中国ドラマ「招揺(ショウヨウ)」#22 あらすじ

路招揺(ろしょうよう) 役…バイ･ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー･カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ･イエン
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー･ルー
琴千弦(きんせんげん) 役…リー･ズーフォン
姜武(きょうぶ) 役…ダイ･シュー



「隠し扉の奥へ」


1人酒を飲んでいた厲塵瀾の元へ行った招揺。つきあいます、と言って1杯酒を飲んだ招揺だったが、御魔陣なら向かうところ敵なしだ、あの万路門の前門主でさえも万剣陣を破れなかった、その万剣陣をさらに強力にしたのが御魔陣だ、と言う客の男たちの会話が聞こえてくる。かつて私は鑒心門の根拠地錦州を攻めた、そこから帰る途中、天下一の美男・琴千弦を捕らえた、と招揺はその時のことを思い返す。

牢に入れた琴千弦を、目の前に座りながら鑑賞していた招揺。琴千弦は目をつぶっていたが、頬を片方ずつ指で触られた後、目を開けると目の前に招揺の顔が。ハッとする琴千弦。琴千弦は心が乱れる。

不快な気持ちになった招揺が部屋に戻ろうとする。しかし止める厲塵瀾。招揺が退屈しのぎに賭けをしようと言い出し、招揺がつまみを握った数で丁か半か決める。負け続けた厲塵瀾は酔い潰れてしまう。


封魔山・新山門。琴芷嫣のことは諦めるよう小毅が姜武に話す。しかし琴芷嫣を好きな姜武は聞こうとしない。そこに錦州からの知らせで琴芷嫣が現れたと姜武に知らせに来る小恩。だが厲塵瀾も一緒だと。姜武は自分の分身を作る。


錦州。旅籠に向かう厲塵瀾たち。姿の見えない招揺は旅籠のある場所を知っている厲塵瀾に対し、やけに錦州に詳しいわね、前に来たことがあるの?、と思う。
旅籠で2部屋を頼んだ厲塵瀾は、琴芷嫣に昼間は部屋にいるよう告げる。

招揺は部屋の窓から外を見ると、外の様子を見てくる、と言って部屋を出て行く。
廊下を歩いている招揺に気づき、厲塵瀾は後をつける。

街を歩いていた招揺は、ついてくる厲塵瀾に気づかない。


鑒心門へ行った招揺は、怪しいと感じる柳蘇若を見かける。追いかけた招揺の踏んだ石が音を立て、振り返る柳蘇若。しかし柳蘇若には招揺の姿は見えない。柳蘇若が歩き出すと、厲塵瀾がいることに気づく招揺。厲塵瀾のそばへ行った招揺は、私のことが本当に見えていないのかな?、と思う。招揺は厲塵瀾についていくことに。

厲塵瀾は入らず、招揺だけが柳蘇若と一緒に柳巍の書斎へ。文を読む柳蘇若を見て、鑒心門を取り仕切っているのは柳蘇若なの?、と思う招揺。招揺はふと竹簡の後ろにある仕掛けに気づく。

招揺が部屋を出て行き、入れからわりに寒月が部屋の中へ入ってくる。逐風が危ないと知らせる寒月。柳蘇若は急いで逐風の元へ向かう。


横になっている逐風に触れながら、柳蘇若は思い出がよみがえってくる。
逐風を気に入った柳蘇若は、人に慣れておらず男でも乗りこなせないと言われた馬を手に入れる。柳蘇若が乗っていると、その馬が暴れ出す。馬を止めることができない柳蘇若。その時、目の前に洛明軒が現れ馬を止めてくれる。馬を馴らすには、まず馬の心を知ることだ、馬には主の心が分かる、と話す洛明軒。無理強いすれば反発する、安心感を与えることだ、忍耐強く、と。

でも、あなたにはすぐ馴れた、と言う柳蘇若。洛明軒は、縁があるのかもな、と言う。柳蘇若は縁があるならあなたにこの馬を贈ると話す。しかし洛明軒は“君子は他人のものを欲せず”と断る。去ろうとする洛明軒に柳蘇若が名を尋ねるが、洛明軒は、名乗るほどの者ではない、またどこかで、と言う。せっかくのご縁だからと柳蘇若は、馬なの名付け親に、と頼む。洛明軒は、その馬は風を追って駆ける、“逐風”は?、と言う。

柳蘇若は、あなたが洛明軒と私をつないだ、でも命が尽きるのね、私も老いて疲れた、お別れね、と逐風に話し涙を流す。逐風が亡くなり力なく寒月に、手厚く葬って、馬丁を殺しなさい、と柳蘇若は命じる。


