tvk-ICC カウンセラーダイアリー

~tvk国際交流委員会の留学カウンセラーから、留学に纏わるあれこれをお届けします~   by tvk-icc

IBP⑥ サンフランシスコ州立大学

2020-08-18 | IBPプログラム
間が空いてしまいましたが、IBPプログラム
4コース目の紹介です。
サンフランシスコ州立大学(SFSU)です。



SFSUコースは2017年、IBPプログラムの
5つ目のコースとして開始されました。

当時、USで実施されていたIBPプログラムは
BCコースとUWコース、いずれも
インターンシップはカリキュラムベースの
無給インターンで、エリアはシアトルエリアに
限られていました。

プログラムに参加されている学生さんの中には
シリコンバレーでインターンをしたい、という
希望をお持ちの方もいらして、
その希望を叶えることのできるSFでのIBPが
満を持してスタートとなったのでした。

サンフランシスコ州立大学は、サンフランシスコの
中心地から公共交通機関で20分程度のところに
位置し、世界各国の学生が集まる学びの場です。

SFSUでのIBPプログラムは、シアトル/SCCと同様
アジア・インターンシップコース(レギュラー
コース)とアドバンスコース(OPT)の
2つのコースがあります。



<アジアインターンシップコース>
・スタート 春・秋の年2回
・1学期目は、学部授業に向けたアカデミック英語コース
 に重点を置き、学部授業を1クラス受講
・2学期目は学部授業を2クラス受講、また、
 アドバンスアカデミック英語クラスが継続、
 英語力に更なる井垣をかけます。
・3学期目はシンガポールのIT企業を含む
 アジアでのインターンシップに臨みます。

<アドバンスOPTコース>
・スタートは秋のみ
・International Business、もしくはHospitality
 & Tourismのいずれかを専攻
・1学期目、2学期目、ともに4科目ずつ学部授業を受講
・3学期目のインターンシップはOPT!対象は
 全米、有給もしくは無給のインターンシップを
 最長12か月行うことができます。

滞在は、いずれも寮で2人部屋になります。

サンフランシスコで学ぶIBPプログラム!
とても魅力的ですね!

※現在、授業はオンラインで行われています。
 状況に変更がありましたら、またこちらの
 ブログ上でお知らせいたします。




 ~留学&海外インターンシップ~
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IBP⑤ シアトル・セントラル・カレッジ(SCC)

2020-07-11 | IBPプログラム
IBPプログラム・各コースのご案内 3校目は
シアトル・セントラル・カレッジ/ Seattle Central College
(以下SCC)です。
 

SCCの魅力はいくつもありますが、
先ずはなんといっても、そのロケーションでしょう。

シアトルのビジネスの中心地であるウンタウンから
徒歩15分という好立地にあり、高層ビルが立ち並ぶ
ビジネスの中心地からほど近いカレッジでの就学は
単なる利便性の優位のみならず、政治・ビジネス・
文化など、アメリカという国の実際について
理解を深めることのできる環境です。
 

IBPプログラムとしてのカリキュラムは
Bellevue College(以下BC)と似ていますが
SCC独自の特徴があります。

・SCCは、①レギュラーコース と、②アドバンス
 コースの2コースがある。
・レギュラーコースは、1学期目にアカデミック英語の
 授業のみで始まり、学部授業は2学期目から。
 アドバンスコースは1学期目から学部授業を受講。
 (英語クラスはありません。)
・学部授業履修にあたっては、専攻を決め、
 専攻コースに指定された科目からの履修となります
 (アドバンスの1学期目は自由に取れる)
・専攻コースは、
  ①Business in a Global Society、
  ②Culture and Communication、
  ③Computer Science and Technology
 の3つから選択。
 ※インターンシップは、専攻に関連する企業で
  行います。
・社会人の方はアドバンスOPTコースが選択可能

BCでは各学期、学部授業のほかインターンシップに
向けた授業など、学部授業外の授業がありますが
SCCでは各学期、週1時間のクラスとなります。
 

こじんまりしたカレッジですが、SCCのある
キャピトル・ヒルのBroadwayという通りは
お洒落なカフェやショップがあるエリアです。
勉強に勤しみ、課外活動も充実させることの
できる環境ですね!
ダウンタウンにあるICCシアトルオフィスにも
徒歩でお越しいただけます。
 

