「ゴッホ 最後の手紙」
を観てきました。
※このblog記事にはネタばれありません。
今読み始めたゴッホがらみの原田マサさんの小説『たゆたえども沈まず』
この小説、パリが舞台なんですが、行ったことがないのでなかなか風景が浮かばない。ゴッホの生い立ちも知らない。
更に、絵画には無知な僕なので小説の内容が頭に入ってこない…
ただ、この表紙のゴッホの絵『星月夜』が大好きで部屋に数年間飾っていたのですが、この小説の表紙がマサにこれ!ジャケット買いがきっかけです。
ちょっと脱線。
さて、この映画、ゴッホの生涯をなんと油絵のアニメーションにしたという凝りっぷり!100名の画家スタッフによる絵で構成されてるとのこと!
これは観なければと思っていた矢先に高知市内の小さな映画館で上映中と知る。
いいタイミングです。
この映画でゴッホを知ったような顔をしてみます 笑
あたご劇場
ああ…子供の頃によく親に連れられて行った「国立スカラ座」を彷彿。なんとも懐かしい…。
でも誰っちゃーおらん。
そんな不安をよそに、お客さんも時間に近づくにつれ集まってきました。
良かったー。
ずっとあってほしい映画館ですから。
映画が始まると、ワンシーンひとつひとつがとにかくゴッホの油絵の世界。
しばらくはセリフや内容が頭に入ってこないほどすばらしい。
更に回想シーンすべて鉛筆画の写実!
いまちょうど大野洋平先生に教わっている絵、そのものでした。
ストーリーが進むにつれて世界観に慣れていきました。
絵の中に自分が溶け混んでいく錯覚に陥るほどでした。
時折、ゴッホの名画そのものが出てきます。それもミドコロです。
本当にいい映画でした。
最後のぐっと込み上げる言葉がありましたね。
長生きして欲しかった、そんな感想です。
【おまけ】
帰り道、帯屋町をぶらぶらしてひろめ市場に行ったのですが、もう目が『ゴッホ』タッチになってましたね 笑
そして、今日からは彼を『ゴッホ』ではなく『フィンセント』と呼ばせていただきます!笑
あたご劇場の帰り道、ヤマモトダイゴさんの絵をじっくりみました。
すっかりアートな1日になりましたよ♪
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