Treasure Time

トレジャー犬舎のワンちゃんたちの日常や
私たちが運営するお店「いぬといっしょ」の情報を
のほほ~んとお届けします♪

助けることができた命

2010-12-01 23:54:53 | Weblog
先日、ご紹介させていただきました保健所のワンちゃんたち・・・
昨日レスキューしてきました。
たくさんの方にお力をいただいたおかげで無事に連れて来ることができました。



フレンチブルの女の子
とっても甘えっ子♪
ぶひぶひ甘えてくる姿はキュート♡



コーギーの女の子
少し不安そうな表情です。
ぴったりと寄り添って離れない。
愛おしい。


この子達が保健所で保護された理由は
ブリーダーの放棄です。
面倒が見きれない・・・いいえ、そんな理由だけではないとおもいます。
ここ子達の体を見て悲しくなりました。

フレンチブルの女の子のお腹には帝王切開の傷跡、しかも最近のもの。
つい最近、お産したんでしょう。
そして赤ちゃんたちはペットショップにでも売られていったのか・・・
もうママは必要ない。
そしてもう産ませるだけ産ませてきたのでもう産めないだろう・・・だから捨てる。

コーギーちゃんも同じく。
おっぱいには赤ちゃんたちに吸われて歯があった傷が無数にありました。
しかもこれも最近。
お腹には乳腺腫瘍があります。


きっと保健所に出されるまで赤ちゃんの面倒をみさされてきたのでしょう。

どんな生活をしてきたのか。
想像するだけで涙が出ます。
でもペットショップで売られている多くのワンちゃんたちのママはこの子達と同じような運命をたどってきています。
ペットブームの裏には犠牲になっている多くのワンちゃんたちがいます。

どうかペットショップで安易にワンちゃんを買わないでください。
売れるから仕入れる・・・
これは流通の当然の流れだと思います。
だけど命あるものをこのような流通の形を同じにしてはいけません。
その裏にはこの子達のような不幸な子がいます。
産ませる機械です。

私もブリーダーをしているので命の大切さを感じ、そしてワンちゃんたちの愛おしさを常に感じて全力で守っています。

昨日は複雑な思いで涙流しながら車を走らせました。
そしてどうにもならないこの思いで心がつぶれそうになりました。
でもそんなこと考えても仕方がない・・・
この子達が幸せに過ごせる新しい家族に出会えるよう頑張るしかないな。
それに捨てたブリーダーにも山に捨てないで保健所に出してくれてありがとうと思えました。
山に捨てられれば・・・
命が助かったのも保健所に出してくれたおかげです。
許せないけど・・・でもこの子達を手放してくれてありがとう。

新しい家族として迎え入れてもらえるまで大家族の我が家で一緒に生活しながら健康を取り戻すために静養します。





可愛いね。

昨日もたくさんの方に面会をしていただきました。
とっても臭いがする汚れた体なのに撫でてくれたり抱っこしてもらいました。
みんなの愛情に感謝の気持ちです。

まだまだ知ってほしいことがたくさんあります。
また後々、ご紹介していきたいと思います。

助かった2頭のワンちゃんに応援をお願いいたします。



「私たち、助かったのね」