「7年後の私?!」
2か月後、中国・上海。
意識のないウェイウェイが入院している病院内を歩きながら「パリ警察の発表では火災と総監(ウェイウェイ)の事故は、チェン・イードゥと無関係だと」と話すオウ・イエ。フォ・シャオは「無関係?挙式中に都合良く火災が起こるわけない。しかも同じ日にウェイウェイは落水した」と言う。オウ・イエが「でも捜査は終了しましたよ」と言うと「だったら探偵を雇うまでだ。徹底的に追及する」と返すシャオ。そんな2人とすれ違った男が、誰かに「恐らく、もう目覚めませんよ」と電話で伝える。
ウェイウェイの容体を聞くシャオに、先生は「非常に安定しています」と答える。「だったら、なぜ目覚めないんです?」と言うシャオ。先生は「状況から言って脳を損傷した可能性が高いです」と言う。最悪の場合ずっと目覚めないかも、と。そこに慌てた看護師が「患者さんがいません」と知らせに来る。
シャオやオウ・イエ、そして大勢の看護師が捜している中、ウェイウェイは子供と庭にいた。
「アイスを食べたら凧を取ってくれる約束だよね」と言う子供。座りながら木の上に引っかかった凧を見たウェイウェイは「分かった、横に座って」と言う。
アイスを食べ終わったウェイウェイは、約束通り木に登って凧を取る。「ウソじゃないでしょ」と言うウェイウェイ。子供が「でも下りられる?」と聞くと「バカ言わないで。いい眺めだから、しばらく景色を見たいの」とウェイウェイは返す。子供は「じゃ、行くね。お姉さん、ありがとう」と言うと行ってしまう。
ゆっくりと木から下りようとしていたウェイウェイの足からスリッパが脱げる。その時、イードゥが木の下を歩いていた。
突然、スリッパが落ちて来たと思って上を見たら、次の瞬間、悲鳴と共にウェイウェイが降って来て、驚くイードゥ。ウェイウェイはイードゥの上に落ち、倒れ込んだ弾みで2人はキスをしてしまう。
あまりの出来事にしばらくキスをしたままの2人だったが、我に返ったイードゥが自分の上にいるウェイウェイを突き飛ばす。
「ドサクサに紛れてキスしたわね?」と言い出すウェイウェイ。ウェイウェイは「このドスケベ」と言いながら、スリッパでイードゥを叩きまくる。「リー・ウェイウェイ、正気か?」とイードゥが言うと「なぜ私の名前を?つけてたのね、ストーカーだわ」と言って、ウェイウェイはまたイードゥを叩き始める。
木に押し付け「助けて、変態よ!」と叫ぶウェイウェイの口を手でふさぎながら「パリでは俺を放火犯にし、今度は変態扱いか?サル芝居はいい加減やめるんだな。よく聞け。君のような、あくどい女に興味はない」と言うイードゥ。その時「いたぞ」と言う声が背後からし、イードゥはウェイウェイから手を離す。すぐにウェイウェイが倒れてしまい、シャオが駆け寄る。
オウ・イエにウェイウェイを任せたシャオは、行こうとするイードゥを引き止める。シャオが「何をしてる」と言うと、イードゥは「死んだか確かめに来た」と答える。シャオは「申し訳ないが生きてるよ。お前を殴るパワーもある」と言う。ふっと笑ったイードゥが「そうか。俺を押し倒した時は、やけに軽かったが。痩せたか」と返す。「俺の女から離れてろ」と言うシャオ。イードゥは「なら俺に近づかないよう見張るんだな」と言うと、その場を後にする。
シャオが病室に来ると、じきにウェイウェイが目を覚ます。体を起こし「フォ・シャオ。すぐに空港へ行かないと」と言うウェイウェイ。開幕式よ、と。何のことか分からず「何の開幕式だ?」と聞くシャオ。ウェイウェイは「北京オリンピックよ、約束したでしょ」と答える。「今、何年だと思ってる」とシャオが言う。ウェイウェイは「2008年よ。オリンピックが開かれるんだから」と返す。
ウェイウェイは低酸素症による記憶障害で、7年前で記憶が止まり、その後の記憶が欠落していた。
病院に口止めし、ウェイウェイは自宅に戻る。立派な自宅に「本当にここが私の家なの?」と言うウェイウェイ。
お酒を飲みながら「私って、どうやってお金持ちに?」とウェイウェイがシャオに聞く。シャオは「5年前、君と俺と玲論を立ち上げ、大成功した」と話す。感激し「あなたって、やっぱり賢くて律儀な人よね。ホント頼りがいある」と言うウェイウェイ。シャオは「君こそ恐れ入るよ。今や国際的なトップデザイナーだぞ」と言い、信じないウェイウェイに雑誌を見せる。ウェイウェイは自分が表紙になっている雑誌を見て驚き、さらにデザインディレクターという夢がかなっていることも知る。