IBP④ UW ワシントン大学コース(University of Washington)

2020-07-06 | IBPプログラム
今日はアメリカで2つ目、IBP3つ目のコース
UW/ワシントン大学コースについて。

ワシントン大学のコースは1997年に
社会人向けのコースとして始まりました。

当初、IBPプログラムはBC1校のみで実施されており
大学生の方も、社会人もヨーロッパが好きな人も、
皆BCコースに一緒に参加していました。
もともととてもバランスの取れた良いコース
でしたが、学部の授業が大きな比重を占めており
それはそれで、とてもやり甲斐のある
カリキュラムなのですが、既に日本の大学で
学士号を取得されている社会人の方からは
学部授業より、実践的なビジネストレーニングを
もっと受けたかった!という意見もありました。

そこで、社会人の方向けに、学部の授業無しで
ビジネスのトレーニングに特化したプログラムを、
と始まったのが、UWコースです。
ゆえに、同じワシントン州の大学でのコースですが
UWのコースには、大学学部の受講はありません。
1~3学期まで毎期、ビジネスについて学ぶ
実践プログラム
となっています。
 

特色のひとつとして、英語の授業はありません。
参加時点でもう既に一定以上の英語力を
保有しているということが、条件の一つとなります。
<英語条件>
・TOEIC/TOEIC IP:750
・TOEFL iBT:76、全セクション17以上
・IELTS:6.0、全セクション5.5以上
・英検準一級
・PTE 51、全セクション45以上

さて、気になるカリキュラムです。◆メインの科目
<1st Quarter>
◆グローバルビジネス基礎(International 国籍Mix)
・選択科目 ①、②から1科目(IBP)
 ①ビジネスプレゼンテーションスキル
 ②ビジネスライティング
・アメリカン・ビジネススキルI(IBP)

<2nd Quarter>
◆グローバルマーケティング
・アプリケーション・インタビュースキル(IBP)
・アメリカンビジネススキルII(IBP)

<3rd Quarter>
◆プロジェクトマネジメント(International 国籍Mix)
・選択科目 ①②③から1科目(IBP)
 ①ビジネスプレゼンテーションスキル
 ②ビジネスライティング
 ③インターナショナルネゴシエーションズ

<4th Quarter> 現地での就業研修
インターンシップは、OPT!
 OPT(Optional Practical Training)で、
 アメリカ国内の企業(全米対象)で、無給または
 有給の就業研修に臨みます。
 *OPTは、IBPのカリキュラムでは3か月間ですが
  最長12か月まで延長することができます!
 

UWの特徴のひとつは、このインターンシップ、
OPTにあります。
対象は全米。最長12か月間の就業研修が可能です。
職歴のバックグラウンドのある社会人の方は
有給もあり得ます。
大変なことも多いと思いますが、チャレンジの
しがいがある、大きな経験になります。

また、他のコースと同様、上記カリキュラムの
ほか、ビジネス対応のトレーニングや
セミナーも実施されます。

<通年>
・グローバル・ビジネス・プラクティス
 IBPすべてのコース
・ビジネスセミナー「Meet the Professional」
 IBPの1年間を通し、不定期で10回
 現地で活躍するビジネスリーダーを迎えて
 IBP生へのビジネスセミナーを実施します

ICCオフィスも、全力でOPT対策を行います!

アメリカでビジネスをガッチリ学び
OPTに挑戦したい方、是非ご相談くださいね!

ご質問などありましたら、下記へどうぞ!
tvk国際交流委員会


IBP③ Bellevue College

2020-07-03 | IBPプログラム
今日はIBPプログラムのコースで一番歴史の長い
Bellevue Collegeコースについて、
簡単にご案内いたしますね。
長くなりますが、よろしくお付き合いください✿

◆Bellevue市
BellevueはUSワシントン州シアトルの東の
ベッドタウンエリアの市です。
シアトル市の東側にはワシントン湖(Lake
Washington)という大きな湖を挟んで
East Sideと呼ばれるエリアがあります。
治安もよく落ち着いた住宅地のエリアで、
Bellevue Collegeは、シアトルから東へのびる
フリーウェイ、I-90(アイ・ナインティ)を
ダウンタウンから高速バスで30分ほど、
East Gateインターチェンジそばにあります。
 

