今週の釣りはお休み。
来週に備えてNetでルアーやフックなどを注文してさあいつ届くのか?なんて思っていたら知り合いの女性から『竹の子が欲しいんですけどまだ採れますか?』の質問を受けた。
自分達は毎年6/15あたりを最後にこの竹の子採りを終わりとしていたのでまだあるのかどうか即答は出来なかった。
『あるかどうか分からないけど行ってみる?』という感じで20日の朝6:00集合ということで土曜の午前中の予定が埋まった。
そして昨日、『その格好で山に入るの?』というのが自分の第一声だった。
上下とも七分袖のパンツとTシャツという公園にお散歩でも行きましょうという感じのいでたちで足は素足だわ帽子も無いだわで事前のレクチャー不足は自分の責任だ。
つり用のニーブーツとキャップを被らせ首にはタオルをぐるぐる巻き。これで多少は大丈夫だろう。うちの嫁でさえ山で知らない人に会って襲われたらどうしようかなんて要らぬ心配をしているというのに何とも無防備というか怖い物知らずというか・・・。
恐らくTVで見るようなモウソウダケの竹林を想像していたのだろうがそのあたりのギャップは想像以上だったと思う。外から見たら『えっここに入るんですか?』と誰もが言うであろうそんな竹林だ。
自分が先頭を切り、歩く後ろを付いてきてもらいながら探し方や採り方をその場の現物で教え、徐々に自分で採れるようになってもらうという作戦(この時点でうちの嫁はさっさと自分の目的のポイントへ向かっています。)
最初の1本を見つけるまで時間は掛からなかったので『こんな風に出ているので・・』と一通りレクチャー。後は自分で見つけて自分で採ってが出来ればもう一人前の竹の子採りだ。
『こっちにありました~。』という大声の後に『バキッ!』という良い音が聞こえるようになってきた。本当はもっとお嬢さんなのではないかと心配していたのだが心配は要らなかったみたい。1時間ほど林を巡ってかなりコツを掴んだのか最後に入った林では目移りするほどあっちこっちから出ていた竹の子を『こっちにもあります~!』、『あっちにもあります~!』と元気な声を響かせながら林の中を駆け回っていた。
最初はもう出てないんじゃないか?とダメもとで林に入ったのだが結果はまあまあではなかろうか。初心者にもちゃんと醍醐味が伝わったような気もするしそこそこの収穫もあった。来年はもっと太いやつが出ているときに行きましょう。