宮廷女官 若曦(ジャクギ) 第8話

素晴らしい茶器に感心し、陛下は若曦に洞察力に優れていると言う。そして皇子たちをどう思うか聞く陛下。若曦は「陛下が血を分けられただけあり、皇子たちは個性に富んでいます。ご自慢のご子息たちかと」と答える。
乗馬を教えてくれる約束を破った第十三皇子に若曦は不機嫌な態度をとる。第十三皇子は「今夜こそは教えてやる」と約束。
若曦の怒った顔がおっかないと第四皇子に話す第十三皇子。「あの勝ち気な性格では仕方ない」と第四皇子は返す。慎重に振る舞っていた若曦だったが、本来の大胆な性格が乗馬に乗った若曦からにじみ出ていた。第四皇子がますます若曦を気に入ったと第十三皇子は感じる。
敏敏が第十三皇子を今夜あるという羊追いに誘ってくる。乗馬を教える約束をした第十三皇子が困っていると、第四皇子が「乗馬は私が教える」と行くように言う。その言葉に甘えることにする第十三皇子。
再び乗馬の訓練に第四皇子が現れ「疲れが取れないので休ませてください」と行こうとする若曦。そんな若曦を掴み、自分に引き寄せた第四皇子は逃げようとする若曦に「君の望みだろ」と言い口づけを。若曦は第四皇子の唇を噛み、突き放す。それでも手を放さない第四皇子に「無理強いがお好きなら抵抗は出来ません」と言う若曦。「強要はしない」と言い、第四皇子は若曦を放す。
翌日。またもや約束を破った第十三皇子を睨みつける若曦。若曦の様子と第四皇子の様子から、第十三皇子は乗馬の訓練で何かあったと思う。第十三皇子がそのことを聞くと「若曦は私をどう思っている」と聞く第四皇子。「とても感心があるようだ。意識しているとも言えるが、怖がって近寄らない」と第十三皇子は答える。第四皇子は乗馬を教えるのを辞めると言う。
夜。若曦は自分より敏敏を優先した第十三皇子に「敏敏様はあなたが好きみたいね」と言う。そう言われて「君こそ四兄上に好意が?」と聞く第十三皇子。第十三皇子は自分に第四皇子の好みを聞いたり、茶や菓子も一番の好物を出していることで他の皇子とは違うと思っていた。そして「兄上も君に気がある」と告げる。昨夜の乗馬でも意思表示があったのでは?と。
「私と第四皇子をくっつけようとしないで」と言い、若曦は怒りなから帰る。第四皇子が未来の皇帝だと知っている若曦は、怒らせないよう意識していた。それを第十三皇子に誤解され、自分自身に腹が立つ若曦。第八皇子から貰った腕輪をさすりながら"あなたに何度も言われたわ。何事も慎重にと。もう大丈夫と思っていたけど、まだ不十分だったのね"と涙を流す。
第十八皇子の病状が悪くなる。遠征中の陛下へ知らせるか決断を迫られた第八皇子は、第十八皇子の描いた絵を見て「心優しき君主は天下の恥にはならん」と陛下に知らせることを決める。
遠征先に第十八皇子の病気の知らせが届く。第十三皇子と一緒にいた敏敏に皇太子は酒につき合うように言う。「弟が病気なのにお酒だなんて」と断る敏敏。強引に付き合わせようとする皇太子から、第十三皇子は守る。
敏敏は、第十三皇子と仲が良く、一緒に都に帰れる若曦に嫉妬していた。第十三皇子は若曦は気の合う仲間だと言う。
陛下への献上品の馬に乗ろうとする皇太子。第一皇子も乗るようにすすめ、とうとう皇太子は乗ってしまう。
献上品の馬に皇太子が乗ったことを知った陛下は激怒。告げ口をしたのは、乗るようにすすめた第一皇子だった。「ずっと皇太子の座を奪おうと画策していたのだろう?」と言う皇太子に第一皇子は、奪うなど恐れ多いがお前より器はある、と言う。皇太子の品位と才能はどの皇子にも劣ると。さらに「索額図が陰謀を謀り処刑されたが、お前は潔白とでも?」と言う第一皇子。自分の死を望み、皇太子の座に就こうとしていると思った皇太子は「見ていろ」と言い行ってしまう。
陛下に第十八皇子の死の知らせが届く。悲しみに包まれる陛下。陛下を慰めるよう第四皇子は若曦に頼む。
聡明で礼儀正しかった第十八皇子は「きっと天に召されているでしょう」と若曦は陛下に。陛下は第十八皇子の絵に心を和ませ救いにしていた。
第十八皇子のことでみんなが心を痛めている時でも、皇太子の身勝手で傲慢な態度は変わらなかった。兄弟の死を悼んでもいない皇太子に大業は任せられないと言う陛下は「こうなっては先祖に報告するしかない。皇太子を廃位にと…」と告げながら倒れてしまう。


ーつづくー


第四皇子ったら口づけなんかして(〃艸〃)テレッ
かなりドキドキしちゃいました。
月夜も幻想的で不思議な感じだったし。

最近落ち着いてきた若曦が、今回、何だか可愛かったなぁ。
第十三皇子と話している時の若曦って面白ーいo(≧∇≦o)

陛下は倒れちゃったけど、どうなるの!?
廃位に…と言ってる時に倒れたけど、このまま皇太子は廃位になるのかな?
皇太子が廃位になるのは知ってるけど、陛下が倒れた時に言ってたから…どうなるんだろうと思って…。




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