青土(おおづち)ダム
ロックフィルダム
淀川水系野洲川 滋賀県甲賀市
訪問日 2024/4/25
滋賀県のダムめぐり3回目。前回3月17日に野洲川ダムへ行く途中に素通りした青土ダム。"おおづち"と読みます。堤高43.5m、堤頂長360mのロックフィルダムですが、最大の特徴は洪水吐にあります。出来るならば、越流している時に見たいものだと、貯水位を確かめてから出かけました。前日にも降水がありましたから、間違いないでしょう。
途中いくつかの渋滞に会いながら、9時半に到着。右岸の駐車場に停め、歩きます。すぐ近くに砕石場があり、ダンプトラックがひっきりなしに通ります。
天端は県道9号が走っており車で通行可能。歩いて左岸へ向かいます。管理事務所でダムカードを頂いて、いよいよ洪水吐と対面です。半円形のすり鉢の様のような常用洪水吐から越流しておりました。見とれてしまいます。直径約30mとのこと。地形的制約からこのような形になったといいますが、設計をした人は凄いですね。
ダム湖周辺を歩いた後は、ダム下へ移動。多目的広場、ダム下流台地として歩けるように整備されています。公園的に植樹などされていますが、堤体が陰になってしまうのが残念。平日の午前、青土ダムを独り占めして楽しみました。
ダム下流台地から堤体と洪水吐を眺める
多目的広場から堤体を眺める ちょっと堤体が分かり難い
右岸からの下流面 整然としたリップラップ
右岸からの天端 見えているところは立入禁止 茶色いところが歩道 生垣の右に県道
右岸からの上流面
下流面を見下ろす
下流方面を眺める
天端からダム湖を望む
左岸から下流面を見下ろす
左岸からの天端 県道9号
ダム湖側から上流面を望む
左岸、取水塔と上流面 左端が洪水吐
左岸からの上流面 これがこのダムの最大の特徴
ちょっとスローシャッターで 蟻地獄に吸い込まれる感じ
洪水吐導流部を見下ろす
副ダム、洪水吐導流部を見上げる
右岸にあるインクライン
管理事務所
石碑
案内板 情報が盛りだくさんで楽しい