僕らはふたたび恋をする 第18話

【出演】
レン・ジアカイ　役…ピーター・ホー
ジョン・シャオシャン　役…チャン・チュンニン
ワン・クージエ　役…シュウ・ジェカイ
タン・ミンシン　役…セレナ・ファン
ドォドォ　役…ダン・ユンティン
ヤン・ケリー　役…ペギー・ツァオ


泣きながら岸壁まで来たシャオシャンは、ジアカイ父から受け取った小切手を破り捨て「さっき私が言ったのは全部ウソよ。あなたをだましたの。ごめんなさい。あなたを傷つけた。あなたを苦しめた」と言う。そして「私のどこが悪かったの。なぜ私に罰を与えるの」と叫ぶ。

ジアカイ、あなたのことを愛してる、あなたとは旅行でも遊びでもなかった、一緒にいたい、今も会いたくてたまらない、と言うとシャオシャンは泣き崩れる。


結婚式が中止になり、社内の結婚を祝う飾りを社員たちは片付ける。しかしすべて片付けたと思ったが、社長室のだけは忘れてしまっていた。それをジアカイが目にし、気まずい雰囲気に。リンシーがお茶を差し出すと、マグを受け取ったジアカイはその飾りに投げつけてしまう。そのまま会社を出て行こうとしたジアカイの前にシャオシャンが。

「退職するわ」と言うシャオシャン。ジアカイに退職理由を聞かれ「仕事の能力がないからよ」とシャオシャンは答える。「そうかな?考えが浅はかで、仕事に責任感がなく、簡単に買収されたからだろ」と言うジアカイ。シャオシャンは「どう思われてもいい。ここにいる必要もない。私物を取りに来たの。もう会うこともない」と返す。ジアカイはチャオに給料を計算するよう経理に言えと言うと行ってしまう。

荷物をまとめ、会社から出て行くシャオシャンを窓から見下ろしていたジアカイ。シャオシャンも振り返り、見上げてジアカイを見る。しばらく見つめ合っていたが、駆け出して行ってしまうシャオシャン。

ジアカイは爆弾事件の時「君の未来を俺にくれ。2人で生き延びて恋愛しよう。幸せになろう。君とした約束を俺は忘れていない」と言った時のことを思い出す。ジアカイは駆け出しシャオシャンを追いかける。しかし、シャオシャンはバスに乗ってしまい、ジアカイは気付かずすれ違いに。


シャオシャンはドォドォと一緒にクージエに会いに行く。「一緒におうちに帰ろう」と言うドォドォ。「病気がまだ治らないんだ」とドォドォに言うと歩き出すクージエ。シャオシャンはミンシンにドォドォを頼み、クージエと2人で話す。「君自身の幸せが大事だと言ったはずだ。同情など要らない」と怒るクージエ。

私のことを引き受けてほしいの、と言うシャオシャン。シャオシャンは「あなたがしてくれたように、彼を愛してるから別れたい」と言う。誰にも言ってないが、女性として完全じゃない「だから私たちはどっちのお荷物でもない」と。ミンシンがやったように別れるのを手伝欲しいと泣きながら言われ、クージエはシャオシャンを抱きしめる。

「君が決心したのなら、理由が何であれ俺は味方になる」と言うクージエ。戻ると決めたのなら、後悔しないなら、君を離さないよ、と言う。「ありがとう。ごめんね」と言うシャオシャン。そんな2人にチカチカした車のライトがあたる。車に乗っていたのはジきアカイだった。

ジアカイはシャオシャンとクージエの横に車を止め、話があるとシャオシャンの腕をつかみ車へ乗せようとする。クージエは「もう二度と手放さない」と止めると、ジアカイはそんなクージエの頬を殴ってしまう。そしてジアカイは無理矢理シャオシャンを車の中へ。


しばらくしてジアカイは車を止める。「気は済んだ?あなたがキレたら困るから車に乗っただけよ」と言うシャオシャン。ジアカイが「俺を心配しるのか?」と言うと「私も同罪になるからよ」と返し、シャオシャンは車から降りる。ジアカイはシャオシャンを追いかける。

シャオシャンを抱きしめるジアカイ。抱きしめられたシャオシャンはつらくなる。その気持ちを隠し、キスをしたジアカイの頬を叩くシャオシャン。「私たちは終わったのよ。あなたの元へは戻らない。クージエと暮らしたいの」と背を向け歩き出そうとする。ジアカイはそんなシャオシャンの腕をつかむと「勘違いするな。金しか見えないウソつき女に未練なんかない。金が欲しいんだろ?俺がくれてやる」と言いもう一度キスを。

「やめて」と突き放したシャオシャンに「男の扱いがうまいな。拒否するふりか。魂も体も売り渡して金を稼ぐとはウソつき女らしいよ」と言うジアカイ。そして、心配するな、金なら払うと言いながらお金を取り出し「キスは1回いくらだ?君を1晩買ったらいくらだ?」と言う。お金を払いのけたシャオシャンは「私を踏みつけにしたつもりなら成功よ。おめでとう」と言い行ってしまう。抑え切れないシャオシャンへの思いにジアカイは涙を流す。それでも歩いて行くシャオシャンのためにタクシーをジアカイは呼ぶ。