◆IBPプログラム最初のコース
IBPプログラムは1989年にこのBellevue Collegeで
始まりました。
Bellevue Collegeはワシントン州で4番目の大きさの
大学で、州最大にして優秀な大学ワシントン大学への
編入率も高い、アカデミックレベルの高いカレッジです。

1996年にイギリスのウエストミンスター大学コースが
始まるまで、唯一のIBP研修校で
「大学での学び9か月」+「インターンシップ3か月」
というプログラム構成の原型は、何を隠そう
このBellevue Collegeのコースにあります。
 
 
◆4学期制の大学が多いワシントン州
アメリカの多くの大学はセメスター制(2学期制)
ですが、ワシントン州はクオーター制(4学期制)
の大学が多くあります。(お隣のオレゴン州も同様)
4学期制は、9月中下旬の秋学期が年度の始まりで
各学期は次の様になります。
・Fall Quarter 9月中下旬~12月初旬
・Winter Quarter 1月あたま~3月中旬
・Spring Quarter 3月中下旬~6月初中旬
・Summer Quarter 6月中下旬~8月初旬頃
※夏学期は短く、学生の殆どは授業を取らずに
 夏休みにするのが一般的です。
 
2学期制・4月からの入学が殆どの日本と違い
基本的にどの学期からも入学が可能です。
(夏学期を除く)
IBPプログラムは、この4学期制に合わせ
3か月単位で、学ぶ内容をアップさせていく、
という構成で始まりました。

◆Bellevue Collegeのカリキュラム ~バランス型~
9か月間の大学での学びとビジネストレーニングの後に
最後の3か月間、現地企業にてビジネスインターン
シップを行います。
この構成はどのコースでも同じですが、
BC(Bellevue College)では、4学期制ならではの
ステップ・バイ・ステップの構成になっています。

<1st Quarter> 学部受講へ向けた基礎作り
・アカデミック英語クラス
 次学期に始まる学部授業に備える英語授業
・学部授業(2単位)
 米大学で学ぶための準備の授業。
・Business Communication
 インターンシップに向けたビジネス英語。
 週5時間、きっちり学びます。

<2nd Quarter> 学部授業の始まり
・学部授業(13単位まで)
 開講される学部授業から履修
 評価始め、すべて現地生と同じ条件
・インターンシップ準備セミナー
 企業リサーチ手順、英文履歴書の書き方、
 面接対策など(週5時間)

<3rd Quarter> almost 学部生&インターン就活
・学部授業(16単位まで)
 開講される学部授業から履修
・インターンシッププレースメントセミナー
 インターンシップ・コーディネーターより
 指導を受け、インターンシップ獲得へ準備

<4th Quarter> 現地での就業研修
・インターンシップ
 現地企業・NPOで1学期間(8週~
 10週)のインターンシップ
・ワークプレースサポート
 インターンシップのサポート授業
 オンラインクラスと通学クラス

1学期目から2学期⇒3学期、、と、カリキュラムが
ステップアップしているのが分かりますね!
インターン準備の時間が授業としてしっかり
時間数を取って組み込まれているのも
BCの特徴でもあります。

参加者の皆さんの力を少しずつ底上げし、
プログラム締めくくりのインターンシップで
最高の力を発揮してもらえるよう工夫された
バランス型のコース、それがBCコースです。
 

上記カリキュラムのほか、ビジネス対応の
トレーニング・セミナーも実施されます。

<通年>
・グローバル・ビジネス・プラクティス
 IBPすべてのコース
・ビジネスセミナー「Meet the Professional」
 IBPの1年間を通し、不定期で10回
 現地で活躍するビジネスリーダーを迎えて
 IBP生へのビジネスセミナーを実施します

いかがでしょうか。
Bellevue Collegeコースは、
・学部やインターンシップへの準備が心配
・バランスよいカリキュラムで学びたい
・現地の学生と一緒に学び、学生生活を体験したい
・落ち着いた環境で留学生活を送りたい
といった方にお勧めのコースです。

もっと詳しく聞きたい、という方は
お問合せくださいね。

次回はワシントン大学コースについて
ご案内いたします!