意識のない洛明軒に会いに行った柳蘇若は、逐風が死んだことを泣きながら伝える。そして、厲塵瀾を錦州におびき出した、逐風の死は不吉な予兆かしら?、でも引き返すことはできない、たとえ過ちでも私はやるしかないの、あなたのために、と言う柳蘇若。


茶屋。男が琴千弦の前に座る。琴千弦が千塵閣の者だと分かり、俺は昔、千塵閣の奴らを大勢捕らえたことがあると話す男。万路門の前門主・路招揺は錦州に攻め入った、俺たちを阻んだのが万剣陣だ、しかも退却する俺たちの前に千塵閣が立ちはだかった、俺たちは錦州攻めを諦め千塵閣に反撃したんだ、俺たちが圧勝し大勢捕虜を連れ帰った、前門主ときたら千塵閣の閣主を捕らえた、あの頃の万路門はやりたい放題で痛快だった、と。しかし自由に生きたい男は路招揺が死んで万路門を抜けていた。


部屋から街を見ていた琴芷嫣は、厲塵瀾と一緒に帰ってくる招揺を見て驚く。部屋に戻ってきた招揺に、なぜ一緒だったのか聞く琴芷嫣。招揺は、偶然よ、見えてないから大丈夫、と話す。

鑒心門に夜襲をかけるから支度して、と言う招揺。
琴芷嫣は厲塵瀾の部屋の前まで行き扉を叩く。扉を開けた厲塵瀾におどおどしながら、一緒に鑒心門へ行ってください、と頼む琴芷嫣。琴芷嫣の後ろにいる招揺を見た厲塵瀾は、うなずいて微笑む。


滝にいた琴千弦は溯言から姜武が錦州にいることを聞く。


鑒心門に侵入した厲塵瀾と琴芷嫣。日が暮れ姿が見える招揺は、黒い上着を着てついていく。
厲塵瀾たちの前に遅天明が現れる。御魔陣が発動するまで時間を稼がなければいけない遅天明。琴芷嫣が駆け出し、遅天明が攻撃する。それを阻止する厲塵瀾。琴芷嫣と招揺は柳巍の書斎へ入る。

招揺が仕掛けを回し、隠し扉が開く。2人が奥へ進むと、さらなる仕掛けで開く扉が。それは破ることが不可能な金剛鎖だった。どうやって開ける?と琴芷嫣が聞く。招揺は六合天一剣で切り壊してしまう。

厲塵瀾が遅天明と門徒と戦っているのを見た柳蘇若。来たのね、とつぶやく。

琴芷嫣と招揺は、横たわる洛明軒を見る。招揺は殺そうとするができない。さすが金仙、不死身ね、安らかに眠る姿でさえ見ると腹が立つ、と言う招揺。お前を二度と目覚めさせるものか、と。琴芷嫣がなぜ金仙がここに?と聞く。瀕死の状態となった招揺は素山の氷窟で目覚めた。そして琴瑜を殺し洛明軒の体を隠していた鑒心門。はっとした招揺は、琴千弦、琴瑜、琴芷嫣、琴家の血には起死回生の力があると聞く、まさか本当だとは、と言う。

琴芷嫣は棺についている血を見つける。洛明軒復活のため琴瑜を殺したのよ、と言う招揺。琴芷嫣はその血が父の血だと分かり、洛明軒の命のために父を犠牲にするなんて、金仙とあがめられいるなら何をしてもいいの?、と涙を流す。招揺は、“金仙”なんて勝手に付けた名よ、宗門の奴らは皆、正義を振りかざす悪人なのよ、こいつが復活したら私が地獄へ送ってやる、と言う。そこに柳蘇若と柳巍が来る。招揺が2人いることに驚く柳蘇若。柳蘇若は琴芷嫣の血で洛明軒が目覚めなかったことを思い返し、なるほど、と言う。


ーつづくー


琴千弦は招揺が好きなのかな?
ただ、いきなり目の前にいたからドキドキしただけ?(*´艸`*)
あのあと、どうして琴千弦を解放したんだろう?

厲塵瀾は傷も癒えていないし、御魔陣が発動したら危険な感じがヾ(･ω･`;)ﾉ
大丈夫かな…。

まさか招揺もこんなところに洛明軒がいるとは思わなかったよね。
なぜ琴瑜が殺されたのか分かった招揺と琴芷嫣。
琴芷嫣からしたらつらすぎる(；д；)
そして琴芷嫣が2人いると分かった柳蘇若。
どうなってしまうのー!?(∩˃o˂∩)


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