写真(上)中央右の穴から入って行き、
曲がりくねって広狭現る洞内を登ったり降ったり、
数十年ぶりに約1㎞の見学コースを走破した。
登坂や階段では長男や婿・次男らが交代で
手を引っ張ったり、後ろから腰を押し上げたり・・・。
途中で何度も備え付けの椅子に腰を下ろした。
体力的にも
「今回で最後だな? もう二度と再びこの洞窟へ入って来ることはないだろう!?」
そう思ったことだった。
洞内の出口に近づいた場所に「神の壺」がある(写真下)。
「弥生人が置き忘れたんだろう?」
と言う説もあるが、
もし、その弥生人が僕のような老人であったなら
水を一杯入れた重たい壺を持って、洞内を這い上がることは不可能に近く、
壺を諦めて、置いたまま帰って行ったに違いない。