家に、随分前にかみさんが好きで、購入した絵が数枚ある。いずれも中島潔と言う画家の絵である。水墨画のような、にじみのある筆使いや色合い、子供のかわいい表情や、しぐさ、そして傍らには必ず子犬がいる。調べてみると、かなり有名な画家である。
1943年生まれの58歳、佐賀県の高校を卒業、母親が亡くなった2ヵ月後に再婚した父親への反発で家出し、独学で絵を学んだようだ。
1971年、パリえ行き、半年間絵の勉強をする。
1976年、独立しフリーになる。
1978年、みんなの歌の(かんかんからす)のイメージ画を担当し話題になる。
9月に初めての個展を開く。
1990年、中国文化庁の招きで北京で個展を開く。
1999年、広尾に(ギャラリーうめ吉)をオープン。
2001年、パリ、三越エトワール美術館にて(風の画家中島潔の世界・動画でつずる30年史)展を開く。
2010年、清水寺成就院に、(かぐや姫)(風の故郷)(大漁)など、46面の襖絵を奉納。
この襖絵は、5年の歳月を費やされ完成されとそうです。昨年の4月14日から
5月9日までの間、有料で公開されたそうです。
童画の中に必ず登場する子犬の名前が、(うめ吉)と言い中島潔の雅号であり、
落款や初期の印に使われていたそうです。
家にある中島潔の(夏の思い出)と言う絵をボールペンで描いてみました。
絵の具のにじみ具合が、ボールペンでうまく表現できたかな?
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