いの町在住の画家「大野洋平」先生によるクレフ絵画教室に毎週土曜日に通うのか日課になり、早いもので1年半。
9月には「いの町・紙の博物館」で、先生の個展も開催。
たくさんの作品が展示されるとのことで先生はかなり忙しいはず…
そんな最中でも「絵画教室がいちばん大事!」と言ってくださる師にヒデキ感激である。
さて今回は、本格的スペイン画風のひとつ『マンチャ(汚れ)』の技術に迫ります。
2018年8月、1か月間の工程でした。
いままでの絵画教室の模様はこちら
【インクを使ったマンチャ】
今回は本格的スペインマンチャを教えていただくことに。
大野先生が茶やちょっとオシャレなグリーンなどのインクを持ってきてくれました。
さて、何をどうするのか…ワクワクさんの僕。
まずはいつものように写実の下絵をば…
フェイクのリンゴ、落としたとのことで更にフェイク感が増す。
写実ではこの『フェイク感』も描かなくてはならないのだ。
大野先生:
「前に絵画教室で、フェイクを描いていて…それで実際『本物』を育てている農家さんがいて、家で本物を見ながら絵を仕上げてきてしまったことがあった。それでフェイク感がないから、まったく似てない別の絵になった。主観が入ってしまったんですよね。」
フェイク感を出す…
観たものを完全に写実する基本を再確認しながらエンカハール(箱)の中に計測したリンゴをスパスパスパークして描いていく。
そして本格的マンチャへ。
揃えたくなるインク。中学生の時、漫画を描くとき文房具屋さんで買ったのを思いだした。
大野先生:
「インクを組み合わせてマンチャを作ります。自由にやってみてください」
『自由』というのが苦手な僕は途方にくれる…
自由ってなんだ!笑
木炭まで使うと言うが…何をするだろう。
もうパニックしかない。
大野先生:
「水で薄めて好きな色合いに…濃すぎないようにね」
先生が実演。
スポイトを使い、数色をテキトーに出して混ぜていきます。
それを水を浸けた筆を使い、全体をシュッとマンチャを入れていきました。
都度、ドライヤーで乾かします。
うんうん…で、正解がまったく見えてこない 笑
次に「たらし」という技を…
どうしたらよいかわからないけど、言われたままスポイトで垂らしてみました。
垂らしすぎてティッシュで拭く。これもマンチャになるらしい。
色とりどりの汚れを取り揃えました。
次に「流し」のテクニック。
絵を立て、スポイトで上から流していく。もうなんだかわからないが楽しくなってきた 笑
たら~♪
で、やりすぎた感のまま次の作業へ…
ここで木炭の出番。
ひたすら汚す。
あーあーあー(;´д`)
「終わったな…」
そんな時でも先生は誉めてくれます。
大野先生:
「マンチャは個性です。何やってもいい、それが芸術。『コーヒー』を使ったり漂白剤をぶちまける画家もいる。なんでもあり!」
励まされ、やる気でましたね 笑
そして通常の写実画へ。
消しゴムで不要なマンチャを消し、実際に描いていく。
マンチャしすぎて下絵が見えない…
この日はここまで。
その後数日間、通常の写実を描く。
そして課題は終了~(;´д`)
本格的マンチャの見本はこちら。
明らかに僕のはやりすぎた 笑
このマンチャの手法は、ピンホールの古い写真風になり、スペイン独特の深みある仕上がりになるそうです。
…僕の課題はそうなっているのか!?
大野先生:
「くまさん、良いですよ。額縁に入れたら本格的に見えますよ!」
うーん…
と、いうことでタイトル…
「囚われたリンゴ」です 笑
命名は大野先生。
僕の心境を絵にしてみました。
うん、それっぽい 笑
クレフマスター葉っぱさんの作品。もう課題を超えて作品になってますな(*^^*)
センスの差を感じましたが、すごく楽しかったです 笑
【マンチャのポイントまとめ】
・使用する画材は色鉛筆、アクリル絵の具は不可。後で鉛筆で書けない
・色は土色が良い
・やりすぎない 笑
【大野洋平×洋画サークルのご紹介】
昨年2016年に大野洋平先生の個展がClefで開催したときのイベントページ
高知新聞の記事はコチラ。大野先生の素晴らしき経歴も記載されております(*^^*)
【先生の作品】
ClefのFacebookページより
以下、CLEFのFacebookページより抜粋♪
【Clefで開催中の教室②大野洋平絵画教室】
基礎の基礎からしっかりと教えてくださる絵画教室。
講師はスペイン・マドリッドで絵画を学び、国内外で数々の個展を開催してきた大野洋平氏。日本ではあまり教えてくれないヨーロッパ独自の技法を惜しみなく伝授してくださいます。わかりやすい教え方で、受講生の皆さんが均一に上達していき、確実に基礎を身に付けることができることで評判を呼び、現在生徒さんが急増しています。人数が増えた場合には別の日も設定していきますので、お問い合わせください。
◆受講料:4500円/月(4回〜5回)
毎週土曜日 9:00~11:00
(イベント開催や生徒さんの都合の悪い時には相談の上変更あり)
・場所代などはいただいておりませんが、教室の日は
お一人ワンオーダーをお願いいたします。
・教室後、営業のために、テーブルセッティングを直すのを
お手伝いいただけましたら大変助かります。
文化の西の拠点Clefでは各種教室も開催しております。ぜひあなたにぴったりの趣味を見つけて見てください。
