ティエラブランカのフォルクローレ日記 (Hola ! Somos Tierra Blanca)

名古屋を中心に活動するフォルクローレ(南米民族音楽)バンド”ティエラ ブランカ"の情報をお届けします

コスキン エン ハポン IN 福島 第2段!

2013-10-29 | リーダー

 皆さん、お待たせしました。(いや、誰もまってないかぁ)  報告第2段ですぞ。 今回は実況風で書きます。 思いつきの文章ですから長くなると思いますので必然的に第3段へと続きます。 辛抱強くお付き合い下さいネ。

上の写真は現地で知り合った新潟のロス コバリアーノスのkさんに送って貰いました。

ありがとうございます。 唯一のコスキンに出た証となります。

 さて、いよいよ我がティエラの出番が近づいて来ました。 ティエラブランカと書いたプラカードを掲げた地元の女子中学生達が僕たちを控え室まで案内してくれます。

 町挙げてのイベント感があって何ともほのぼのとします。  

控え室に入るとモニターテレビで会場ステージの様子が映っています。 遠くから演奏の音が聴こえてきます。  メンバーの笑顔と口数がめっきりと減って来ました。(笑) 

 

 地元のボランティアの中学生も演奏者。

メンバーの心境は手に取るようにわかります。 たった2曲演奏するためにここまではるばるやって来ました。 でも、ここ福島のコスキンの町で耳の肥えた町民や関係者の前で披露する意義は大きい事を・・・・。

ティエラの音楽が会場のお客さん達の心に届くのか届かないのか。 不安と期待。 リハーサルも無し。 フルメンバーでもない。  もう、コラソン(魂)でやるしかありません。

 もうすぐ出番です。 ステージ横で待機。 前の大学生グループが終わり盛大な拍手。 ステージに出るようにスタッフさんに促されます。

 マイクセッティングが終わり、目黒っちが事前に提出しておいたグループの紹介文が読み上げられます。 目黒っちらしい気持ちの入った言葉です。 

 それでは準備が出来ましたらどうぞ!(アナウンス)

1曲目 アンデスの笛吹き。 リャマへの道とも言い、アルゼンチンのケーナ奏者 ウニャ ラモスの名曲です。 素朴なケーナの旋律がリャマを連ねて険しい山道を山の男が旅する情景が目に浮かぶ様な曲。  それだけにケーナの音色が問われます。

 選曲は2曲とも目黒っち。 何でこんなところでこんな繊細なのを選んだの? イジメか!(笑)

 塩ちゃんのギターのイントロが始まりました。 先ほど事前にゆったりとしたテンポでやってくれと頼んでをいたので中々いいイントロです。

 出だしが勝負の分かれ目。出だしがスムーズにいけば後は川のように流れていきます。

 何とか吹ききりました。 目黒っちのサンポーニャもよく響いていましたね。 暖かい拍手が鳴り響いています。 ありがとう。

2曲目は1番気持ちの込められる曲。 カルカスのワヤヤイです。  昔スペイン軍の奴隷となったインカの民が歌を歌う事を禁じられ、やむなくワヤヤイ、ワヤヤイと言葉にならない声を繰り返して歌ったと伝えられた悲しくも哀愁に満ちた曲。 イントロのギターとロンロコ(チャランゴの大きいやつ)のアンサンブル。そこに亮君のベースが絶妙に絡みます。 ティエラの定番の1曲です。

ワイノのリズムで目黒っちが歌いだし、途中から僕がセカンドでハモります。 後半は皆でひたすらワヤヤイ、ワヤヤイと繰り返します。 僕が客席に向けて一緒に歌ってと促すと大きなワヤヤイが返って来ました。 ワ~ア、気持ちいい! でも、酔いしれているばあいではありません。僕のボンボのリズムがずれてきました。(笑)

 演奏が終わった瞬間、ワァーと歓声が沸き起こりました。 ブラボーの声も。ひゅー、ヒューと口笛も。 こんな光景は予想もしていませんでした。 感激でした。 川俣のお客さん、ほんとにありがとうございました。 

  写真を送ってくれたロス コバリアーノスの皆さん。 良い出逢いでした。 来年までお元気で。

 

 やはりこの続きは第3段へ(笑) 気長に待ってて下さいね。次回は少し深刻なレポートになるかも・・・。

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