中国ドラマ「画皮～千年の恋～」第11話

野盗を全滅させた龐軍が太原へ凱旋。民は大歓迎で出迎えるが、龐勇の姿はなかった。「これを見られた」と玉佩を佩蓉に見せる王生。

王生は先鋒としての活躍が認められ司馬に昇進する。しかし、共に闘った高以外の龐軍の兵たちは、王生に冷たい。「龐兄貴は大事な存在なんだ。少し時間をくれ」と王生に言う高。


琳琳は高と結ばれ、お腹には8か月になる2人の子供が。「王さんとは、いつ婚礼を?」と佩蓉に聞く琳琳。龐勇はあれ以来、行方不明だった。琳琳は「そろそろ結婚したら?」と言う。


王生は佩蓉をお気に入りの場所へ連れて行く。立ち直れたのは君のおかげだと言い、佩蓉の手をとる王生。「約束してくれ。ずっと一緒にいると」と王生が言うと、佩蓉はうなずく。


夜。佩蓉の部屋に龐勇が現れる。「龐兄さん…」と言う佩蓉に「意外だな、まだ、そう呼ぶか」と言う龐勇。「忘れたかと」と龐勇に言われ「忘れないわ、私の兄さんだもの。心配してた」と返す佩蓉。

「王生が好きか?」と聞く龐勇に「ええ、好きよ」と答えた佩蓉。「俺のことは?」と龐勇は言うが、佩蓉は答えられない。ずっと佩蓉から"愛してる"という言葉を待ち続けていた龐勇は「あんまりだぞ」と涙を流す。そして肩を落として出て行ってしまう龐勇。


翌日。佩蓉は龐勇が昨夜来たことを王生に話す。「私の気持ちを確かめに来たの」と言う佩蓉。龐兄さんを愛したかと言われたが答えなかったと。そして王生が好きか聞かれ"好き"と言ったとと言う。

龐勇への気遣いが、逆に佩蓉を苦しめたと謝る王生。二度と離したくない、君をこの世で一番幸せにする、信じてくれ、と言う王生にうなずく佩蓉。2人は抱き合う。


肌がボロボロになった栩栩は、倒れているところを助けられる。
助けてくれた家の娘・小唯は栩栩と容姿がそっくりだった。

夜。すっかり変わってしまった容姿に涙を流す栩栩。
栩栩は寝ている小唯から皮を剥ごうとする。それを見たトカゲの妖怪が邪魔を。トカゲの妖怪は小唯が好きだった。「俺が小唯を守る」と言うトカゲ。
栩栩とトカゲは争うが、隙をつき、栩栩が小唯の皮を剥いでしまう。
剥いだ皮を自分につける栩栩。


翌日は小唯の輿入れの日だった。龍雲のことを思いだした栩栩は、結婚は嫌だと言い、みんなを家から追い出してしまう。栩栩が泣いていると、トカゲの妖怪・小易が現れる。栩栩が小唯だと疑わない小易。栩栩は小唯は一生あなたの側にいられる、だからあなたも一生私から離れないで、と小易に言う。

小易は人の心臓を栩栩に。まずい、と食べた栩栩は言うが「食べないと、小唯の皮が腐る」と小易は言う。そして「君を愛する人の心臓なら、何度も食べずにすむ」と話す小易。栩栩は窓の外にいる夫になる男を見ると、輿入れすることを決める。


夏冰の持っていた妖怪を見つける道具が反応する。近くにいる妖怪を探そうとする夏冰。そんな夏冰に気づいた栩栩は、蜂の巣を落とし混乱させ近づけないようにする。

同じ頃、佩蓉も王生との婚礼の準備をしていた。最近、部屋にこもりきりの父親を心配する佩蓉。「この結婚に反対みたい」と佩蓉が言うと「娘の結婚を喜ばない親がいる?」と母親が返して来る。ただ、寂しさが募っているだけだと。

龐兄さんに申し訳ないと涙が溢れてくる佩蓉。母は「結婚は義理や情けでするものじゃない。最愛の人を選んでこそ幸せになれるの」と慰める。

婚礼に龐勇が現れる。幼なじみの婚礼に参列するのが筋だろう、と言う龐勇。戸惑いながらも「ありがとう」と言う王生。そんな王生に「外へ出ろ。話しがある」と龐勇は言う。


ーつづくー


栩栩は小唯を殺してしまったんだよね…(；_；)
でも「きれいな心は、傷つけられるだけ」と言った栩栩の言葉が切なかったな。
龍雲のことも思い出して可愛そうでした。
小唯も幸せになるところだったのに"(ノ_・、)"

龐勇・・・(;´д｀)ノ
好きだとはっきり言わなかった(言えなかった)王生も、断らなかった(断れなかった)佩蓉も悪いかもしれないけど、言えない状況にしていたのは龐勇自身でもあったことに気づいてほしい!!
ずっと想っていた人と結ばれなかったのはつらいとは思うけど、夜、佩蓉に会いに来た龐勇も、婚礼の時に現れた龐勇も怖いよぉヾ(・ω・`;)ノ




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