禅門では朝食の事を
粥座(しゅくざ)と言います。
禅行中は朝食を食べるのも行の一つ。
食事中に邪心があったのでは
良い栄養は決して身につきません。
不平不満、愚痴、泣き言、怒りの
マイナス感情と一緒に
朝食をいただいても
ただ胃腸の負担となるだけで
本当の味覚は味わえません。
食事の際はまず心を楽しくして
ほのぼのとした感謝の気持ちをもって
ゆっくり咀嚼して食べることで
初めて血となり肉となって
強い体をつくれるようになるのです。
たとえ質素な食事であっても
感謝の気持ちでいただくと
身を養うことができます。
自分の体を守り作るには
栄養の吸収消化を促す前に
感謝を先に「身につける」こと
の方が遥かに大事です!
これからは大切な体さんに
感謝と栄養のダブルの
強いパワーを送りましょう!