先週からいやな予感がしていたのだがどうも『長いトンネル』に入リかけているようだ。
今週もいつものようにシーバス狙いで転々としたのだが川の最初のポイントでの第1投で思い通りのバイト、ここまでは順調だった。
『バシュ』という捕食音の後ロッドが引込まれて初めて自分のルアーを咥えたことに気付いた。
軽く水面を騒がせた後流れに乗ってグイグイと潜航。首をこちらに向かせてもなかなか寄せることが出来ないのでなかなかの大物のようだ。普通ならこれぐらい引っ張り合うと水面を割って出るところだが緩めてもいないドラグからラインを引き出し潜航する作戦のようだ。手前まで寄せてはまたドラグを唸らせて反転を3度ほど繰り返しそろそろランディングという所でラインのテンションが抜けた。
ラインの先にはルアーの重みだけが残っていた。
フックが小さいのが原因という事は毎度解かってはいるのだが対処法を見つけられず4年が過ぎてしまった。
こういうパターンの時は複数匹の魚が出たためしがなく、案の定、今回もその後魚からの反応は無かった。更にその後潮が止まってしまう時間になってしまったため次ぎのチャンスは朝と判断し仮眠する事にしたのだがこれが良くなかった。
Zzzzz・・・
’’’ソルティープラッガーの穂先が車のテールゲートに挟まって折れた!!’’’’
という何ともいえない悪夢で飛び起きた時にはすでに空は明るくなりだしていた。
静かな水面は戦いが終わった後なのかそれとも今日はボイルが起きなかったのか?ベイトのもじりもほとんど見えなかったが突然目の前でボイルが起こった。ほんの少しだとは思うがまだ運が残っているようなのでためしにTOP系を投げてみるとこれが見事にバイト。グンッとロッドが引込まれた所で大きく合わせるとこれが見事にすっぽ抜け!!。
まあ、こんなもんです。
トンネルの入り口どころかもう中に入り込んでしまったようですな。以前もここへ入り込んだことがあって抜け出すまでにそうとうな時間が掛かった覚えがあるのだが、今回はどうなるのだろうか。『一筋の光』とかやらを早く見つけたいと思うのだが。