたに分かってもらえないなんて”と思う瑶花。


瑶花が部屋に戻ってくると海棠が待っていた。謝ろうとする海棠に、瑶花は「いいの、出てって」と言う。
1人になった瑶花は“統領として無責任だ”という冷血の言葉を思い返す。咳をし、胸を押さえた瑶花は、涙を流しながら“3年前の傷がますます痛みを増してくる。まさか先が長くないのかしら”と思う。


瑶花と蝴蝶、海棠が諸葛に呼ばれる。
「すでに何人も殺している。そんな凶悪犯のおとりに離陌を?危険を承知の上でか?」と怒る諸葛。海棠が「楚離陌が自らおとりになると言い張ったのです」言い、蝴蝶も「捕吏として点数を稼ぎたかったのでしょう」と話す。諸葛は「そうだとしても、統領として正しい判断だと言えるのか?」と瑶花を見る。「いいえ。部下を守るのも統領の責務です」と自分の非を認める瑶花。
瑶花が「ご処分を」と言い、諸葛は「統領として判断を誤ったと認めるならそれでよい。二度と同じことを起こさぬよう、肝に銘じよ」とその場を後にする。

「私が楚離陌を推したせいです。申し訳ありません」と謝る海棠。瑶花は「いいえ、それを認めたのは私よ。あなたたちのせいではないわ」と言う。蝴蝶は「おとりが離陌でなければ、叱責されずに済んだはず」と話す。
瑶花も行ってしまうと、離陌が諸葛に告げ口をしたと考え、おとり志願もこのためだったかもと海棠と蝴蝶は思う。


海棠と蝴蝶は歩いていた離陌を呼び止める。「姫統領を陥れるために、おとりに志願したのね」と言う蝴蝶。海棠も「腹黒い女ね。姫統領が叱られるよう仕向けたわ」と言う。離陌は「言いがかりね。私を推薦したのは、そっちよ」と言い返す。しかし、それも言い逃れとしか受け取ってもらえない。あきれた離陌は「話にならない。好きにすれば?」と行ってしまう。


離陌は瑶花に会いに行き「私がおとりに志願したのは事件を解決したいと思ったからなのに、そのせいでご迷惑を。申し訳ありません」と謝る。瑶花は沈んだ顔で「起きたことは仕方ないわ」と言う。「私が諸葛様に説明を」と離陌は行こうとするが「もう過ぎたことよ、話は終わったの。冷兄さんの誤解も解く術がない」と止める瑶花。今後も私の下で力を尽くしてくれればいいと。


仙鶴司が離陌をおとりにしたが、犯人は取り逃がし、冷血が離陌を助けた、と追命が鉄手に話す。「依依をおとりにしてたら、俺たちが責められてた」と言う鉄手。
鉄手が「依依を危険な目に遭わせるわけにはいかない。規則は絶対に守れ」と言うと、追命が「依依が大事なんだな」と返す。


依依が正門にいると思い、鉄手と追命は裏口から捜査へ向かうことに。しかし正門で待ってても来ないため、依依は裏口に来ていた。
「すぐ帰れ」と言う鉄手。しかし依依は「知らせたいことがあるの。今朝、死体を見つけた」と言う。

依依に案内され、鉄手と追命は捕吏を連れて現場へ行く。そこには依依の言うとおり、若い娘の死体が2体あった。
依依は今朝、神侯府へ行くためにここを通ると、男たちが車から2人の死体を降ろしていたと話す。

男たち一行が向かった方向には轍が残っていた。「深くめり込んでる。思い物を運んでいたようだ」という鉄手。依依は「女の子を大勢、乗せてた」と言う。鉄手が「深さから見て6人だな」と言うと、依依は「すごい、分かるのね?」と感心する。追命は「おそらく行方不明の娘たちだ」と言う。


