リハ貧乏

2007-08-15 | Weblog
バンドマンが挨拶代わりに、
「最近どう?」
「いや~、リハ貧乏で」
なんて会話が交わされる訳です。

好きな事やってる幸せ感と、
でもあんまりお金にはならないという悲哀。

良い言葉だと思います。

餅は餅屋

2007-08-04 | Weblog
ミュージカル曲をメッセージと共に歌い繋いでいく、
キャバレーというショーをされている塚田真己さんのライブ。

今回の出し物にサンバが2曲含まれているという事でお手伝いに。
自分の出番は1時間強のステージの真ん中あたり。

実はこういう飛び入りに近い状況って結構苦手です。
出演者もお客さんも充分温まっている所に、
ポンと出て行ってそれなりのパフォーマンスをする。
もう加速力が全て、遅れていった飲み会みたいなもんです。

なんて話を終演後、
ニューヨークで演技の勉強もされていた塚田さんにしたら、
「あっ、それは舞台と映画の違いですね」と。

ストーリーに添ってリアルタイムで感情移入していく舞台俳優と、
「よ~い、スタート!」で、いきなり号泣する事さえ求められる映画の違い。

う~ん、なるほど。
勉強になりまする。

JB

2007-07-27 | Weblog
ある方からジョアン・バチスタのバンドリンを譲り受けました。

97年製、スプルーストップ、裏横はたぶんローズ。
7弦ギターのルイジーニョが来日した際、
持って来たものだそうです。

弦長は標準の350mmでテンションは強め。
指板とブリッジのアールが合ってないのか、
G線がビビり気味で、そのうち調整に出すかも。

Barrosのロングスケールに慣れているので、
ハイポジションが狭く感じます。

ジョアン・バチスタはヘッドに「JB」というロゴマークが入っていて、
何となくそれがダサいなと思っているんですけど、
今日のリハで録音してみたら音の抜けはさすがでした。

ほとんど弾かれていなかった楽器なので、
まだ音が若いけど1年後が楽しみ。

脳化社会

2007-07-24 | Weblog
養老孟司先生によれば、
近代は「脳化社会」なんだそうです。

機能的には無限である脳の欲望。
しかし有限体である身体がすべてを実現できる訳ではなく、
そこに不幸があると。

オーバーワークで身体を壊してしまう人、
やりたい事がありすぎて結局何も身に付かない人、
頑張りが常に良い結果に結びつくというものでもない。

謙虚に身体の声に耳を傾けたいと思います。

例え話

2007-07-20 | Weblog
28日のminoriさん(元Lua Cheiaさん)ライブのリハ。

ジョビンとかシコ・ブアルキなど。
ショーロも少しやります。
歌声がとても綺麗です。
西荻のcopo do diaというカフェで。

*****
シコ・ブアルキに限らず、
私、MPBというものを殆ど知らないです。
カエターノもジャバンもCD1枚しかないし。

基本的に流行りものとかポップスに興味ないんですかね。

ビョーク大好きやけど、
あれはポップスやないしなあ。

だからショーロもサンバも、
自分の中では「民族音楽」

ところで、
エリゼッチが美空ひばりだとすれば、
シコ・ブアルキって日本人で言うと誰?

老若男女に愛されて、
名曲いっぱい書いていて、
小田和正とか?