路招揺(ろしょうよう) 役…バイ・ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー・カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ・イエン
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー・ルー
琴千弦(きんせんげん) 役…リー・ズーフォン
姜武(きょうぶ) 役…ダイ・シュー
「謀略の兆し」
傀儡術で人形のような滄嶺と柳巍。厲塵瀾が錦州に到着したか遅天明が聞くと、知らせはないけど胸騒ぎがやまないの、準備は早めに、と柳蘇若は話す。
柳蘇若が琴芷嫣を見かけたら捕らえるよう滄嶺に命じる。はい、と感情のない返事をする滄嶺。柳蘇若は不測の事態に備え、配下を錦州へ行かせるよう遅天明に告げる。
遅天明が下がり柳巍に、御魔陣に問題はないか?、と聞く柳蘇若。柳巍は、はい、とまばたきもせず答える。厲塵瀾が間もなく来る、と柳蘇若はつぶやく。
琴芷嫣(招揺)のことばかり考えてしまう姜武。姜武は分身を作り、琴芷嫣に会いに行くことに。
順安町。売っている山査子飴を取る招揺。琴芷嫣が慌てて代金を払う。
食べたいなら私に言ってよ、と招揺に言う琴芷嫣。しかし招揺は琴芷嫣への贈り物だと言う。喜んだ琴芷嫣が少し舐めると、山査子飴を姜武に奪われてしまう。琴芷嫣を見張っていた阿大が、姜武が現れたことを配下に報告させに行かせる。
姜武が琴芷嫣に接触したことを暗羅衛が厲塵瀾に伝える。厲塵瀾は急いで順安町へ向かう。
欲しいならあげる、と姜武に言い、その場を離れようとする琴芷嫣。しかし、俺が欲しいのは飴じゃない、今日はやけにおどおどしているな、何かあったのか?、と行かせてくれない姜武。姜武が琴芷嫣の肩に手を置き、怖がっているお前もかわいいぜ、と言う。そこに現れた厲塵瀾が、琴芷嫣の肩に置かれた姜武の手を払いのける。
山査子飴を落として消えた姜武が、俺のことは殺せないぜ、だが近いうちにお前のものは全て奪ってやるからな、と言い残して去っていく。山査子飴を踏み潰す厲塵瀾。招揺が、厲塵瀾は本気で怒っているわね、と琴芷嫣に言う。
厲塵瀾が見えないはずの招揺を見る。どきっとした招揺が、私のことが見えてる?と思う。そのまま招揺の隣にいる琴芷嫣を見ると、濯塵殿に戻るよう告げる厲塵瀾。
虛宗門。江河の薬題を解けた者はまだいなかった。難題だけに顧晗光でさえ頭を悩ませているか、と思う江河。そんな江河の元に琴千弦が訪ねて来る。
琴千弦は描かれた模様を見せ、ご存じですか?、と聞く。記憶が正しければ、この模様は傀儡術の印だと話す江河。それは琴千弦が見た柳巍の首筋に浮かび上がった模様だった。
濯塵殿に戻ってきた琴芷嫣は、自分宛の文が置かれていることに気づく。文は滄嶺からで、父・琴瑜を鑒心門で見たと書かれていた。一緒に鑒心門に来て、と招揺に頼む琴芷嫣。しかし招揺は行っては駄目だと言う。1人でも行くと出て行こうとした琴芷嫣が転んでしまう。一心同体の招揺も脚を痛め、琴芷嫣はわざと簪で脚を傷つける。琴芷嫣の脚から血が流れ、同じように招揺の脚からも血が流れる。
琴芷嫣は簪を首元へ持って行き、行ってくれないなら死ぬ、と言う。私を脅しているの?自害できるものならするがいい、と言う招揺。琴芷嫣は手に持っていた簪を落として謝ると、本来は私1人で解決すべきことよ、私も罠かもしれないと思う、でも父を見たと聞いて矢も盾もたまらないの、どうしても父に会いたい、と涙を流す。もう一度父に会って孝行したいと。招揺は今すぐ泣きやむなら鑒心門行きを考えてもいい、と言う。急いで涙を拭く琴芷嫣。
招揺は琴芷嫣の腕前だけでは不安だと感じ、厲塵瀾を連れていくことにする。
清波殿。暗羅衛が止めるのも聞かず中へ入った招揺は、師匠、告白します、好きです、私と姜武が結託しているなんて誤解です、あれは西山主を助けるための口実でした、姜武はただの人、私は心からあなたを愛しています、と厲塵瀾に話す。どれほどだ?と聞く厲塵瀾。招揺は、鷹が空を馬が草原を愛するがごとく、と答える。厲塵瀾はそばにいた阿大を下がらせる。
