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LSDのレスポンスは

LSDをセットアップする時には次のように組み立てることで、レスポンスが最大になると思います。

コイルスプリング式とコーンスプリング式の場合、どちらのLSDの場合も同じで、スプリングを組まずに仮組みをします。

この時にケースの内側寸法と内部構成パーツ寸法が同じにできれば、クリアランスはゼロになります。

市販品は、多分0.2mmぐらいの隙間が設定されているみたいな感じ。

具体的には、分解したディスクのトータル寸法を測定し同じ寸法になる新しいディスクを組み込みます。この時にスプリングは入れてはいけません。

イニシャルトルクを測定しながら、ロックする寸前まで寸法を詰める。

ロックしてしまうとオイルが循環しなくなるのでディスクが早期に傷んでしまいます。
ロックする寸前がよいのです。

仮組みが終了したら本組です。

コイルスプリング式の物は、スプリングの本数でイニシャルトルクが変化します、高いイニシャルトルクが必要な場合は多く、低いイニシャルトルクが好みの場合は、少なく入れます。

コーンスプリング式の場合、メーカーから現状の物より厚い(強い)物が出ている場合には、高いイニシャルトルクが必要な場合は厚いコーンスプリングで組み、低いイニシャルトルクが好みの場合には、現状の物を使用するか、現状の物の底部をヘーパーやすりで少しずつ磨りながら調整します。
又、コーンスプリング式の場合、コーンを上向にセットしたり、逆にセットすることでイニシャルトルクは変わりますので、セットアップ時に役立てて見てはいかがでしょうか。

実際にやると大変な作業ですが、体感できるようにがんばりましょう。

以上、経験からのお話でした。
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