道東を発見する旅 第3の人生

除雪時の重ね着 電熱防寒具 寒すぎる冬季の日本の家の寝室

除雪時の重ね着

去年の冬は、外気温の変動を理解できないまま除雪を開始した。真冬に除雪するときは服をたくさん着込んで手袋や靴下も2重、3重にして真冬を乗り切った。

前回書いたが、今シーズンは、体感が鋭くなりマイナス5度と10度では寒さの感じ方が大きく違う事を知った。さらにマイナス15度前後になると、寒さが半端なくひたすら我慢するだけだと身体に影響があるだろうことを実感した。

すぐに気がついたのは、マイナス5度を下回ると、除雪中に手の指、足の指の指先がジンジンしてきて痛くなり痺れてくることだ。だから除雪を終えて温かい室内に戻っても回復に時間がかかっていた。

充電式バッテリー装着手袋

ジンジンして痺れてくるのをどうしたものか、悩んでいたが、ある人に相談すると「充電式バッテリーを装着する手袋がありますよ」、とのアドバイスをもらった。

確かに、それもそうだ、と納得して、アマゾンで電熱式の手袋を購入することにした。

検索すると、対象の物品がゾロゾロ出てくる。原則として、日本製なのかどうかを調べた。基本的に日本製は高い!だけど中華製だとすぐ壊れるリスクがある。

わからないまま、バイク用の手袋で「KEMIMOTO」なるブランドの手袋を購入した。

どう見ても日本の名前だが、ネットで調べると本社が香港になっている。日本のメーカーが買収されたのだろうか。

恐ろしく寒い冬のバイク

若いころ、バイクに乗りたくて社会人になってから教習所に通い、しばらく中型のバイクに乗っていた。真冬にバイクで大阪の環状高速を100キロくらいで走行していると手の先、足の先が寒風にさらされて恐ろしく寒かったのを思い出す。だからバイク用品だと防寒に強いはずなのだ。

バイク用なので手の甲側には転倒してもけがしないようガードがついている。充電池をセットしてボタンを押すときれいにな蛍光色でボタンに色がつく。赤青緑の順で色が変わり(高温、中程度、低温の順だ)ポカポカ暖かくなった。

日の出前の除雪時とか暗闇の中でボタンがキラキラ光ってきれいだ。

これで、マイナス10度前後でも、手の指先がジンジンしなくなった。有難いものだ。

二匹目のどじょう

これで味をしめて、電熱ベスト、電熱靴下と購入した。これ以外に電熱の防寒ズボンというのもあったが、さすがにやりすぎかな、と思ってそれは断念した。

正月明けに3点そろったので除雪する直前にがっちりと充電式電熱防寒具3点をつけた。結構面倒くさかったのだが、寒さをほとんど感じなかった。

電熱ベストはバイク用なのでかさばらないように薄くなっている。それでも着用しているといつの間にかぐっしょりと汗をかいていた。足はもともと防寒用のスノーブーツをはいているので、それほど有難みはなかった。

それから1ヶ月、結局、ベストと靴下は寒くても何とかなる事がわかったので、ベストと靴下はしまい込んで、もっと寒くなった時に、と思っているが、たぶん、もう使わないだろう。

それでも、電熱手袋は別だ。手袋を2枚重ねて着用してもダメで、すぐにジンジンしてくる。だから電熱手袋はこれからもずっと使うだろう。

実は値段も電熱手袋が一番高くて1万円を超えていたと思う。ベストは8千円くらいだったか、靴下はもっと安かった。

恐ろしく寒い日本の家の寝室の室温

寒冷にさらされると指先がジンジンして痛くなるのは本当に耐えがたいものだ。

亡くなった嫁さんは、寒さを我慢するのは美徳(間違いです)と思っていた。

冬になってもエアコンの温度を低いままで寝室も寒いままだった。それでも携帯カイロだけはいつもたくさん持っていて、足の裏とか腰とか手に当てていたりした。

だけど、やっぱり携帯カイロは小手先の対応でしかない。日本の家は冬の温度が低すぎると言われている。寒さを我慢していると鼻水が出っぱなしになるし、寝室があまりに寒いと肺に影響が出てくるそうだ。

最近、各都道府県別に冬季の寝室の温度を比較検討したデータ公表された。北海道は一番高くて20度に対して一番寒い香川県はなんと13度しかないらしい。北海道は外があまりに寒すぎるので各家庭には強力な大型の石油ストーブがあるから暑いくらいなのである。

これはいけない、家庭内血圧の不安定さをまねいて脳血管障害や心血管系の病気になりやすく危険だと循環器内科の先生がテレビで言っていた。

携帯カイロで寒さをしのごうとしている方は、ぜひ電熱防寒具をお試しください。

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