
発祥地は中国で、唐時代の中期頃には豆腐は造られていたようです。
千年前の宋時代に書かれた「静異緑」に初めて「豆腐」という文字が登場したそうです。
豆腐の伝来・日本に豆腐が伝来したのは、奈良時代に中国に渡った遣唐使の僧侶等によって仏教とともに持ち帰ったとされています。しかし、当時はまだ特別階級の人たちの食べ物だったようです。
「唐符」ということばが寿永2年奈良春日大社の神主の日記に出てくるのが最初の記録といわれています。
当初は僧侶の間で、その後精進料理の普及にともない貴族、武士へと広がり、
室町時代になってようやく全国にも広がったようですが、庶民の口にまで広がるのは江戸時代に入ってからです。