野菜作り大好き、車も大好き、冬にはスキーを・・・何時も楽しく、面白く、ありがとうを忘れずに。

初めてのダート走行

ラリーの初体験は、16才高校1年でした。昭和44年の事です。

当時16才で軽自動車限定免許が取れたので、遅生まれの連中は軽自動車に乗っていた。

俺は、早生まれ1月10日なので・・・。
俺が16才になる10日前、そう、12月31日までで法改正、軽自動車の運転免許証は無くなったのです。

で、家が修理工場の友達がラリーと言う物に出場するので一緒に出てくれないかとの誘い。
雑誌で見たぐらいでなにやらまったく解らないのだが出てみた。
群馬県と長野県の県境を行ったり来たりした記憶がある。詳細な記憶はまったく無い。
当時は、車=レース。無知な小僧でしたし、バイクばかり乗っていたので車は大好きだったけれど・・。

18才で免許を取るまでのモータースポーツ暦は、知り合いのお兄さんと富士のレース観戦が1回と、このラリーらしき物に1回出場のみでした。

高卒で三菱のディーラーへ入社したのがきっかけで、20才の時に初体験です。
会社の先輩がラリー仕様に仕立てたカローラ(三菱なのにカローラを乗っていた)
に乗せてもらったのだ。
この時は運転していない。砂利道で全開走行、ドリフトしっぱなし、真っ直ぐ走って無いじゃん、楽しそうジャン。

自分の車を直ぐに、ラリーキットで仕上げて練習走行へ。

先輩の友達が隣に乗ってくれて、早速スタート。
その前に、

先輩の友達からの言葉「ダートはすべるよ、ハンドル切っても曲がらないよ」

俺「ジムカーナもしていたし、いつも走っていたから大丈夫。」言い切ってスタート。

1速、2速、ゆるい右コーナーが迫ってきたとき。
隣の席から「落ちる」
そう、舗装の感覚でハンドルを切ったので・・・。
お言葉通り、右にハンドルを切りながら道の上から土手際へ。
かろーじて落ちないで止まる。

俺「曲がりませんね」
隣「落ちたね」

俺「次は落ちないように頑張ります」
隣「テールを流す走りが出来てないよ」
俺「そうですね」

隣「練習して慣れる事だよ。慣れれば何でも簡単だよ。」

「慣れれば何でも簡単だよ」
この言葉は、今でも頭の中にいつもある。
慣れる為には、何回も何回も練習して、経験を重ねる。無意識で出来るようになったらその先を詰める。

この繰り返しが、「慣れれば何でも簡単だよ」につながっている。
ダート走行、俺の原点。
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