自分が30歳ならシャオは32歳だと思ったウェイウェイは「まだフリーなの?恋人はいる?」と聞く。「フィアンセが」とシャオが答え「ホントに?」と言うウェイウェイ。ウェイウェイが「美人なの?性格はいい?」と言うと「ああ、君も知ってる人だ」とシャオは返す。「誰?」と言うウェイウェイ。シャオが「君さ」と言い、ウェイウェイはお酒をシャオの顔に吹き出す。
夜。パリでの新作ショーで、自らシャオにプロポーズをした映像を見るウェイウェイ。「私たちの間にはいろんなことが起きたのね」とシャオに言って、ウェイウェイは瞼を閉じる。その時、後ろ姿の男性と幸せそうに歩く自分の姿が脳裏に浮ぶ。「私が愛した人はあなた?」とウェイウェイが聞く。シャオは「そうさ」とうなずく。
笑い出したウェイウェイは「でも頭に浮ぶのは、幼い頃、鼻水垂らして泣くあなたの姿よ。私たちに限ってあり得ない」と言う。
「ふざけるな。幼なじみの縁だろ、証拠だってある。チャラにはできない」と言うシャオ。ウェイウェイは「ソウルメイトに手を出すなんて、私って人じゃないわ。ケダモノよ」と言う。
30歳の私に変わって謝るわ、とウェイウェイが言い、シャオは「いいさ。今はこんな状況だから大目に見てやる。でも記憶喪失の間、他の男を好きになるなよ」と話す。
ウェイウェイが父親に電話をかけようとし、慌てて「こんな夜遅くによせ。もう眠ってる」と止めるシャオ。ウェイウェイは「夜型だから大丈夫よ」と言う。それでもシャオは止めようとするが、かけてしまうウェイウェイ。しかし通じた電話からは「娘のおかげでヨーロッパで豪遊中だ。今、地中海でクルージングしてる。国際電話は高いから、発信音のあとに伝言を」と言う声が。
ウェイウェイは豪遊中なのに電話代をケチるのが変だと感じる。
たくさんのブランドバッグと寝ていたウェイウェイは「社長、本当にいいんですか?」というオウ・イエの声で起きる。そして会社には総監が必要です、業績もDUに水を開けられました、これでは負けますよ、という話を聞いてしまうウェイウェイ。シャオは「会社のことで心配かけたくない。記憶だって失ってる」と言う。
シャオはオウ・イエにウェイウェイの面倒を見させ、会社へ向かう。
シャオの父で玲瓏の会長でもあるフォ・ルイチャンは、会社に来ると「2か月で随分、減ったな」と言う。「それもこれも、事故後、フォ・シャオが会社のことは二の次にするからDUに引き抜かれたんだ」と話すルイヨン。
DUの先シーズンの売り上げは玲瓏より2割も多い、それに主力のデザイナーたちもDUに加わるとティファニーたちから報告を受けるイードゥ。「そうか、では引き続き頼む」とイードゥは言う。
オウ・イエにこの2か月、会社で何があったのかウェイウェイはと聞く。「ご心配なく、会社は絶好調ですよ」とごまかそうとするオウ・イエ。ウェイウェイは頭が痛くなったフリをし、記憶が戻ったとウソをつく。オウ・イエは「今、会社は総監を必要としています」と話してしまう。
イードゥが部下を奪ったことを知り、怒ったウェイウェイはDUへ行くことに。シャオはウェイウェイに、この7年で出会った人や起こった出来事をタブレットにまとめ渡していた。そこに敵で危険指数10つ星と書かれていたイードゥ。
ウェイウェイは「DUに行くと、フォ・シャオに伝えて」とオウ・イエに言う。
玲瓏の主力スタッフ、スー・フェイ、ジョージ、ワンの3人を前に「DUを選んだなら、今の立場は分かっているはず。今後は玲瓏とは一切、関わるな」とイードゥは言う。そしてイードゥは「狭い業界だから噂はすぐに立つ。DUに足を踏み入れた以上、契約を交わさずとも玲瓏には戻れないぞ」と3人に言って部屋を出て行く。
スー・フェイたちが契約書にサインをしているところに、門前払いをされるウェイウェイの声が聞こえてくる。「彼女があの有様じゃ、玲瓏に未来はない」と言うティファニー。
ワンが「DUでの私たちのポジションは?」と聞くと、ティファニーは「実力次第よ」と言う。スー・フェイが急いで「去年、発表した作品を見てください」とデザインを見せるが、ティファニーは「こんなデザイン、とっくに流行遅れよ」と言って破いてしまう。
入れないなら外に居座るまで、とウェイウェイが思っているところにシャオが駆けつける。部下を取り戻す気でいるウェイウェイに、3人が契約を交わしたことを話すシャオ。「長年、仕事をすけば愛着もあるわ」とウェイウェイは言うが、シャオは「普通はそうだろうが、向こうは君にそれほど愛着はないかも」と返す。そしてウェイウェイが、仕事が雑だと言っては残業を命令し、低俗な趣味だとすぐに減給、デザイン画も破っていたことを伝える。「私ってそんなに暴君だったの?」と驚くウェイウェイ。