それで何の用だ、と厲塵瀾が言う。父の死の真相を確かめるために錦州へ行きたいの、一緒に来て、と頼む招揺。厲塵瀾は答えず、戻れ、と言う。
招揺が出て行った後、嬉しそうに笑う厲塵瀾。
虛宗門。傀儡術が再び世に現れ鑒心門で使われていた。しかし虛宗門は世事に関わらない。私に相談されても困ると琴千弦に言う江河。協力するつもりはないと。最近の鑒心門が天下を揺るがしかねないことは江河も分かっていた。だが、我が一族は短命なため穏やかに暮らしたい、と江河は言う。
江州。鞘を作っていた司馬容に自分の作った子馬と子豚を見せ、話の続きを聞かせてほしいとねだる月珠。それを見ながら司馬容は続きを話し出す。
海棠に手を伸ばした月珠の服の袖には短剣が隠されていた。それを見た司馬容は、戻りましょう、と歩き出した月珠の服の袖から短剣を落とす。使命を終えていないのに戻るのか?と聞く司馬容。知ってたのね、と月珠が言うと、君こそ私が何者か知ってたはずだ、南月教の命令は君より先に知っている、と司馬容が返す。
司馬容は短剣を拾い、私を殺せと命じられたはずだ、なぜ殺さぬ?、と聞く。短剣を持たされた月珠が司馬容を殺そうとするが、刺す事ができない。殺せない月珠は、今日を限りに袂を分かつ、と言って司馬容の袂を切ろうとする。しかし切れず司馬容が、そう簡単に縁は切れぬぞ、と言う。なぜ切れないの?役立たず、と言って月珠が短剣を投げ捨てる。司馬容は月珠を抱きしめ、素直になれ、ここにいろ、言う。
それで子馬と子豚はどうなったの?と月珠が聞く。司馬容は続きは今度にし、箱を持ってきてくれ、と言う。
厲塵瀾は司馬容に鑒心門の様子がおかしいと話す。焦るなよ、鑒心門の御魔陣には気をつけろ、招揺の二の舞になる、と言う司馬容。
月珠が鞘を持って来る。きっと気にいるはずだ、と厲塵瀾が言う。
濯塵殿。心配する琴芷嫣に、厲塵瀾を必ず錦州へ行かせてみせると言う招揺。そこに厲塵瀾が来る。行こう、と言う厲塵瀾。錦州へ出発だ、と。厲塵瀾は琴芷嫣が頼む前に馬車を用意していた。
馬車に乗った琴芷嫣が厲塵瀾を怖がる。何を怖がる事があるの?と厲塵瀾の顔に自分の顔を近づける招揺。馬車が揺れ招揺は厲塵瀾に口づけしそうになる。ドキドキして厲塵瀾から離れた招揺は、いい男は見慣れているっていうのに私ったら何を取り乱しているの、と動揺する。
林子豫が門主の目を覚まさせるため不貞と裏切りを暴くと小艾に話す。柳滄嶺がいるだろう?と。そんな話をしていると、千塵閣の琴千弦が来たと配下が知らせに来る。
琴芷嫣も厲塵瀾も錦州へ発ったと林子豫が琴千弦に話す。琴千弦が帰り、我々が動かずとも琴芷嫣はいなくなりそうだ、と林子豫が言う。
招揺たちは錦州城まで来るが、夕方なのに門が閉められていた。入城は明日の朝にし、宿へ向かう。
貴賓室を2部屋借りようとするが、1部屋しか空いていないと店主に言われる。安い部屋も満室だと。しっかり調べろ、と厲塵瀾が言うと慌てて店主が、ありました、と言う。
ーつづくー
柳巍も滄嶺もいちお返事をすることはできるのね。
柳蘇若が御魔陣に問題がないか柳巍に聞いていたけど、そういうこともさせられるの?
山査子飴、琴芷嫣はまだ舐めただけで食べていなかったのに(;д;)
せっかくの招揺の贈り物が…。
琴芷嫣も嬉しそうにだったのに残念。
月珠の作った子馬と子豚。
どう見ても子豚に見えない( ̄▼ ̄|||)
もう大人の豚というか。
厲塵瀾は招揺が見えないけど、招揺に贈った首飾りで招揺がどこにいるのか分かるみたい。
招揺は自分は見えないと思っているから、厲塵瀾の行動に戸惑うよね(≧▽≦)
錦州城の門はどうして閉められていたのかな…。
何か理由がありそうだけど。
厲塵瀾が嬉しそうに笑う姿が可愛い(⁎˃ᴗ˂⁎)
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うささんと同じく
子馬より子豚の方が大きすぎて、あまり可愛くない~
あの大豚を見ながら悲しい恋の思い出のセリフを言うとき、私なら吹き出しそう(≧▽≦)