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中国ドラマ「招揺(ショウヨウ)」#33 あらすじ

2020年07月02日 20時20分17秒 | 招揺(中)

路招揺(ろしょうよう) 役…バイ・ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー・カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ・イエン
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー・ルー
姜武(きょうぶ) 役…ダイ・シュー
洛明軒(らくめいけん) 役…リウ・ユーチアオ



「封印を解かれて」


唐韻の弾く琴を聞いていた錦繍公子は、何という曲が尋ねる。誠に美しい調べだと。“追慕”だと答える唐韻。錦繍公子はその物悲しい音色に、何か憂い事でもあるのか?と聞く。金仙の死後、万路門は勢力を伸ばしならず者までが万路門の名を騙る始末よ、長玉聖主も金仙も亡くなった、宗門が衰退すれば正義が揺らぎ民が苦しむ、この状況下でどうすれば万路門の台頭を阻めるかしら?と話す唐韻。錦繍公子は、方法なら1つある、奴らに勝る力を借りればいい、新山門の姜武がうってつけだ、と言う。


万路門。安思の煎じた薬を持とうとした琴芷嫣は、触るな、金仙を復活させた裏切り者め、と安思から言われてしまう。

滄嶺の元へ行き、寝台に座りながらうつむいていた琴芷嫣。目を覚ました滄嶺が少しだけ体を起こし、琴芷嫣は喜ぶ。
玲瓏に薬を飲ませていた琴芷嫣の顔が曇る。滄嶺が、どうした?、と聞くと、琴芷嫣は、申し訳なくて…、私のせいで女魔王は行方不明、厲塵瀾も命が危なかった、と言う。そして反対する招揺を振り払い宗門大会へ行った時のことを思い返した琴芷嫣は涙を流す。気に病むことはない、悪いのは私だ、と言う滄嶺。琴芷嫣は首を横に振り、また薬を飲ませ始める。そこに顧晗光が来る。

善悪では割り切れぬ、誰かを救うために誰かを傷つけた、と言い滄嶺の薬を取り替える顧晗光。助けた以上、後悔などするなと。そんな話をしている時に来た沈千錦は、部屋に入らず立ち聞きする。
噂で聞いていた琴芷嫣が、沈楼主を救った時もつらい選択でした?、と聞く。顧晗光は、何もつらくはない、彼女を助け寒毒を自分に移し彼女の記憶を消した、これでよかった、選択肢が1つしかない場合悩まずに済む、その結果を悔やむこともない、と話す。驚いた沈千錦は、過去の記憶がよみがえってくる。

沈千錦を抱きかかえて万路門に来た顧晗光は、招揺に助けを求める。寒毒に犯された沈千錦を救うには強力な気が必要だった。招揺は万路門の医者に一生なることを条件に出す。顧晗光が交渉成立だと言い、招揺は気を送る。沈千錦の寒毒が顧晗光に移る。そして、寒毒は私のせいだ、と顧晗光は鍼で沈千錦の記憶を封印した。

全て思い出した沈千錦。沈千錦が持っていた差し入れを落とし、気づいた顧晗光が駆け寄る。沈千錦は吐血すると、晗光、あなたが私の記憶を封印したのね、と言う。顧晗光は沈千錦の寒毒が再発したと分かり、再び鍼で記憶を封印させようとする。その手を沈千錦が払い、鍼が壁に刺さる。また私の記憶を封印するつもりなの?なぜ勝手に決めるの?、と言った沈千錦は、死ぬよりもあなたとの記憶を失うことの方が怖い、と自ら武芸の力を無くす。

倒れ込んだ沈千錦を泣きながら抱き寄せる顧晗光。沈千錦は、観雨楼の技を覚えた者は情を抱くと寒毒に襲われる、だから経絡を断ち武芸のできぬ体にした、これであなたを愛せる、と言うと意識を失う。


民たちの診察をしていた江河の前に洛明軒が座る。
驚いた江河は、洛明軒と部屋に移動する。ご無事で何よりでした、と言う江河。地面からはい出た洛明軒は、私を屈辱したうえ妻の命を奪った、この恨みは百倍にして返す、と招揺への恨みを抱いていた。江河は虛宗門で静養なさっては?と話す。その言葉に甘えることにした洛明軒だったが、私が無事だと知られたら混乱が起きる、今は静かに再起を図りたい、よって私の件は伏せていてほしいと頼む。江河は、分かりました、と言う。


浄池。体の5か所を竹季に斬ってもらい、招揺は浄池の中に入る。激痛に耐える招揺。招揺は、墨青、待ってて、と思う。


沈千錦の治療を懸命に行う顧晗光。顧晗光は、千錦、死ぬな、と言う。


暗羅衛に守られながら、厲塵瀾は九天術を使う。必ず招揺を見つけ出してみせると思う厲塵瀾。


牢へ来た周伯は、杖を袁桀に渡す。受け取った袁桀は林子豫に、行くぞ、と言う。


江河は、路招揺が金仙の気を半ば封印してしまったようです、と洛明軒に話す。けがの治療は済みましたが体内に残る封印は解けません、と。よい方法がないか聞く洛明軒。江河は、万路門の討伐のためにも全力で金仙の封印を解いてみせます、と言う。
虛宗門の歴代門主は禁術のため早世する定めだと聞いていた洛明軒は、天下の医者と薬の知見を競う中で呪いを解く方法は得られたか?、と聞く。

おっしゃるとおり私は薬題を出すことで自らを救う処方を探していますが、得られておりません、と言う江河。江河は李涯子を呼ぶと、洛明軒の処方を渡す。そして金仙のために薬膳をご用意いたします、と言って部屋を出て行く。


李涯子が江河に金仙の封印は解けないのか尋ねる。厄介ではある、元どおりに回復させることは至難の業だ、と答える江河。李涯子は、ならば換骨を試してみては?、と言う。江河がなぜそう思うか聞く。噂によると江門主が南山主に贈った換骨で厲塵瀾が治ったとか、先日、厲塵瀾は金仙に勝利しました、これは完治した証しではありませんか?、と話す李涯子。


李涯子に見張りをさせ、江河は隠し部屋に入る。李涯子の話が本当なら換骨で禁術の呪いを解き早死せずに済む、と思う江河。

見張りをしていた李涯子は、それで金仙に換骨を試すのですか?、と聞く。江河は、お前は誰の門徒だ?なぜ金仙に肩入れする?と言う。金仙は宗門の盟主たるお方ですよ、と言う李涯子。江河はまだ課題の解けていない李涯子に、薬の用意が済んだら課題を解くように、と告げる。


江河は歴代の霊位の前にひざまずきで、不孝をお許しください、これが禁術の呪いを解く唯一の方法なのです、人道に背いたとしても私のことをどうかお許しください、と詫びる。


ーつづくー


顧晗光は沈千錦を救うために一生万路門の医者になることを約束していたのね(;д;)
でも厲塵瀾の心配をあんなにしていたし、仕方なく万路門にいる感じじゃないかも。
そして今はとにかく沈千錦が心配。
沈千錦を救いたくて記憶を封印した顧晗光の気持ちも、死ぬよりも顧晗光を忘れる方がつらいという沈千錦の気持ちもどっちも分かる"(ノ_・、)"

やっぱりあの手は男(洛明軒)の手だったかーヾ(・ω・`;)ノ
何かいろいろと企んでいそうな感じ。
柳蘇若のことを洛明軒は本気で好きだったのかな…。

招揺と厲塵瀾、早く会えるといいんだけど(。>__<。)
こんな時に牢から袁桀たちが出てくるなんて…。



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