ご質問などありましたら、いつでもご連絡ください。
tvk国際交流委員会


IBP② ビジネストレーニング~インターンシップ決定

2020-07-01 | IBPプログラム
IBPプログラムについての2記事目です。

IBPプログラムの正式名称は、
「International Business Professions Training Program」。
最初の3つの単語の頭文字を取ってIBPです。
ICCの初代の代表者が研修先大学とプログラムの
開発時に名付けた名称です。(懐かしい・・・)

ビジネストレーニングプログラムですから、
英語や学部の授業を受けるだけではない、
ビジネスに通用する人材になるためのカリキュラムが
沢山組み込まれています。

その最たる特徴が、1年間の最後の3ヵ月間の
インターンシップなのは、皆さんもうご存知と思います。

IBPで行うインターンシップは、お客様のような、
海外留学生がちょっとお邪魔させていただく、、、
といったものではなく、研修先で社員さんや
スタッフの方たちと同等に、即戦力として実務にあたる
いわば実践型の就業(体験)です。

受け入れていただく企業や団体でしっかり働く為には
しっかりとした準備が必要になります。
その為のトレーニングが、すべてのコースに組み込まれ
実施されています。(しっかり揉まれてください。。。)

・クリティカルシンキング
・モックインタビュー(模擬面接)
・コンサルティングプロジェクト(課題解決型研修) など
 

大学での勉強と並行しながら、現地でのインターンシップを
実りあるものとし、グローバルな人材に成長するために効く
トレーニングが行われます。
このIBP留学、インターンシップだけのためのものでは
ありません。帰国後、必ずや、参加者の無形の財産となる
大きな学びなんです。
トレーニングの他に、留学先のエリアで活躍されている
ビジネスリーダーをお招きして、
IBP生のためのセミナーも行われます。
このセミナーで大きな刺激を受け、人生の目標が
大きく変化する学生さんも沢山いらっしゃいます。
 

IBPは、とことん、参加者の皆さんの成長を願って
作り上げられたビジネスプログラムなんです。

さて、インターンシップ決定には、
現地での(ミニ)就活を行います。
アメリカのコースでは、予めIBP生用の研修先が
リストになっている・・・なんてことはありません。
ましてや、リストの中から「あなたはここへ」などと
指定されたりなどもありません。
「あなたはどういった仕事がしたいの?」
「どんな業種で働いてみたいの?」
・・・先ず、そこからなんです。

みなさん、ご自分に聞いてみてください。
「僕は/私は、どんな仕事をしたいんだろう?」
「ここで/アメリカで/オーストラリアで/イギリスで/
 マレーシアで/ベトナムで/シンガポールで、
 どんなことに挑戦したいんだろう?」
「僕は/私は、どんなスキルがあって、研修先に、
 どんな貢献ができるんだろう?」
「このインターンシップを、自分のキャリアに、
 どう活かしていくのか?」

そう、先ずは自分を知ることから始めるのです。
就活です。
そして、業界が決まったら企業研究、
どんな企業があるのか、アプライ先を研究していきます。
大学のコーディネーターの先生や、時には現地ICCの
スタッフとも相談して、アプライ企業を定めていきます。
 

US以外のコースでは、基本的に大学の先生とアプライ先を
決めていくことになりますが、根本は同じです。
あなたは何がしたいの?何ができるの?
自分の引き出しを、沢山持ってください。
自分が何が得意で何に興味があるのか、知っていてください。

アプライする際に必要な英文履歴書(Resume、C.V.)は
コースによっては授業で、またはサポートの一貫として
指導を受け、ドラフトから始まって、リバイスを重ね、
完成形へ作り上げていきます。(このResume、帰国後も利用される方もいらっしゃいます。)

履歴書を提出しアプライしたら、
企業からの連絡を待ちます。
興味を持ってもらえたら、Interview(面接)になります。
英語で就職面接、、、不安ですよね。
IBPでは、このインターンシップの面接に向けて
Mock Interviewをガンガン行います。
本番で、緊張せずに、あなたの100%が出せますように!!
 
各コースに共通するビジネストレーニングについて、
簡単なご説明でした。
次回以降は、それぞれのコースについて
少しずつご案内していきますね!

ご質問などありましたら、いつでもご連絡くださいね。
お待ちしています。
tvk国際交流委員会