
ここから2月3日の練習日記<その5>になります。
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また第2曲のことになりますが,5ページの「うみのあお」の歌い方をどうするかまだはっきりしていないのですが,最近は「素直なまっすぐな気持ちで『あお』だけを表現したい」というところのうち,「素直なまっすぐさ」は感じられるようになってきたと思っています。7ページの2段目のcresc.の幅についても,気持ちの勝負的なメリハリが欲しいと思っています。そんなことをあれこれとやりながら,時間をかけて表現を深めるようにしています。1回の練習では,そんなに大きな変化はないかもしれませんが,これを重ねることによって,少しずつ演奏が変わってくるものと信じています。
第2曲だけに時間をかけられないので,この辺で第4曲の「朝の来ない夜はない」の練習に移りました。この曲の冒頭は,以前にもお伝えしたことがあるのですが,「くれゆくうみ」という部分を,大きな二つの波というかうねりというか,そういうものをイメージして表現するよう工夫しています。一つ目よりは二つ目をより大きな波にしたいと考えています。その次の「あかあかと」という夕暮れの「赤」をどんな色に表現するかもなかなか難しいものです。このようなことを理解して,定演当日にどう表現しているかを聴いていただけると,合唱のおもしろさがよりよくご理解いただけるものかと思います。
長くなってしまうので,続きは<その6>をご覧ください。*写真は相も変わらず発声練習の様子です。
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