若い娘の2遺体を発見、今のところ自害と推定、と追命は諸葛に報告する。「現場の轍を追いましたが、林の出口で消えていました」と鉄手も話す。


安世耿は、さらってこさせた娘の血を春童に採らせ、温如玉に“虞美人”を作らせる。温如玉は「まもなく温家秘伝の香ができます。これを使えば、敵は突然、欲情して、幻覚に惑わされる。どんな使い手でも、抵抗は不可能です」と話す。


春童は数人を連れ、皇宮に侵入する。宦官や侍衛に小瓶に入った香をかがせ、誘惑をする若い娘たちの幻覚を見せる春童。春童たちは簡単に兵たちを殺し、玉璽(皇帝の印章)を盗む。


安王府。春童は「実に喜ばしい。玉璽があれば、幾千幾万の兵馬を動かせます。紫禁城にいる、かの者など恐れるに足らず、殿下が真の皇帝です」と言う。高笑いし「天が定めた運命だな。この玉璽を隴西へ送り、挙兵した暁には改めて私を“陛下”と呼べ。その時こそ私は、名実共に皇帝となる」と言う安世耿。

春童は「温殿が苦労して幻覚剤を調合してくれましたが、玉璽のためとは知るよしもありません」と言う。安世耿は「あれが狡猾な男でなければ、心から感謝するのだが」と返す。それを陰から温如玉が聞いていた。“あの香を作らせたのは、このためか。これでは、こちらが大損だ。玉璽によって兵権を掌握できる。手に入れば、長年の悲願である五毒翎教を興せるぞ”と思う温如玉。


鎖の女が都にたどり着く。
お腹を空かせた鎖の女は、饅頭を2つ注文するがお金がない。「3日も食べてない、施しだと思って」と店主に頼む鎖の女。しかし饅頭を取り上げられ、店主から追い返されてしまう。


鎖の女は残飯で飢えをしのぐ。そして玉佩のかけらを見ながら“仇を討つまでは生きなくては。絶対に生き延びる”と思う。
鎖の女は一族が殺された時のことを思い返す。父に連れて行かれる王子(冷血)が、幼い鎖の女に向かい「奴奴(どど)」と何度も叫ぶ。奴奴は王子を追いかけるが転んでしまう。そんな混乱の中、敵の落とした玉佩のかけらを拾う奴奴。


ーつづくー


自分たちが離陌をおとりに仕向けたのに、離陌が瑶花を陥れるために志願したと言う蝴蝶たち。
だって、もう匕首だって細工してあったじゃない!!
ほんと言いがかり(*´Д`*)
瑶花が捕吏としての自覚のことを話しても、まったく反省してないし。

安世耿が玉璽を(✽ ゚д゚ ✽)
でも、手に入れたことを温如玉が聞いてた!!
どうなるの!?

鎖の女は奴奴という名前なのね。
そして本当に狼族の生き残り。
冷血は自分1人が生き残りだと思っているから、他にもいて嬉しいかな?



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2 コメント

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またもや (くるみ)
2017-09-24 16:14:39
相変わらず海棠と蝴蝶が余計なことばかりしていますね。ヽ(`Д´)ノプンプン
瑶花のためと言いながら結局は瑶花に迷惑をかけるばかりで。
言いがかりをつけられた離陌が「話にならない」と言ってましたが本当にその通りだわ┐(´д`)┌ヤレヤレ
瑶花は責任者なので冷血が怒るのもしょうがないけど、瑶花の気持ちを思うと切なくなってきます。
そんな中、いつも前向きな離陌と、無邪気な依依には心が癒されてます~。
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潔さのすばらしさ (time)
2017-10-01 21:54:32
瑶花は上に立つ者として本当に潔いですよね。
冷血が絡むと複雑になりますが、
仕事では、いいところがあると思います。
そして、世叔も咎めるのでなく、次につなげる言葉を。

姐姐やくるみさんが仰っているように、
部下が本当に足を引っ張っているのは残念なことです。
それも空回りですし。。。

もう一人の狼族の奴奴は大丈夫なのでしょうか。
心配です。。。

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