路招揺(ろしょうよう) 役…バイ・ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー・カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ・イエン
姜武(きょうぶ) 役…ダイ・シュー
琴千弦(きんせんげん) 役…リー・ズーフォン
洛明軒(らくめいけん) 役…リウ・ユーチアオ
「血の応酬」
琴千弦と会った姜武は、万物に宿る尊い命をなぜ奪う?、と聞かれる。殺したいから殺すだけだと答える姜武。姜武は止めてみろ、と言うとその場を後にする。
嫉妬した厲塵瀾は黒い気に覆われ姜武を剣で襲う。小恩が巻き込まれて飛ばされ亡くなってしまう。
小恩に駆け寄っていた姜武は涙をぬぐい剣で厲塵瀾と戦い始める。
激しく戦っていた厲塵瀾と姜武。招揺は厲塵瀾の腕をつかむと、大けがをするだけだと姜武も止める。
心魔が暴走している厲塵瀾の正気を必死で戻そうとする招揺。ようやく正気に戻った厲塵瀾に、姜武が再び襲おうとする。厲塵瀾の前に立ち、元はと言えばあなたが悪いのよ、と招揺が姜武に言う。お互い冷静になって、明日、無悪殿で話し合いを、と。姜武は怒りが収まらないまま、その場を後にする。
無悪殿。小毅が万路門にとどまる意味があるのか姜武に聞く。奴らには命の貸しがあるから残る、と答える姜武。小毅が、では今から復讐だ、全ての元凶は路招揺だ、路招揺に固執するな、殺せ、女なら他にもいる、と話す。小毅を飛ばした姜武は、俺に指図するな、と言う。たかが女のためにお前は変わった、お前は忘れたのか?俺たち3人は義兄弟だろう、と言う小毅。
姜武は小毅たちと出会った時を思い返す。戦で死体に埋もれていた小毅たち。2人を助けた姜武は、3人で兄弟の契りを結ぶ。
小恩の敵は必ず討つ、厲塵瀾を生かしておくものか、と言う姜武。小毅が、まだ分からないのか、厲塵瀾と路招揺は俺たちの敵なんだ、路招揺を倒さなければ厲塵瀾を倒せない、俺たち義兄弟の情は路招揺に劣るのか?、と言う。姜武は、そのとおりだ、この世の全ては路招揺にかなわない、もう一度言う、小恩の敵は必ず討つ、と告げる。
招揺と厲塵瀾は顧晗光の元へ行く。顧晗光を待つ間、愛想が尽きたか?、と言う厲塵瀾。厲塵瀾は自分の胸を指でさすと、姜武を見ると我を失ってしまう、と話す。招揺は厲塵瀾を抱きしめる。
厲塵瀾を診た顧晗光は、何事だ?、と聞く。近頃は体内の気も落ち着いていたはずだと。そこに司馬容が来る。司馬容が何があった、なぜ姜武の腹心を殺した?、と厲塵瀾に尋ねる。心魔を抑え切れないとどうなるのか招揺が話すよう厲塵瀾に言う。殺戮でのみ心の平穏が得られる、と言う厲塵瀾。司馬容は、希望を持とう、晗光が換骨を育てていると言っていた、だが収穫は5年後だ、と話す。
招揺と厲塵瀾が無悪殿へ行くと、命をもらうぞ、と姜武が言う。償いは他の方法で、と言う招揺。姜武は、“命で償え”と言ったはずだ、拒むなら代わりに配下の命をもらう、と言う。駄目だ、万路門の門主の座を明け渡すことにした、と言う厲塵瀾。招揺も、私も出ていく、万路門はあなたに譲るわ、と話す。
姜武は、そうか、と言って無悪殿を出る。そして入り口にいた阿大を傷つける。気づいた厲塵瀾は、阿大、と叫ぶと赤い目になり剣を取り出す。招揺が止め、厲塵瀾を落ち着かせる。
姜武は、命を償えるのは命によってのみ、差し出さないから力ずくで奪ったのだ、これからお前たちへの貸しは1つ1つ返してもらうぞ、と言うとその場を去っていく。
落ち着いた厲塵瀾は阿大のもとへ駆けていく。厲塵瀾や招揺、配下たちに見守られながら亡くなる阿大。泣きながら厲塵瀾は阿大の目を閉じる。