ジアカイの車が自分の横を通り過ぎて行き、シャオシャンは我慢していた涙が溢れてくる。そこにジアカイの呼んだタクシーが。ジアカイが頼んだことが分かり、シャオシャンはさらに涙が溢れ出す。

シャオシャンの乗ったタクシーを、少し先で車を止めていたジアカイが悲しそうに見送る。


クージエの荷物をつらそうにまとめるミンシン。「あれ以来、ずっと俺のそばにいてくれた。君に随分と助けてもらった。俺のせいで責められたね。ごめん」と言うクージエに「一緒にいたかっただけよ」とミンシンは返す。そして、よりを戻せるかもと身勝手な妄想を抱いたこともあったわ、でもよく分かったの「あなたを幸せに出来るのはシャオシャンよ」と言う。

「俺はもう逃げないよ。病気の身だけど、あの2人を守り抜く」と言うクージエ。「抱きしめて」と言うミンシンをクージエが抱きしめると、涙を流しながらミンシンは「幸せになってね」と言う。


クージエがシャオシャンたちと暮らしていた家に戻って来る。
「いろんなことがあったから、元に戻るまでには時間がかかるね」と言うクージエ。シャオシャンはドォドォと寝ることに。
クージエはテーブルの上にあった"王子様"の塗り絵を見る。"王子様をパパと呼んでも?"とドォドォが言っていた言葉を思いだし、クージエは複雑な気持ちになる。


ジアカイの会社に来た妹のティエンシンは、シャオシャンの化けの皮がはがれた言う。「兄さんを一番愛してるのはケリー義姉さんなのよ」と言い、中絶したのは父親が強要したからだとすべて話す。その頃、ティエンシンから真相を話すと聞いたケリーもジアカイの会社まで車で来ていた。そんなケリーにチャオが気付く。

ティエンシンが「ケリー義姉さんは、兄さんのために苦しんだのよ」と言っても何も言わないジアカイ。「義姉さんに謝って戻ってもらって」とティエンシンが言うと、ジアカイは「お前が考えるほと簡単じゃない」と返す。

ドォドォのパパとママも復縁し、遠慮することはないと話すティエンシン。ティエンシンはジアカイの手の甲にト音記号を書き「これをケリー義姉さんにあげて」と言う。やっと真相が分かったと言うのよ、と。「私たち3人もまた家族になれる」と言うティエンシンに微笑み「出て来る」と言うジアカイ。ティエンシンはジアカイが分かってくれたと思い「義姉さん、何もかも話したわ。すぐ飛び出して行ったから感動したんだと思う。義姉さんに会いに行ったのよ」とケリーに電話する。喜んだケリーの目に会社から出ようとしているジアカイが。

急いで車を降りたケリーだったが、目の前にチャオが立ちはだかる。チャオは結婚式にいたカメラマンにクージエばかりフラッシュを浴びせさせ、発作が起きるよう仕向けたと指摘。「結婚式をぶち壊すためにカルテを欲しがったんだろ?知ってたら手伝わなかった。俺がボス(ジアカイ)を苦しめてしまった。人として許せない」とケリーを責める。聞いてしまったジアカイはチャオの頬を殴ると「あなたを取り戻したくてやってしまったの」と言うケリーの言葉を振り切り車に乗って行ってしまう。

「もう少しで取り戻せたのに台無しよ」とチャオに怒り、自分の車でジアカイを追いかけるケリー。止ってくれないジアカイの前に車を止め、無理矢理ジアカイの車を止めさせる。降りてきたジアカイに、結婚式を妨害したことを認めた上で「私が受けた苦しみに免じて許してもらえない?あなたのお父さんに中絶を強要された。それであなたに離婚すると言われどんなにつらかったか」とケリーは言う。

ジアカイを抱きしめ「一緒にいたいの。許してくれるわよね。私が黙っていなければ親子の仲は険悪になっていたわ」と言うケリー。しかし「もうウソはたくさんだ」とジアカイは怒鳴り返す。


ーつづくー


みんな幸せじゃない状況に…(；_；)
好きな人と一緒にいても、その相手が別の人を好きだったら苦しいだけ。
クージエはすでに分かっていそうだけど、シャオシャンから頼まれたからつらいよね。
そしてケリーのほうはまったく気付いていないみたい。

チャオが悪い人じゃなかったみたいでホッ。
でも、信頼している部下にまで裏切られたと思ってしまったと思うので、ジアカイが心配。
ケリーの真相は信じていないのかな?

シャオシャンが泣いている姿が本当に切なくて。
ジアカイのために別れようとしている姿が悲しいです"(ノ_・、)"

ケリーは相変わらずケリーだった。(?)
ジアカイのためと言いながら、いつも自分のことばかり。
ほんと嫌な感じ（＊｀ω´＊）




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