いの町・カフェギャラリークレフで毎週土曜日開催、ついに3ヶ月目に突入したリアリズムの追及・洋画教室。
徹底的に基本の「構図」をやっています。
※いままでの記事はコチラ♪
今回は合わせ味噌、ビンとグラスが重なって、ぐっと難易度が高まりました。
今日のBGMは「カリハサト」さんの新しいCD『250年後』の心地よいギターとボタンアコーディオンのボサノバです。オススメですよ♪
絵を描くのは最初が肝心。緊張とワクワクの入り交じった心境でClefにたどり着く。
さっそく、B4のコミックケントの中心線を書きます。まるで設計図を書くように…。
大野先生:
「まずは全体が入る箱、『エンカハール』を書きます。」
エンカハール(encajar)とは、スペイン語で「はめる・嵌め込む」という意味。
箱=caja(カッハ)からきているようです。
…ググりました 笑
さて、重なりあったふたつの物が入る箱?どうやって定規で計るのか!?
いままで習ってきたことが試されています。
しかし、頭の中の三次元測定器がなかなか稼働しません。
取り敢えず、個々の寸法を実測してメモメモ。
大野先生:
「構図…2つのエンカハールを
しっかり決めていかないと、絵がはみ出ます。」
「そして、紙の中心と『箱の中心』は違います。」
僕は必死に被写体を見つめ、指し棒を当てたり定規で図ったりして中心をとっていきました。
この時、たぶん息を止めてましたね。頭がくらくらしていました。
なんとか思いきって箱を2つ書き、寸法どおりに描いてみました。
大野先生:
「日本画は『印象』を描きます。寸法を入れる発想はありません。海外では『理想画』と呼ばれていて評価されています。対して西洋画は『死んでいる』ものを描きます。気持ち悪いかもしれませんが、それが『リアル』です。」
「リアリズムの追及」は、印象画、抽象画、はたまたマンガを描く時も絶対的な基本だなと思いました。
大野先生:
「今後、2つのエンカハールは、3つ、4つと増えていきます。ここをしっかりやっていけばいくらエンカハールが増えてもしっかり描くことができます。」
この絵は2ヶ月かけて仕上げます…仕上がる自信はありませんが、がんばります。
あっという間の二時間。今日はここまで!
大野洋平×洋画サークル
昨年2016年に大野洋平さんの個展がClefで開催したときのイベントページ
高知新聞の記事はコチラ。大野先生の素晴らしき経歴も記載されております(*^^*)
【先生の作品】
※ClefのFacebookページより抜粋
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