閑話休題~しまいづのブログ~

MS2661C(アンリツ) スペアナ修理

アンリツのスペクトラムアナライザー

MS2661C

MS26シリーズや その他のスペアナを何台修理しただろう

今回の症状 : 電源が入らない(スタンバイ電源も入らない)


単純な電源故障でしょう・・・

ということで入手

修理に取りかかります



結構汚れていますよ











MS2661C  電源は入りません












オプションが付いています 01 02



01:基準水晶発振器

02:狭帯域分解能帯域幅










いつもの分解



たくさんのごみが詰まってます










上面












下面












これが基準水晶発振器



トヨコム製だね











側面のSW電源



これが怪しいと思われます









後ろパネルを取り外し












そして SW電源ユニットを取り外し











開けてみました











ごみで換気が詰まったせいでしょうか

熱で少し焦げていますが問題ありませんでした










放熱器に付いている ダイドードブロックや

トランジスター・FETをチェックしましたが これも問題ありません



こうなると 迷路に入ってしまいそう









そこで 基本に立ち返って ヒューズを点検

見た目は何ともないのですが 2つある片側の導通がありません

えぇ~ いまさらぁ~



手持ちを入れようとすると 少し太くて入りません



左が少し太いでしょ

規格が少し違うようです









仕方ないので 削ります









ついでに フロントパネルも掃除










組み立てて・・・

見事 起動!!











問題なし




どんなことにも言えますが

「修理は基本を忘れずに!」 over


過去の修理は こちらです ↓

MS2661C 入力アッテネーター 修理


アンリツ スペアナ MS2661C(TG付) 修理








本日のおまけ



早島町 不老の道
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「修理」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事