そんな中、清掃係が人とぶつかり、破られたスー・フェイのデザイン画が落ちたゴミ箱から出てしまう。近くにいたウェイウェイはそれを拾い集める。
ベッドに横になるものの、眠れないウェイウェイ。その頃、シャオは写真を見ながら「おじさん、彼女を守れずすみません」と謝っていた。
引き出しから携帯を取り出し「父さん、どうしよう。会社がピンチなのに何もできない。父さんがいたらいいのに」というウェイウェイの留守電を聞くシャオ。シャオはウェイウェイの父親として“お前なら乗り切れる”というメッセージを送る。そのメッセージを読んでウェイウェイは笑顔でうなずく。そしてベッドから出て、ウェイウェイはスー・フェイのデザイン画を元に服を作り始める。
玲瓏の会議室。乗り込んできたウェイウェイに「5日で引き抜かれた者を連れ戻せ」とルイチャンが告げる。
ウェイウェイはDUにいるスー・フェイたちに会いに行く。自分のデザインした服を着て来たウェイウェイに感動するスー・ウェイ。3人のしている仕事を見たウェイウェイは「内職するくらいなら帰るわよ。本業はドレスのデザインなんだし、DUに給料を払わせて部下を休ませちゃ申し訳ないわ」と言う。
3人は玲瓏に戻る決心をするが、そんなウェイウェイたちの前にイードゥが現れる。「戻るだと?俺の許可もなく?」と言うイー・ドゥ。
ーつづくー
ウェイウェイが木から落ちたところが可笑しくて可笑しくて。
大爆笑(≧∇≦)ノ彡
イードゥだって、まさか人が落ちてくるなんて思わないよね。
しかも相手は意識がないと思っていたウェイウェイだし。
キスまでしちゃうし(*´艸`*)
私的には抵抗せずウェイウェイにスリッパで叩かれるイードゥがツボ。
「やれよ」って(≧▽≦)
あれ…スリッパだよね!?
あれで木に登ってしまうなんて無謀。
ウェイウェイのお父さんは亡くなっているから…。
そのお父さんの代わりをするシャオ(;д;)
シャオ、優しい…ううう。
スー・フェイたちはDUと契約を交わしたんだものね。
黙って連れ帰ることはできないはず。
どうなるんだろう?
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木からあのまま落ちたら大変な事ですが、あの勢いで下敷になって無事だったんですね。良かったとほっとしました、、二人、キスしちゃいましたねー。たしかに、イードゥはスリッパでたたかれぱなしでしたね。何回叩かれたんだろう。キスのショックのせい?かな。
ウェイウェイは、記憶がなくて23歳のままなんですね。優しいかわいらしい性格だったんですね、、それがあんなにトゲトゲに。この7年になにがあったんだろう。バックに囲まれて、ハイヒールをかかえて、幸せそう。もう、会社はまかせて、そのままいってもいいよー。と思います。シャオは本当に優しい人ですね♪お父さんになってくれてますね。
だけど、イードゥとは、元カレの関係なのか三角関係が気になりますね!
うささん、あらすじありがとう、楽しみです。
前回よりもコミカルシーンがぐっと増えて、面白くて一気見しました。
7年前に戻ったウェイウェイが可愛くて。高価なバッグや靴、洋服に目を輝かせ
「これみんな私の物よー!!」って。ほほえましいです。
シャオは、ウェイウェイの色んな変化に戸惑うこともあるはずなのに冷静に支えていて。
臨機応変な対応力がすごいです。ウェイウェイのお父さん役までも!
色んな覚悟をしてこれから支えていこうと思っているのかな。本当に優しいですね。
DUに引き抜かれた3人、契約しようとしながらもためらっていましたね。
ウェイウェイはただ横暴な上司ではなかったのかもですね。
続きが気になるところで終わっちゃいました。早く見たいですー。
そうそう、あのスリッパであそこまで木に登るのは絶対に無理!
ワンカイさん、いえイードゥとのキスは・・・お約束シーン?
Berryさんと同じく、この7年の間に何があってあんなふうに変わったんでしょうか。
ウェイウェイが本音で話してるシャオも1話よりいい。
鼻水たらして泣いていた幼馴染だったのね。
お父さんの電話の件では優しいね。
サプライズキスと
スリッパで薇薇が亦度をぱしぱし叩くのが本当におもしろかったですね。
気にスリッパで登るのも本当にすごかったです!
亦度は気になるのでしょうね、薔薇は結局買わず、
手も差し伸べることができず。。。
複雑な胸の内ですね。。。
ラストで、転職失敗三人組を救いに行くところは
記憶がなくても基本的性格は変わらずで、
面白かったです。
最後に、王允いえ、霍鋭勇のおしゃれっぷりも
面白かったです。
さて、経営はどうなるのでしょうか。