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ダムの奏でる

瀬田川洗堰

瀬田川洗堰

 可動堰

 淀川水系淀川(瀬田川) 滋賀県大津市

 訪問日 2025/2/16

 

 喜撰山発電所の入口から、宇治川に沿って宇治川ラインを遡ります。11.5km、16分程で到着するのが、瀬田川洗堰。宇治川はどこからか瀬田川に名前が変わりました。
 瀬田川洗堰と言えば、そう、映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』で、麗様が「琵琶湖の水を止める」と仰ったのが、この瀬田川洗堰。(映像の方は兵庫県の千刈ダムでしたけれど)
 と言う訳で、琵琶湖の水を止めに来ました!(ウソ)

 瀬田川洗堰の歴史は古く、洪水を起こし易い瀬田川を浚渫し水位を調節しようと1905年(明治38年)に南郷洗堰が設置されました。南郷洗堰は遺構として一部が残されています。1961年(昭和36年)にゲートの電動操作が出来る瀬田川洗堰に造り換えられました。1992年(平成4年)には、流量調節が出来るバイパス水路が新設されております。左岸上流側には『水のめぐみ館アクア琵琶』があり、琵琶湖について学ぶ事が出来ます。お勧めです。
 
 そんな歴史に思いを馳せながら周囲を散策。左岸上流の南郷洗堰遺構を見て、国土交通省近畿地方整備局琵琶湖河川事務所を通り左岸下流でバイパス水路を見ます。天端を渡り右岸へ。上流には南郷洗堰遺構が一門。下流へ歩き、下流面を正面から眺めました。
 『琵琶湖の水止めたろか!』というのはギャグではあるのですが、その裏にはもの凄く深ーい意味があることを知ったのでありました。

 


瀬田川洗堰下流面正面

 


左岸にあるバイパス水路を含めて眺める

 


左岸下流の河原から

 


バイパス水路

 


左岸からの下流面  1番ゲートの放流

 


左岸からの天端

 


左岸からの上流面

 


上流を眺める  この先には琵琶湖

 


下流を眺める  大戸川と合流して天ケ瀬ダムへと流れていく

 


1番ゲートの巻上機

 


右岸からの下流面  10番ゲートの放流

 


10番ゲートの下流正面

 


右岸からの天端

 


右岸脇からの上流面

 


右岸からの上流面

 


5、6番ゲートをズームアップ

 


説明板

 


警報板

 


水のめぐみ館アクア琵琶  ダムカードならぬ『堰カード』はこちらで

 


国土交通省近畿地方整備局琵琶湖河川事務所

 


南郷洗堰遺構の左岸下流側  6門が残されている

 


南郷洗堰遺構の左岸上流側

 


南郷洗堰遺構  右岸側の1門

 


南郷洗堰の説明板

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