金曜の夜、意気込んで出かけたものの日付が変わっても魚からの反応を得られないでいた。
なにかヒントは無い物かと最近好調な茨城の名人Mameさんに電話を入れたところ今日も1時間だけロッドを振りに来るという。
早速、合流するべく移動。
移動先は夕方に1時間ほどロッドを振ったのだが魚の反応は無かったポイントだ。
ちょっと挨拶をして距離を取って始めたが5分もしないうちにバシャバシャと魚の暴れる音が聞こえてきた。
50cm程の魚か、ライズもあるし魚はいるようなので気合が入る。
だけど自分にはさっぱり当たりが来ない。たまに当たったかと思うと「コツン」というショートバイトや手前側に走るような微妙な当たりでHitまで持ち込めない。フックが合わないのかも知れないがどうもそれだけではなさそうな。
それからおよそ1時間ほどのあいだにMameさんの方から聞こえてきた魚の暴れる音は3回で、後で聞いた話では5Hitで1キャッチだったということだ。
ルアーも同じだし自分が数十メートル上流だったというだけでこの差である。
『最近この釣れないライズを釣るコツが解かってきましたよ』 だと。
なんていう素晴らしい響の言葉だろうか。
1年間30回釣行の自分と、ほぼ毎日何年間も通い詰めている釣り人の差という事だろう。
自分もいつかは『コツが解かってきたよ』なんて言ってみたいね。