◎ワクチンは毎年必要!?◎

日本では毎年接種が義務付けられている
狂犬病ワクチンと
任意の感染症ワクチンがあります
狂犬病ワクチンに関しては
一応、義務なので触れませんが・・・

感染症ワクチンは
ほんとに毎年必要なのでしょうか
実は世界基準では
ワンコが打つべき危険な感染症３種
犬ジステンバーウイルス
犬アデノウイルス
犬パルボウイルス
について
子犬の時に適切なワクチン接種を行っていれば
強固な免疫を何年も維持できるため
３年もしくはそれ以上間隔をあけると定められています
最長では７年も抗体を維持出来た例もあるそうです

ワクチン接種は異物を体内に入れることになるので
副反応やアレルギー反応もあります
ワンちゃんは人間に比べてワクチンによる
アレルギーが出る確率が高く
体への負担も大きいので
ほんとに毎年打つべきなのか検討される必要があると思います

必要かどうかの基準としては
抗体があるか判断するために抗体検査があります
血液から各ウイルスに対しての抗体を持っているのかを
測定することができます
毎年のワクチンの代わりに
健康診断も兼ねて抗体検査をされる方が
体への負担も軽減されるのではないでしょうか

現在は
ペットホテルや宿泊施設、ドッグランなどは
一年以内に接種したワクチン証明書の
提示が必要なところが多いですが
地域によっては
抗体検査を受けたワンちゃんに
抗体検査証明書が発行されて
ワクチン証明書と同等の扱いをするように
周知していっているところもあるので
こういった認識が広まって
早くワンちゃんにとって
ほんとの意味で優しい国になってほしいですね

狂犬病ワクチンに関しても
ワンちゃんの負担軽減の為
接種間隔を見直そうと
有志ある獣医師達から声があがっているようです
素晴らしい

長くなりましたが
最後まで読んでいただき
ありがとうございますm(_ _)m

◎歯磨きにプラス◎

歯をキレイに保つには
毎日の歯磨きが必要不可欠
それでも毎日続けていても
汚れが目立ってきたり、歯磨きをさせてくれない子もいるかと思います
そこで
歯磨きと併せて考えたい事を２つ
ご紹介したいと思います

１つは
口内環境です
歯が汚れやすい汚れにくいには個体差がありますが
その違いは口内環境の違いが大きいです
口内にも腸内と同じで善玉菌、悪玉菌が存在していて
善玉菌優勢の状況を作ることが大事です
生まれもったものや環境によるものとありますが
実は
腸内環境を整えることが重要になってきます
口内も腸内も粘膜免疫と言って
体の外から中に入ってくるものを
体にとって害があるのかないか認識する器官で
その最大の器官が腸です
大本の腸内環境がいい状態だと
その下部器官である口内環境も良くなりやすいです

善玉菌が好きな栄養素
たんぱく質・脂質・繊維質

悪玉菌が好きな栄養素
たんぱく質・脂質

善玉菌、悪玉菌ともに好む
たんぱく質・脂質はフードに多く入っているので
意識してプラスしたいのは
善玉菌が好む繊維の多い食べ物(野菜、さつまいも、きのこ類)を
あげるのは腸にとっていいです

最近では
お口の健康も善玉菌が注目されていて
口内環境を整える乳酸菌や
歯周病菌に対しての抗体が入ったサプリがありますので
うまく活用したいですね

そして２つ目は
免疫力です
年齢とともに
汚れやすくなったり、歯周病になりやすかったりしますが
それは免疫力の低下が大きいです
免疫力を上げるには代謝を上げることが大事です
代謝が良いと体で多く熱が作られます
熱は菌に強く歯周病菌だけでなく色んな病気の予防にもなります
加齢や運動不足により
筋肉が減ると体で作る熱の量が減ります
菌にも負けやすくなってしまいますので
意識的に運動量を多くしたいですね

代謝を上げる方法
いつもより早足でお散歩
坂道をのぼる
お水をたくさん飲む

高齢であまり運動できない子は
マッサージやストレッチをすることでも
体温が上がり代謝が上がりますので
健康維持の為にもお試しください

歯とは遠いようで
実は関係があることも多いので
気になることがございましたら
お気軽にご相談ください

長くなりましたが
読んでいただき
ありがとうございますm(_ _)m

◎低気圧は発作にご注意◎

もうすぐ梅雨の季節
人よりもワンちゃんの方が
天気や気圧の変化に敏感で
低気圧の時はいろいろと体に不調が起こりやすく
いろんな症状が出ます
突発的に
体を痒がったり、足を痛そうに上げたりするのも
一種の発作と考えられています
そして特に注意したいのが癲癇発作です
発作が出ると脳のエネルギーがかなり使われます
脳のエネルギーとなる糖質を
どれぐらい体に溜めておけるかが
発作後の回復や発作が起きる間隔にも影響すると思います

そこでオススメなのが
いつもの食事に白米やお粥をプラスすることです
糖質をゆっくり吸収することができるのと
腸の調子を整えてくれる効果もあります
脳と腸は関係ないように思われるかも知れませんが
心を安定させたり穏やかに保つ役割をする
脳内の神経伝達物質セロトニンは９０％が腸で作られていて
実は腸の調子を整えることは脳にとってすごく重要なことなのです

ただ
お米をあげる上でマイナス面もあります
それは体重が増えやすいことです
体重が気になる子は
通常時は少量だけにして
気圧予測のアプリを利用して
低気圧が近づいてきそうなタイミングで
量を増やす方法もいいかと思います

発作を無くすということは難しいですが
少しでも期間を伸ばせたり症状が軽くなるように
その子の一部と思って
うまく付きあっていきたいですね

長くなりましたが
読んでいただき
ありがとうございますｍ(_ _)ｍ

【２０２３年５月３０日・虎徹】

虎徹



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　






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【２０２３年５月３０日・もも】

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【２０２３年５月３０日・ふく】

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【２０２３年５月３０日・福助】

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【２０２３年５月２９日・フラン】

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【２０２３年５月２９日・花】

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【２０２３年５月２９日・シルク】

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