こんばんは。
今日は山梨県笛吹市の実家に行き、解体着工に立ち会って来ました。
はかなさんの実家は築100年を超える大きな大きな家でして、途中でリフォームしていなければ、『古民家』と言える様なお家です。
この広い家があったから、お正月には母方も父方も祖父の姉妹まで集って、とても賑やかな家だったし、従兄弟も弟達もはかなさんの娘ちゃんズも、甥っ子くんもみんな思いっきり走り回り転がり回り、相撲をとって遊んで育ってきました。
そのお家ともいよいよお別れの日。
数年前の大雪で被害が出て二階の屋根瓦の中心部はガタガタしています。
でも、中の柱や骨組みはまだまだガッチリと立派なものです。
玄関の前で『今までありがとうございました』とお家にお礼を言ってから中に入りました。
家の中はもう空っぽでがらんとしていました。
土間には
戸襖が全て外されて、きちんと整理して置いてありました。
全て引き取り、古民家再生等に再利用してくれるのだそうです。
一気に重機でめちゃめちゃにするのではなく、柱の一本一本まで使えるものは大切に解体して、引き取りになるので、2週間以上の工期が組まれているのだそうです。
建具屋さんだった旦那様も褒めてくれていた戸襖なので、大切にしてもらえてはかなさんは心底ホッとしました。
その旦那様がとても気にしていたのが
この、床の間の床板。
栗の一枚板で、今では中々手に入らないくらいの高級な板だそうで。
撤収されて廃材になってしまうなら、旦那様が引き取って記念にテーブルを作ろうか、と言っていたのですが、母が住友林業さんに聞いてみてくれた所、それでは見積もりが変わってしまう、と言われた様で。
すっかり住友林業さんが引き取って何処かの古民家に使われるのかな、と思っていたら。
新居に使って貰えるのだそうで、それなら見積もりがちょっと変わるのも納得‼️
とてもとても嬉しく思いました。
二階に上がる階段の板も使い道が決まってます。
はかなさんの部屋だった場所
みんな空っぽになったら、お部屋が小さく感じました。
でも、大切に解体してもらえて、切ない気持ちは感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ずっとずっとありがとう我が家。
御先祖様が物凄く物凄く苦労して残してくれたこの家で沢山の思い出と共に大人になって、沢山沢山掛け替えのない時間を重ねて今があるので、本当に感謝で胸がいっぱいです。
その上、この家はまたどこかで誰かのお家の一部になって残っていく、また誰かの人生と思い出と共に生きていくのだから、本当にありがたいです。
帰りがけにお墓に行って、御先祖様にお礼を言って来ました。
ちょっとブルーになっていた気持ちが吹っ切れて、やはり行って来て良かったなぁ、と思いました。
しかし
今現在
こんな状態でベンツくんの下敷きになりながらブログアップしております
めっちゃ可愛いんだけどさぁ…尻尾が顔に当たって痒いんだってばぁ😭😭😭
ベンちゃん可愛いけど重いし😍😍
はかなさんが横になると良くこれやるんだけども。
暖を取ってるのかしらん。
この位置関係でおならされたら強烈なんてもんじゃありません⁉️
ちょっとドキドキなはかなさんです。
本日も最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。