激しく雨が降る中、甄嬛は約束のした場所へ向かうが、果郡王(雍正帝)はいなかった。皇弟が大雨の日に来るはずがないと思う甄嬛。約束をうのみにしてしまい残念に思いながら甄嬛は宮へ戻る。
そんな甄嬛の姿を余氏が見ていた。
皇太后の話が終わり、雍正帝は急いでぶらんこのある場所へ向かう。しかし、甄嬛の姿はなく、大雨で来ずとも仕方がないと思う雍正帝。
宮に戻った甄嬛は、琴を弾きながら「山高く 月いずる 月光 薄暗く 夜 静まり返る 思い人は今いずこ 1日会えぬだけで我が心は寂寥なり」と詩を詠む。ため息をつく甄嬛に、寂しそうな音ですね、と近づいてきた流朱は「向こうは皇弟なのです。僭越ながら行くべきではなかったかと」と言う。よりによって陛下の弟君を気にするなんて、と。分かってはいるが、甄嬛は考えずにはいられない。
雍正帝が風邪をひいてしまう。華妃はずっと看病していた。雍正帝は休むように言うが、同じように看病をしていた沈眉庄では、新入りのため慣れぬこともあると言う。
沈眉荘の側仕え・采月が甄嬛を訪ねてくる。「貴人が春の生地を選びに行きましょうと」と言う采月。沈眉荘に時間が出来たことで、甄嬛は雍正帝が回復したと分かる。
華妃を休みに行かせると、雍正帝は常服に着替え散歩に行く。
甄嬛がぶらんこをこいでいると余氏が来る。見たことがない甄嬛を知らない余氏。側仕えが余氏に挨拶をするように甄嬛に言う。「こちらは莞常在(甄嬛)よ」と流朱が言うと、余氏から軽く挨拶をする。そして甄嬛に「病なら外出はおやめに。辛気臭さがうつってしまいます」と忠告。甄嬛も軽い挨拶をした余氏に「宮中の礼儀を知らないなら侍女が手本を見せるから勉強するといいわ」と言い、流朱に挨拶の仕方をさせる。それを余氏にも「やってみて」と。
寵愛されている余氏は、冷遇されている甄嬛に説教をされたことが許せなかった。「位で尊さが決まると思ったら大間違いよ。それにあなたの位なんて私より少々高いだけ。何様のつもり?」と言う。そこに雍正帝が。
「もし朕が命じれば莞常在に礼を尽くすのか?」と言う雍正帝。はっとした余氏は慌ててひざまずき「陛下」と言う。果郡王と名乗っていた男性が、初めて雍正帝だったことを知る甄嬛。驚いて身動きできなかった甄嬛も、急いでひざまずく。そんな甄嬛に雍正帝は「あの日は約束を忘れたわけではない」と言い、甄嬛を立たせる。
雍正帝は反省の色がうかがえず「皇太后の罰は軽かったようだ」と余氏に言う。慌てて甄嬛に謝罪をするので許してほしいと言う余氏。そして甄嬛に「反省していますので陛下に嘆願を」と頼む。甄嬛は「答応(余氏)も反省しています。二度と同じ過ちは犯さないかと」と言ってあげ、甄嬛の嘆願で余氏は許される。しかし官女子(側室の最低位)に降格され、宮も雍正帝の目の届かない場所へ移されることに。一方、雍正帝は余氏から「あなたの位なんて私より少々高いだけ」と言われた甄嬛を、2人の位を引き離すため貴人に昇格させる。夜伽前の昇格は前例がなかった。
余氏は戻っていき、甄嬛の手をとる雍正帝。流朱もそっと離れ、二人きりにする。
前はもっと堂々としていたと言う雍正帝に「偉大な天子を前に恐れないほうが無理かと」と甄嬛は返す。雍正帝はあの日、ここを訪れる前に皇太后に呼ばれたことを話し、その後、御花園に来たが佳人はおらず、体調を崩してしまったと言う。
「お体は?」と甄嬛が心配すると「こうしてそなたの前に元気に立っているだろう」と雍正帝は返事を。「そなたも静養していたのだろう?」と大雨で来なかったと思い聞いた雍正帝に「約束は破っていません」と甄嬛は言う。雨に濡れて身体に支障はなかったか?と言われ「私めでしたら元気に御前に立っております」と答える甄嬛。雍正帝は果郡王と偽ったのは、皇帝である朕を恐れたり媚びてほしくなかったからだと話す。そして「己の思いを吐露出来る相手を手放したくない」と言う。
手の冷たい甄嬛を「朕が連れて帰ってやろう」と言い、愛する女子が大切なのだ、と雍正帝は甄嬛を抱きかかえ碎玉軒へ連れていく。
碎玉軒に来た雍正帝は、側仕えが少ないことに驚く。首領太監もいないことを知り、内務省が選んだ熟練から1人決めるように雍正帝は言うが、甄嬛は小允子なら立派に務まると言い、小允子が首領太監となる。雍正帝は「また会いに来よう」と言い、帰って行く。
碎玉軒に陛下からたくさんの贈り物が届くようになる。厦公公は次から次へと高価な贈り物を手渡したあと「最後の品は直接ご覧下さい」と差し出す。甄嬛が箱を開けると簫が入っていた。
そこに沈眉荘と安陵容が。2人も甄嬛の待遇が良くなったことを喜んでくれる。
異例なことだけに不安になると言う甄嬛に「私たち3人で力を合わせれば決して潰されやしないわ」と沈眉荘は言う。
貴人となった甄嬛に華妃から点心が届く。しかし、これを見ると夏冬春のことを思い出すと言い、甄嬛は食べようとしない。そして怖いと崔槿汐に言う甄嬛。小主(甄嬛)は以前から後宮の争いに身を置いていると崔槿汐は話す。沈眉荘と安陵容は一派と見られていると。そして後宮に入られた以上は普通の暮らしは望めず、運命は決められないと言う。
甄嬛は倚梅園で忘れていた3つ目の願掛けをする。それは"1つの愛を持つ方に末永く寄り添えること"だった。しかし雍正帝では1つの愛なんて無理だと思う甄嬛。
甄嬛は温実初に診てもらう。甄嬛は順調に回復していた。「ですが伽は無理だと陛下にお伝えすることもできます」と言う温実初。引き延ばしても解決しないと甄嬛は返す。そして陛下が別の侍医を遣わし、発覚した時のことを心配する甄嬛は、あまり急がない程度に回復させてほしいと言う。
碎玉軒に新しい宮女と太監が入る。選んだ内務符の黄公公は、華妃の遠縁だった。新しい太監や宮女が面倒を起こさないよう崔槿汐たちに注意させることにする。
碎玉軒に雍正帝が来る。宮の中へ入った雍正帝に甄嬛は自分の入れたお茶を出す。甄嬛を隣に座らせた雍正帝は、養心殿から遠くても「訪れよう」と言う。それに「心は近いです」と返す甄嬛。「そうだ、心は近い」と雍正帝も言う。そして恥じらう様子も愛おしいと言う雍正帝。
ーつづくー
他人に任せるのではなく、自分が甄嬛を抱きかかえた雍正帝は素敵でした~。
甄嬛も雍正帝を好きになっていたんですね(*´艸`*)
相変わらずの余氏(*`ω´*)
降格させられ、宮も酷い場所へ…でも仕方ないよね。雍正帝がちょうど見てくれてよかった。
余氏はこれからどうなるのかな。
雍正帝に嫌われた(?)たみたいだけど、また寵愛を受けられる時もくるのかな。
温実初は甄嬛が回復をしていくことが複雑みたい…"(ノ_・、)"
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しつこいのは分かってますが、四爺と若曦でもなかったような・・・?
雍正帝が甄ケイをそれだけ気に入ったってことなんだろうけど、大っぴらにそんな事をしたらみんなに嫉妬されるよ~と心配にもなりました(TT)
うんうん、甄ケイも雍正帝のことを好きになっていますよね(*´ー`*)
それから、果郡王と偽った理由“皇帝である自分を恐れず媚びずに話し、思いを吐露出来る相手を手放したくない・・・”上手く説明できないけれど、誰が演じても雍正帝はこういう人物だったのかなぁと。言いたいこと伝わるかな?
そしてそして余氏!!!
甄ケイに対して礼儀知らずにも程があるだろうと思いつつも甄ケイは聞き流すんだろうなと思っていたら、思いがけず反撃(≧∇≦)
流朱に手本を示させ余氏にやってみろとか言ってみたり、胸がすっきり(≧∇≦)
雍正帝もしっかり見ていて罰を与えてもう一度すっきり(≧∇≦)
宮も移されて、厦公公にも仕返しされて、八つ当たりされた侍女は可哀想だったけど、自業自得。あんまり反省している風がないけどどうなるのかな?
温実初は複雑ですよね(;;)
一度はプロポーズもしているし・・・でもいつまでも治らなければ他の侍医が来たり罰せられたりも困るし仕方内ですよね(;;)
また長くなりました。出来るだけ削っているんですがお許し下さい・・・
うささんもドラマ楽しめていますか~?
毎日ありがとうございます(*^_^*)
そこに、雍正帝o(^▽^)o余氏が早々と失速ですよね?(うささんが心配するようなこと…寵愛を受けてほしくないな~)
雍正帝に怒られて、位も下げられたのに、甄嬛の事を睨みつけて帰ったよねΣ(゜д゜lll)
雍正帝と甄嬛がo(^▽^)oいい感じ~naaさんo(^▽^)oうんうん!お姫様抱っこ\(//∇//)\
でも、息切れしてたよ(≧∇≦)ニッキーさんなら息切れしないのにな~(≧∇≦)しつこくって私もすみませんm(_ _)m
甄嬛も気になっている感じでしたが…もう好きになっていた雰囲気ですよね~
雍正帝は、やはり誰かに似ている甄嬛が気になっていたし~お布団に巻かれるのもすぐにきそうですね\(//∇//)\
流朱は偉い!気が利いてる(*^_^*)みんなでお出迎えは良かったですよね(*^_^*)
雍正帝に褒められて(*^_^*)甄嬛のお付きの人達は今まで可哀想だったから~
小允子も位が上がったのですよね~良かった(*^_^*)
温実初は可哀想( ; ; )心配している感じと、まだ好きなんだろうな…って思いました。
側で支えるしか無いんだよね…
うささん、Apple雍正帝大丈夫見たい(≧∇≦)三国志の免疫のせいなのか~
二人の仲のいい姿が見たいです~感情移入もできそう~(*^_^*)
続きが楽しみ~甄嬛が寵愛を受け出したら…本格的に諍いが起きて行くのかな~
うささん、毎日ありがとうございます。
今日の雍正帝は格好良かったですね。お腰が心配ですが(笑)
naaさん、判りますー。
歩歩驚心でニッキーが演じた四爺もそんな印象でした。
だからこそジャクギを愛したんだと思います!
余氏は、嬛の嘆願のおかげで冷宮送りを免れましたが、
へこたれず(!?)横目で睨みつつ退場。あれって陛下から丸見えじゃないですか?(笑)
嘘もまだバレてませんしね、まーだまだ諦めてませんよ彼女。
往生際の悪さ・あのしぶとさはGさま(ゴ○○○)並かもしれない...。
ところで、雍正帝が流朱を誉め、流朱がお辞儀しつつお礼を述べた時に、
隣にいる浣碧がムスっとした表情するんですが、お気付きになりましたか?
彼女らしくない顔だったでしょ。
それから、後の方で今度は浣碧の姿を誉めてもらいますが
(「浣碧と言うのか、道理で碧色の服を着ている」)、
この後の会話もなー...。
浣碧どうしちゃったの!?と、ちょっと心の片隅に置いてといてくださいなー。
Zhimeiさんのタイトルのこと私も心配に。。。
通路で大監たちがチラチラ盗み見していましたね(笑)
風邪をひいてもいいので、雨の中待ち
また会いに行くところなど
雍正帝は甄huanの気持ちが
自分に向くのを待っていたような気がして
四爺はこのドラマでも似たキャラのような感じが。
ところで、甄huanが
"1つの愛を持つ方に末永く寄り添えること"の
話しをしていた時に、槿汐が
一つの愛は無くても、、、と諭していましたよね。
不安が一杯な宮中で、心強いですよね。
余氏は降格に。
厦公公がいくら人がよさそうとはいえ、
余氏に手をさしのばさなくて正解ですよね。
温先生は複雑ですよね。。。
いつかは来るとは思っていても。。。
雍正帝と甄huan、次回はどうなるのでしょうか?
お姫様だっこ・・・雍正帝、素敵でした。(*^ー^*)
「腕がつかれた」って言いながら息切れしてましたが。(笑)
そこは可愛く見えました。(*^ー^*)
Zhimeiさんのコメントを見て、私もお腰が心配になってきました。(笑)
私もどうしても、ジャクギの四爺と雍正帝を比べてしまうんですが、こちらの雍正帝もイイ感じに思える様になってきました。(*^▽^*)
今まで私くし雍正帝を素敵とは思えないとかさんざん言っていたのを深く反省しました。m(__)m
前にAppleさんが帽子が可愛さを演出してると仰ってましたが、常服で帽子だとうーん例えるならくまさん的な可愛さがあるというか・・・。(褒めてるのか?)
甄ケイと雍正帝の「心は近い」のシーンも素敵と思いました。
(*´ー`*)
今回、甄ケイと雍正帝を見てて思ったのがこの二人のシーンも良いですし、若曦と四爺だったらと想像(妄想)したりして一粒で二度オイシイな~なんて♪♪♪♪(*^▽^*)
余氏は・・・( ̄▽ ̄;)
甄ケイの事知らなかったとはいえ、あの態度・・・自分より甄ケイが位が上だとわかっても、しまいにゃぁ「何様のつもり?」って・・・あんたこそ何様のつもりだよと突っ込みました。
余氏に八つ当たりされた侍女が可哀想でした。(;_;)
温実初・・・
甄ケイ夜伽は嫌と言っていたのに、雍正帝の事を好きになって・・・そんな甄ケイの心の変化は温実初にとっては複雑ですよね・・・。(;_;)
うささん、すみませんnaaさんとZhimeiさんへコメントさせてください。m(__)m
naaさんの雍正帝が果郡王と、偽った事についてのコメントですが、わかります~、Zhimeiさんも仰ってましたが、ジャクギの四爺もそうでしたよね・・・。(/_;)
Zhimeiさん、浣碧のムスッは最初何で?と思いました。
ムスッ・・・なんか嫌な予感がするのですが・・・。(--;)
あと、余氏は一度叩いただけでは死なないゴ○○○なんですね・・・。(--;)