お問い合わせはこちらにコメントかお電話で。(088-850-1870)
9月には「いの町・紙の博物館」で、先生の個展も開催。
たくさんの作品が展示されるとのことで先生はかなり忙しいはず…
そんな最中でも「絵画教室がいちばん大事!」と言ってくださる師にヒデキ感激である。
さて今回は、本格的スペイン画風のひとつ『マンチャ(汚れ)』の技術に迫ります。
2018年8月、1か月間の工程でした。
いままでの絵画教室の模様はこちら
【インクを使ったマンチャ】
今回は本格的スペインマンチャを教えていただくことに。
大野先生が茶やちょっとオシャレなグリーンなどのインクを持ってきてくれました。
さて、何をどうするのか…ワクワクさんの僕。
まずはいつものように写実の下絵をば…
フェイクのリンゴ、落としたとのことで更にフェイク感が増す。
写実ではこの『フェイク感』も描かなくてはならないのだ。
大野先生:
「前に絵画教室で、フェイクを描いていて…それで実際『本物』を育てている農家さんがいて、家で本物を見ながら絵を仕上げてきてしまったことがあった。それでフェイク感がないから、まったく似てない別の絵になった。主観が入ってしまったんですよね。」
フェイク感を出す…
観たものを完全に写実する基本を再確認しながらエンカハール(箱)の中に計測したリンゴをスパスパスパークして描いていく。
そして本格的マンチャへ。
揃えたくなるインク。中学生の時、漫画を描くとき文房具屋さんで買ったのを思いだした。
大野先生:
「インクを組み合わせてマンチャを作ります。自由にやってみてください」
『自由』というのが苦手な僕は途方にくれる…
自由ってなんだ!笑
木炭まで使うと言うが…何をするだろう。
もうパニックしかない。
大野先生:
「水で薄めて好きな色合いに…濃すぎないようにね」
先生が実演。
スポイトを使い、数色をテキトーに出して混ぜていきます。
それを水を浸けた筆を使い、全体をシュッとマンチャを入れていきました。
都度、ドライヤーで乾かします。
うんうん…で、正解がまったく見えてこない 笑
次に「たらし」という技を…
どうしたらよいかわからないけど、言われたままスポイトで垂らしてみました。
垂らしすぎてティッシュで拭く。これもマンチャになるらしい。
色とりどりの汚れを取り揃えました。
次に「流し」のテクニック。
絵を立て、スポイトで上から流していく。もうなんだかわからないが楽しくなってきた 笑
たら~♪
で、やりすぎた感のまま次の作業へ…
ここで木炭の出番。
ひたすら汚す。
あーあーあー(;´д`)
「終わったな…」
そんな時でも先生は誉めてくれます。
大野先生:
「マンチャは個性です。何やってもいい、それが芸術。『コーヒー』を使ったり漂白剤をぶちまける画家もいる。なんでもあり!」
励まされ、やる気でましたね 笑
そして通常の写実画へ。
消しゴムで不要なマンチャを消し、実際に描いていく。
マンチャしすぎて下絵が見えない…
この日はここまで。
その後数日間、通常の写実を描く。
そして課題は終了~(;´д`)
本格的マンチャの見本はこちら。
明らかに僕のはやりすぎた 笑
このマンチャの手法は、ピンホールの古い写真風になり、スペイン独特の深みある仕上がりになるそうです。
…僕の課題はそうなっているのか!?
大野先生:
「くまさん、良いですよ。額縁に入れたら本格的に見えますよ!」
うーん…
と、いうことでタイトル…
「囚われたリンゴ」です 笑
命名は大野先生。
僕の心境を絵にしてみました。
うん、それっぽい 笑
クレフマスター葉っぱさんの作品。もう課題を超えて作品になってますな(*^^*)
センスの差を感じましたが、すごく楽しかったです 笑
【マンチャのポイントまとめ】
・使用する画材は色鉛筆、アクリル絵の具は不可。後で鉛筆で書けない
・色は土色が良い
・やりすぎない 笑
【大野洋平×洋画サークルのご紹介】
昨年2016年に大野洋平先生の個展がClefで開催したときのイベントページ
高知新聞の記事はコチラ。大野先生の素晴らしき経歴も記載されております(*^^*)
【先生の作品】
ClefのFacebookページより
以下、CLEFのFacebookページより抜粋♪
【Clefで開催中の教室②大野洋平絵画教室】
基礎の基礎からしっかりと教えてくださる絵画教室。
講師はスペイン・マドリッドで絵画を学び、国内外で数々の個展を開催してきた大野洋平氏。日本ではあまり教えてくれないヨーロッパ独自の技法を惜しみなく伝授してくださいます。わかりやすい教え方で、受講生の皆さんが均一に上達していき、確実に基礎を身に付けることができることで評判を呼び、現在生徒さんが急増しています。人数が増えた場合には別の日も設定していきますので、お問い合わせください。
◆受講料:4500円/月(4回〜5回)
毎週土曜日 9:00~11:00
(イベント開催や生徒さんの都合の悪い時には相談の上変更あり)
・場所代などはいただいておりませんが、教室の日は
お一人ワンオーダーをお願いいたします。
・教室後、営業のために、テーブルセッティングを直すのを
お手伝いいただけましたら大変助かります。
文化の西の拠点Clefでは各種教室も開催しております。ぜひあなたにぴったりの趣味を見つけて見てください。
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