小恩の墓を作った姜武は、お前に誓う、厲塵瀾の全てを奪ってみせる、と言う。
封魔山。これより万路門の奴らをたたきのめせ、そして捕虜として連行せよ、拒むならその場で殺してしまえ、と配下たちに命じる姜武。部下はやっと存分に暴れ回れると小毅に言う。小毅も小恩のおかげで以前の姜武が戻ったと思う。
厲塵瀾は阿大の墓の前で、俺の心魔のせいで阿大が犠牲になった、姜武の思う壺だ、と招揺に話す。厲塵瀾の手を握り、自分を責めないで、顧晗光なら早いうちに特効薬を作り出せるはずよ、と言う招揺。
司馬容は顧晗光に、江門主に頼むのは難しいか聞く。塵瀾はあと5年も心魔を抑えられぬと。顧晗光は、3日くれ、“心配せずに待て”と厲塵瀾と路招揺に伝えろ、加えて“心魔を暴走させぬよう自重せよ”と、と言う。
顧晗光は近いうちに留守にする、虛宗門に厲塵瀾の薬をもらいに行く、と沈千錦に話す。もらえるの?と聞く沈千錦。顧晗光は、分からない、だが頼んでみる、いずれにしろ3日ほどで戻る、と言う。
虛宗門。急に発つと言い出した洛明軒は、長らく厄介になっていながら力は回復できぬままだ、この世を渡り歩けば解決の糸口が見つかるやも、と江河に話す。そして、目下、万路門がこの世を蹂躙している、じっとしておれぬのだ、民のために戦えぬのなら死んだ方がましだ、と言う洛明軒。江河は実を言うと方法はあると言う。ただ…命の危険を伴い、希少な虛宗門の秘薬・換骨も必要だと。洛明軒はいかなる危険もいとわない、薬を頂きたいと言う。考えた江河が、必ずや期待に応えます、と言ったところに、李涯子が顧晗光が来たことを伝えに来る。江河は洛明軒を待たせ会いに行く。
顧晗光は換骨を拝借したいと江河に頼む。私の命綱だと分かっておろう?、なぜ求める?と聞く江河。顧晗光は、虛宗門を出ても約束は果たします、必ず換骨をお返しし禁術の秘密を解明してみせます、ですからこの度はどうか…と言いかける。江河は、長旅で疲れただろう?お前の部屋は当時のままにしてある、今夜は遅いからゆっくり休め、その件は改めて話すとしよう、とさえぎる。
顧晗光が自分の部屋へ行こうとした時、人の気配に気づく。追いかけた顧晗光は、相手が洛明軒だと分かる。顧晗光の手の甲を傷つける洛明軒。そこに、待て、と言って江河が来る。師兄、洛明軒がここにいたとは、と言う顧晗光。こいつは他人の血で封印を解いたのですよ、そんな男をかくまうとは、と。洛明軒を見た江河はつぼを突き顧晗光の意識を失わせる。破門した者に情けは無用、加えて私の姿を見られてしまった、万路門に伝われば虛宗門は襲撃を受けるだろう、殺すに忍びないなら牢に入れておけ、と洛明軒が言う。江河は顧晗光を牢に運び、決して外に出すなと門徒たちに命じる。
ーつづくー
姜武を怒らせてしまった厲塵瀾。
でも招揺も言っていたけど、元はと言えば姜武が悪いよね( ̄- ̄;)
厲塵瀾の心魔を暴走させなければ、こんなことにはならなかったのに。
大事な人を亡くして涙が出るほどつらかったのなら、姜武も誰かを殺す前にもっと考えてほしい(;´д`)ノ
姜武と小毅、小恩は特別な関係だったと思うから出会いは気になっていたけど、姜武が2人を助けたのね。
そして阿大が(;д;)
ちょっと抜けてるところがあったりして、結構好きなキャラだったのに。
亡くなり方も、厲塵瀾が目を閉じたところも切なくて(இωஇ )
顧晗光も捕まってしまったし、姜武たちは攻めてくるし、これからどうなってしまうの!?
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします。
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます