中国ドラマ「記憶の森のシンデレラ〜STAY WITH ME〜」第13話 あらすじ

「謎の暗躍者」


イードゥから電話で「トレーニングに付き合ってくれ」と頼まれたモー・ファンは「分かった、いつもの場所で」と言って電話を切る。


モー・ファンを相手に本気でトレーニングをしたイードゥは「力が入りすぎた」と謝る。「気にするな、お前にはガス抜きが必要だ」と言うモー・ファン。イードゥが「お見通しか」と返すと、モー・ファンは「長い付き合いだからな。裏切られた気分でやりきれないだろ」と言う。「なぜなんだ。彼女は少しも変わらない」と言うイードゥ。モー・ファンは「リー・ウェイウェイという存在に、お前自身がこだわりすぎてる。人生は思うようにはいかない」と話す。これも運命なら、もう執着するな、と。


カン・シンが「これで2人は完全に決裂しましたね。和解は望めません」とモー・ファンに言う。モー・ファンが「上出来だ」と言うと「でも分からないんですが、チェン・イードゥは敵ですよ。なぜ支えてやるんです?」とカン・シンが聞く。「やつに勝つのは、俺だけだからな」と言う・モー・ファン。


ラテの件が一件落着し、イードゥが自分に感謝すると思ったウェイウェイ。ウェイウェイは泣きながら「あなた様がいなければ、この世で誰を頼ればいいか」と言うイードゥを慰める妄想をする。思わず笑ってしまい、その様子を見たレオが「今の笑い声、背筋が凍るかと思った」と言う。


イードゥが社長室へ来ると、ティファニーとツァオ・チョンが待っていた。「DUの生地が5年前にも問題があったとネットでリークされました」と話すツァオ・チョン。ティファニーは「私たち以外に知ってるのはリー・ウェイウェイだけ。きっと彼女の仕業よ」と言う。イードゥが「外してくれ」と言っても「この期に及んで、まだ信じるつもりなの?」と言うティファニー。イードゥは「出て行け」と声を荒げる。
ツァオ・チョンがティファニーを連れて出て行き、拳を握ったイードゥは「リー・ウェイウェイ」と怒りを込めてつぶやく。


仕事をしていたウェイウェイにイードゥから電話が。「今夜、食事をご馳走したい。あとで迎えに行く」と言うと、電話を切ってしまうイードゥ。ウェイウェイは「きっとお礼ね。私は彼の救世主だもの」と喜ぶ。そこにシャオが来る。
友達が開いたレストランに今夜行こうと誘うシャオ。「先約があるの」とウェイウェイが断ると「誰と?」とシャオが聞く。ウェイウェイが教えず、シャオは「今まで俺たちの間に秘密はなかったろ」と言う。「じゃ慣れてね。もっと増えるから」と言い、行ってしまうウェイウェイ。


温室でバラの手入れをするシャオ。シャオは子供の頃、プロポーズした自分に「大きくなったら、お嫁さんになるね」と返事をくれたウェイウェイのことを思い出し微笑む。そこにお酒を持ったオウ・イエが来る。
「一杯どうですか?5年前のDUの生地についても、ネットで暴露されてましたよ。次から次へと大変ですね。これでDUも終わりですよ」と言うオウ・イエ。シャオはうつむきながら「5年前か」とつぶやく。


オシャレをしたウェイウェイは、迎えにきたイードゥの車に乗る。何も話さないイードゥに「随分、遠いのね。行き先は?」とウェイウェイは尋ねる。「着けば分かる」としか言わないイードゥ。そんな中、シャオからウェイウェイに電話がかかってくる。“忙しいの。あとで電話する”とメールを送るウェイウェイ。


ウェイウェイが電話に出なかったことを知り、オウ・イエは「きっと総監は忙しいんですよ。社長の優しさは分かってるはず」とシャオを慰める。「でも5年前の埋め合わせはできない」と言うシャオ。オウ・イエが「5年前に何が?」と聞く。お酒を一気に飲んだシャオは「一生、かけても償えない過ちだ」と答える。


車から降り、ウェイウェイは山に沈む夕陽を見ながら「ロマンチックな場所ね。こんな所へ連れてくるなんて、大切な話でもあるの?」とイードゥに聞く。イードゥが何も言わず、さらに「1年365日、毎日、夕陽は沈むものだけど、今日の夕陽は特別ね。特別な人と一緒に見てるから?」と言うウェイウェイ。「俺と夕陽を見るために、手の込んだマネを?」とイードゥが聞く。ウェイウェイは「当然、違うわ。もっと他に望みはある」と答える。

ウェイウェイの顔を見ながら「何を望む?俺の名誉に俺の会社?それとも全財産か?」と言うイードゥ。「こんな時に言うセリフは“僕自身と僕の心。そして人生を君にあげる”」とウェイウェイが言う。鼻で笑ったイードゥは「芝居が好きだな。まあいい、すべてやろう」と言う。ウェイウェイが「本気なの?」と聞く。イードゥが近づき、キスをされると思って目をつぶるウェイウェイ。


シャオはウェイウェイの家へ行く。しかし玄関から出てきたレオは「いないよ」と言う。どこへ行ったかも知らないと。


「君は見抜いてる。俺のためらいや、わだかまり、心の奥底に秘めた期待までもな。この数年、君の敵となった俺は、容赦ない仕打ちを受けても、君に反撃し、受けた痛みは倍にして返した」とウェイウェイに話すイードゥ。だが、いつも肝心なところで手を緩めてしまい君の攻撃を受け続けることになった、その理由を君はずっと知ってたんだろ?この勝負は最初から俺の負けだった、君を愛したから、結局は俺の独りよがりだった、俺を追い詰めるために愛まで踏みにじるのか?と。

ウェイウェイが「そんなことない。何か誤解している」と言うが「誤解?ラテの訴えや5年前のリークは?」とイードゥは責める。それでも「私じゃない、本当よ。ラテの件は解決したわ。5年前のことは…。説明させて」と言うウェイウェイ。イードゥは「もういい!君の計画は成功し、俺は完敗した。もう芝居はやめろ。二度と君に関わるつもりはない」と言うと、ウェイウェイをその場に残し車に乗って走り去ってしまう。


置き去りにされたウェイウェイは、携帯の充電も切れ、歩くしかなくなる。

家に戻ってきていたイードゥにシャオから電話がかかってくる。シャットダウンしてしまうイードゥ。


レオは玄関前でウェイウェイを待ち続けるシャオに「入ったら?」と声をかける。しかしシャオは「いや、ここで待つよと言って入らない。「その情熱を少しでも僕に分けてくれたら、協力してやるのに」とつぶやくレオ。


ベッドに入っても眠れないイードゥ。
その頃、ウェイウェイは「チェン・イードゥ。すぐ引き返してくれば許してあげるわ。1万まで数える間に戻ってくれば許してあげる」と言いながら必死に歩いていた。


夜が明け、イードゥの家の玄関がノックされる。イードゥがドアを開けると、そこにはウェイウェイの姿が。
青ざめたウェイウェイが「9999.993…。今、謝れば許してあげる。1万になってないし」と言う。イードゥは扉を閉めようとするが、倒れてしまうウェイウェイ。


ソファに寝かせていたウェイウェイが目を覚ます。足元に座ったイードゥに「本当に私は何もやってないの」とウェイウェイが言う。「起きたなら帰ってくれ」と言うイードゥ。体を起こしたウェイウェイは「私が嫌いなら、なぜ介抱したのよ」と言う。イードゥは「家の前で死なれては困る」と答え、ラテの件を話そうとするウェイウェイを止める。そしてウェイウェイの腕を取り「帰ってくれ」とイードゥは歩き出す。

「記憶を失ったの」とウェイウェイが言い、2人は立ち止まる。しかし、5年前のことも覚えてない、だからマスコミにバラしたり、DUを陥れるなんてあり得ないとウェイウェイが言うと、信じないイードゥは笑い「負けは認めただろ。どうすれば満足する?この5年間、心休まる日は1日もなかった。それでも足りないのか?君を想う気持ちはすべて捨て去った。今後は少しの感情も抱くことはないし、その価値もない」と言って家から追い出してしまう。

直後、イードゥにツァオ・チョンから電話がかかってくる。送った動画を見てくださいと言うツァオ・チョン。

動画にはラテがDUに謝罪する姿が。ツァオ・チョンは驚くイードゥに「ご覧になりました?リー・ウェイウェイが真相を突き止め、謝罪するようラテに迫ったそうですよ」と話す。すぐに外へ飛び出していくイードゥ。


イードゥはあちこち目でウェイウェイを探しながら、病院で自分のことがわからなかったウェイウェイや、コンペで父親の死まで利用したと思い込んでしまった時のことを思い返す。

ようやくウェイウェイの後ろ姿を見つけ、イードゥは駆け寄って抱きしめる。「ウェイウェイ、すまない」と謝るイードゥ。


バー。ラテが謝罪し、モー・ファンは「運のいい奴だ」と言う。「フランスでも少々、問題が」と言うカン・シン。フォ・シャオが見つけた写真に俺が写り込んでいたらしく、探偵を雇って捜させているようだと。それでもカン・シンは「ただヘルメット姿ですし、リュシアンの名を使ったので、すぐ、たどり着きはしないと」と言う。「相手はチェン・イードゥか?」とモー・ファンが聞く。カン・シンが「たまたま、ぶつかって」と答え「偶然とは恐ろしいな。フォ・シャオがイードゥを疑っているなら、リュシアンを奴の部下にすればいい」と言うモー・ファン。


再び意識を失ったウェイウェイを、イードゥはベッドへ運ぶ。手をにぎり、つき合っていた幸せだった頃を思い出すイードゥ。その時、ウェイウェイのサポートに感謝したイードゥが「俺の夢はかなった。君の夢もかなえないと」と言うと、ウェイウェイは「私の夢は、いつかパリのショーでプロポーズされることね」と話していた。


ウェイウェイが意識を取り戻し、イードゥは「許してくれ」と謝る。そして転んで怪我をしていたウェイウェイの膝に薬を塗るイードゥ。ウェイウェイが痛がり、イードゥは傷の近くに口づけをする。

改めてもう一度謝るイードゥに「ふん。簡単に許すと思わないで、ひどい目に遭ったのよ。償ってもらわないと」とわざと言うウェイウェイ。


イードゥの車に乗り、ウェイウェイが自宅に帰ってくる。すぐにウェイウェイのそばへ行き、怪我をしている膝を見て「彼女に何を?」とイードゥに言うシャオ。イードゥは「いろいろあったが、どの件だ」と返す。シャオが殴りかかりそうになり、ウェイウェイがシャオを止める。
家から出てきたレオが顔色の悪いウェイウェイを支えながら家の中へ戻っていく。


イードゥとシャオはバーへ行く。「何度、言ってもわからないようだな」と言うシャオ。イードゥは「ハッキリさせておこう。俺はウェイウェイから離れない」と言う。シャオが目的を聞く。イードゥは「彼女が幸せならいい。やり直せるなら、二度と傷つけないよう俺が彼女を守る」と答える。シャオは「やり直すだと?また彼女を絶望させるつもりか?俺が許すとでも?」と言う。「これは俺とウェイウェイの問題だ」と言うイードゥ。シャオはふっと笑うと「忘れてないよな、自分の母親の事故を」と言って帰ってしまう。


イードゥは、今回の件は誰かが故意にDUと玲瓏を陥れた、とティファニーとツァオ・チョンに話す。「リー・ウェイウェイは最低な女よ。誰に陥れられても変じゃないわ」と言うティファニー。


DUの社員たちが男に占ってもらい、英語名を考えてもらう。通りかかったツァオ・チョンも名付けてもらうことになり「リュシアンがいい」と言われる。

カン・シンはその男をモー・ファンに会わせる。モー・ファンが男に大金を渡し「今後も協力してくれ」と言うカン・シン。
男が去り、モー・ファンが「どんな男だ?」と聞く。カン・シンが「マンションのローンがあり、金のかかる女もいます。金が弱みですよ。一度、協力させれば、次からは抵抗も感じなくなるはず」と答える。


女装をしたオウ・イエがリュシアンを捜すためDUの近くへ。「リュシアン」と呼ぶ声が聞こえ、呼ばれた男がツァオ・チョンだと確認するオウ・イエ。


玲瓏に戻ったオウ・イエは女装している姿をジェニーに見られてしまう。ジェニーを好きなオウ・イエは「仕事で必要なんだ。女装癖じゃない」と必死で説明する。


ーつづくー


謎の男の正体はモー・ファンでした。
何となく、分かっていたけど…。

オウ・イエの女装が(≧∇≦)ﾉ彡
しかも、それをジェニーに見られちゃうなんて!!!
でも、ジェニーって本当にいい子。
2人で幸せになってほしい。

が、オウ・イエがツァオ・チョンをリュシアンだと思い込んでしまったことが心配。
シャオも報告を受ければ、やっぱりイードゥが!って思うよね(o´д`o)=３

いろいろ誤解があったけど、ようやくイードゥとウェイウェイがいい感じになってきた!!
こうなる日をすごく楽しみにしてたよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。
でも、イードゥの母親の事故って何だろう…。
何かウェイウェイとも何か関係があるんだよね、きっと。



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